この世には2種類のプロサッカークラブがあります。
-「まともなクラブ」と「そうじゃないクラブ」
海外のクラブはよく知りませんが、Jリーグ界に存在するクラブは大体この2種に分類されると思ってます。
設定した目標を達成すべくその見込みが高いチーム作りができる「まともなクラブ」。
目標は設定してるけどなんかよく分からん気の狂い方をしてやたら遠回りしたがる「そうじゃないクラブ」。
個人的な印象で恐縮ですが、Jリーグ界のほとんどのクラブは後者に分類されているとみています。
「優勝」だの「昇格」だの言う割には、その手段が「攻撃的なチーム(作り)」で、試合において「相手より得点を多く奪う」ことで「勝ち点を得る」ことを標榜してるクラブ・チームのなんとまぁ多いことか。
その取り組み自体否定しませんが、実現出来てるチーム、ほぼ無いんですよね。
「優勝」や「昇格」するために「相手より多く得点を奪う」チーム作りをしてる割には、どのチームも「フィニッシュ」のバリエーションが少なすぎで。
J2だと熊本くらいじゃないでしょうか、攻撃にバリエーションを複数持っているチーム。
「黒田ゼルビア」の試合を見続けて思ったんですが、自称「攻撃的なチーム」のそのほとんどが、「黒田ゼルビア」の「弱点」を攻めて来ないんですよね。
「黒田ゼルビア」の守備、しっかりしてる、という印象はありますが、第17節に清水の秋葉監督が試合前に語ったように、堅くはない、と個人的に思ってます。
「弱点」あるんですよ。
が、堅くはない、と言った秋葉エスパルスでさえも、その「弱点」を突いて来ない。
あったとしても、90分の中で1、2回だけ。
何度も何度も能動的に「黒田ゼルビア」の「弱点」を突く(突いた)チーム、熊本だけなんですよね。
例として出させてもらった秋葉エスパルスがどういうチームなのかは知りませんが、自称「攻撃なチーム」のほとんどは試合において「自分たちの、自分たちによる、自分たちの為の攻撃」しかして来ない印象です。
「自分たちの都合」のみを考慮した攻撃練習しかしてないのでは?と感じてしまうほどには相手の「弱点」を突こうとするチーム、無いです。
本来、「優勝」や「昇格」のための「攻撃的なチーム(作り)」で、試合において「相手より得点を多く奪う」ことで「勝ち点を得る」ことが目的なはずなのに、「攻撃的なチーム」という概念に引っ張られて肝心の目標を蔑ろにしてる現場陣、多すぎ。
試合において「相手より得点を多く奪う」ことこそが重要なはずのに、「自分たちの、自分たちによる、自分たちの為の攻撃」という「自分たちの都合」のみを考慮した攻撃で相手の「弱点」を突こうともしない。
-サッカーという「相手」がある競技で「自分たち」しか考慮しない
だから私は自称「攻撃的なチーム」に日舞やダンス感を感じるんですよね。
そもそも、順位的な意味で結果を出す目標を設定したならば、その手段として「攻撃的なチーム(作り)」は難易度が高いです。
相手の「弱点」を突けるほど「フィニッシュ」や「ビルドアップ」にバリエーションを持たせる取り組み、頓挫しやすいのが近年のJリーグでして。
-J3の選手はJ2へ、J2の選手はJ1へ、J1の選手は海外へ
各々のリーグで好成績を出した選手、大体個人昇格します。
「攻撃的なチーム(作り)」で順位的な意味で結果を出せるのは「選手を獲る側」になれるお金持ちクラブだけです。
「選手を獲られる側」のクラブはチームの「技量(練度)」を「優勝」や「昇格」出来るほどにまで上げる(錬れる)時間的余裕が無いんですよね。
そんなわけで、Jリーグにおいて「攻撃なチーム(作り)」という手段、結構罠だと思ってます。
環境的に優秀な選手ほど果ては海外に行ってしまいますし、「優勝」や「昇格」という目標を達成出来るほど「フィニッシュ」や「ビルドアップ」にバリエーションを持たせられる人材(監督)が居るよう(来る)には見受けられませんし。
見ていてワクワクする、というような、お客さんへの訴え、としては良いのかもしれませんが、結局試合において「相手より多く得点を奪う」を実現させられる見込みが高いチームが現状(J2では)熊本くらいしか存在してないので(「攻撃的」で「見ていてワクワク」させられるの現状J2だと熊本だけじゃね?って話です)、個人的に「攻撃的」という概念(手段)に良い印象が無いんですよねぇ。
こういった意味で、Jリーグの置かれている環境・状況を考慮に入れて目標設定し、それを実現出来る見込みの高いチーム作りをするのが「まともなクラブ」。
どういった事情からかは分かりませんが、そういった環境・状況をある程度度外視して「理想(やりたい)」に振ってチーム作りをして苦しんでるのが「そうじゃないクラブ」。
-レノファだけじゃなく、むしろJリーグ界全体が理想主義者だらけのお花畑の住人で構成されてるなぁ~
なんて最近思ってたりします。
だから黒田監督という究極の現実主義者がそういった連中をボコボコにする、というか手玉に取る姿が見ていて痛快だったりするんですよねぇ。
さて、前置きが長くなってしまいましたが、レノファです。
先日行われた「小山・渡部コンビ」によるJリーグ界への「エスナイデル投下事件」について、個人的な見解を述べていきたいと思います。
フアン エスナイデル 監督就任のお知らせ | レノファ山口FC (renofa.com)
以前私は↓
こういった記事を書きまして。
「飢えた子供」(レノファ)に必要なのは「本」(ビジョン)ではなく「パン」(勝ち点)でしょう。
といった主旨だったんですけども。
-「小山・渡部コンビ」は「飢えた子供」(レノファ)に「玄米」(エスナイデル)持って来たw
っていう。
ちょっと予想の斜め上、というか、次元が違うところからの一撃に衝撃を受けました。
レノファは今シーズン名塚監督体制下で第14節までで 13得点27失点 と炎上してまして、ゼ・リカルドが率いていた清水の時のような大きな下振れ感も無く、さりとて上がり目も無かったので(名塚監督自身が潰した)普通に降格筆頭候補だったとみてました。
そんな状況だったもんですから、「飢えた子供」(レノファ)に「パン」(勝ち点)を与えてあげられるような人選をするのだとばかり思ってたんですよ。
具体的に言うと「失点を防げる人(監督)」をあてがう(与える)のだと。
今シーズンのレノファには「得点を期待できる(理想二桁)選手」が見当たらないんですよね。
なんかシュートが枠に飛ばないし、そもそも中々打たん。
「得点力の向上」と「失点を防ぐ」を天秤にかけた時、後者の方が取り組みとして実現出来る可能性(見込み)が高い、とみてたもんですから。
失点爆発で炎上してたレノファに、私だったら水をかけることで消化を試みると思うんですが、「小山・渡部コンビ」はガソリンぶっ掛けて全てを灰にしようとして来た。
まぁ、要は「小山・渡部コンビ」は炎上してたレノファに「失点を防ぐ」という水をかける消火作業ではなく、前者、「得点力の向上」というガソリンぶち撒けるヒャッハー消し炭ゴーイングクレイジー(語彙力)を選んだ、と。
そりゃ、驚きますわな。
正気を疑う気の狂い方をしてるなwって。
私はエスナイデルのサッカーを見たことない(19年に見たことあるかもですが、覚えてない)ので、シーズン最序盤に解任された19年を除いた17、18年に残したスタッツからでしか判断できませんが。
-エスナイデル、「勝てる監督」ではない
です。
2017年 70得点58失点
2018年 72得点72失点
目標が「優勝」や「昇格」ではなく「トップ6」であるなら問題はありませんが、それでも「失点が多い」です。
過去私が度々取り上げている塾長の作るチームと傾向がよく似ています。
「失点が多い」チームは「勝てない」んですよね。
黒田監督式に言うと、一時「勝つ」ことはあっても「失点が多い」チームは「勝ち続ける」ことが出来ない、でしょうか。
なので、言い換えると
-エスナイデル、「勝ち続けられる監督」ではない
になります。
つまり、「失点が多い」ので「上位を狙える監督」ではない、とみてます。
17年にシーズン最終盤の7連勝でプレーオフ圏内に滑り込みましたが、それまでは基本大体「1試合2~3失点」してるチームで、最後の7試合で何故か「1試合0~1失点」のチームに変貌してやたら良いスタッツになってましたが。
この時のことはあまり参考にしない方がいいかもです。
エスナイデルを見る時は18年が本質な気がします。
「失点が多い」ので勝ち続けてないんですよね。
18年は7連勝なんてしておらず、2連勝が精一杯でした。
だからこの年は14位です。
やはり前年の6位はあまり評価しない方がいい気がします。
渡部社長は「プレーオフに入った」ことを評価してましたが、これ、入念な準備の元「狙って入った」というより、勢いで「なんか入れた」だけなんじゃないかなぁ。
まぁ、エスナイデルへの評価は「プレーオフに入った」だけではないらしいので別にいいんですけどもね。
根本的にレノファはエスナイデルに「した」のか「せざるを得なかった」のかで、見方も評価も変わって来るので何とも言えないんですが、そんなこと分かりようもないので、この辺りは置いときます。
「後任・エスナイデル」はレノファにとって能動的な望まれた形での就任だったのか、成り手が居なかったという受動的な致し方なしの就任だったのか、そんな分かりようもないことより「エスナイデルレノファ」を語ろうぜ、ってことで続けて見解を述べます。
「エスナイデルレノファ」個人的にかなり好印象です。
あくまで見方によりますが。
先ほど述べたように、エスナイデル、「勝てる(勝ち続けられる)監督」ではない、と思ってます。
なので「エスナイデルレノファ」を見る時は「勝ち負け」で評価しない方がいいです。
「エスナイデルレノファ」は「面白いか面白くないか」で見た方が、精神衛生上よろしいかと。
「レノファ山口FC」は狂ってます。
「レノファ山口FC」は狂ってます。
大事なことなので2回言いました。
普通失点爆発で炎上してたら「失点を防ぐ」という消火作業に当たるはずなのに、ナニを思ったか「得点力を上げる」方に重きを置いてガソリンをぶち撒ける発想に到ってます。
頭おかしいです。
正気の沙汰ではありません。
失点爆発で炎上してるのに「失点が多い」エスナイデルを連れて来たわけで、もうワケが分からんのです。
エスナイデルの監督就任記者会見を見ましたが、どうやら代名詞の「ハイライン・ハイプレス」をやる気満々のようで。
これ、現在のレノファでは笑っちゃうくらい「ハイリスク・ローリターン」です。
前でボールを奪ってもそれを得点に繋げられる選手がいないんですから。
エスナイデルが来ただけでレノファの選手たちのシュートが全部枠に飛ぶ、なんてことはないでしょうから、リスク(「ハイライン・ハイプレス」)を掛ける割にはリターン(得点)が得られない、っていう。
しかもベットの掛け金は「死(降格)」。
エスナイデルが残留用のサッカーをするとは思えませんし、そうするならもうエスナイデルなんて呼ばないでしょう。
もう一度書きますが、レノファ、気が狂ってます。
「死(降格)」を掛け金に「ハイリスク・ローリターン」の賭けに出たんですから。
こんなもん、真面目に見る方がどうかしてますよ。
どう考えたっておかしなことやってんですから。
ちなみに「千葉ではダメだったけど山口なら」なんて考え、捨てた方がいいです。
-霜田正浩さん、ってご存じです?
昔レノファで監督やって、その後大宮を経由して現在は山雅の監督をされてる方なんですけども。
-霜田さん、なぁ~~~んも変わってねぇから!
Jリーグの監督というキャリアの中で、良くも悪くも様々な収穫が本人にあったはずですが、なぁ~~~んも変わってねぇんですよ。
自身が作るチームが「勝てない(勝ち続けられない)」なんて分かり切ってるはずなのに何もしねぇんですわ。
エスナイデルも同じですよ。
「千葉での反省を~~~」なんて期待、絶対しない方がいいです。
そんなことが出来るなら千葉後に約4年もプー太郎やってないですよ、エスナイデル。
変わらずに売り込み続けて、なんか知らんけどレノファがホイホイ釣られただけですよ。きっと。
そんなわけで、レノファのファン・サポーターの皆さん。
レノファの気の狂った賭け、退路(言い訳)はありません。
「千葉での反省を活かして~」なんて期待出来ない特に進化してないであろうエスナイデルは、千葉の頃のまんまを山口でもやるでしょう。
70、72得点も期待出来ない現在のレノファからすれば、エスナイデルの取り組みは普通に「ハイリスク・ローリターン」になること間違いなしです。
降格筆頭候補だったレノファは変わらず降格筆頭候補のままであります。
こんな狂った「レノファ山口FC」を、そして「エスナイデルレノファ」を、正気を保ったまま見続けるのってバカらしくないですか?
「小山・渡部コンビ」は炎上してるレノファにガソリンをくべましたし、エスナイデルは元気よくレノファを燃やし尽くすと思うんですよ。
-もう、笑っちゃいません?
勢い良く燃える様を見て笑い、その燃え尽きた大地でエスナイデルは「全裸で奇声を発しながら斧を振り回す」(←例えでTwitter上に出てた)でしょう。
もう考えるだけ無駄だと思うんですよ、このクラブ。
一緒に狂った方が、踊った方が楽しいんじゃないか、って。
「まともなクラブ」ではありえない、逆に言うと、見られない、そんな取り組みがレノファでは見られるわけです。
「そうじゃないクラブ」の方のレノファに「まともなクラブ」を見る思考で評価しない方がいいんじゃないでしょうか。
「まともなクラブ」を見る時はまとまに。
「そうじゃないクラブ」が狂ってるなら見る側も狂う。
これが適切な距離感なのではないでしょうか。
幸い、と言って良いのか分かりませんが、以前↓
こういった記事も書きまして。
レノファはアレもコレもと手を出さず、過去一番実績の出せた「プレス」に特化していけばいいのでは?
ということを書いたんですけども。
エスナイデル、なんかその通り「プレス」に特化してくれそうなんですよね。
「後期・霜田サッカー」である「前からボールを奪いたい」「後ろでボールを繋ぎたい」でレノファは停滞してましたが、なにやら「後ろでボールを繋ぎたい」の方はそんなに意欲的でない印象なんですよ。
というか、ポゼッションに関してはほぼコメントしてないはずです。
「ハイライン・ハイプレス」に関してはやる気満々なようでしたが、それ以外についてはあまり言及してなかったと記憶してまして。
この点は非常に好印象なんですよね。
「レノファはボールを持つチーム」とコメントしていたチームの軸である矢島先生や前ちゃん、そのほかの選手たちと上手いこと折り合い付けてほしいです。
なんなら騙してほしいんですよね。
「攻撃だ!」なんて言いながらやってることは「守備」みたいな。
エスナイデルはずっと「我々は攻撃的なチームだ!」って言い続けながらも、練習はほぼ「プレス」だった、的な?
プレイする選手も見てる側も「レノファ攻撃的なチームだ!」認識でありながら、実は「守備」のチームでした、とあらゆる方面の人を騙してほしい。
個人的にはこんなことを少し期待してしまっていますが、どうなるでしょうね。
エスナイデルって「”3-1-4-2”」もやるみたいなんで、レノファでもやってくれねぇかなぁ、と思ってるんですよ。
理想は右から
GK 関
CB 高橋・生駒・ヘナン
アンカー 神垣
WB 高木・橋本
IH 前・矢島
CF 梅木・大槻
とか面白そうだなぁ、って。
ケガ人全員復帰、橋本強制帰還させてますけどね。
中盤は「神垣・前・矢島」のジェットストリームアタック。
これで前線から相手をサイドに圧縮して行ったら強そう。
ま、願望は願望として置いといて。
今後は気の狂った「ハイリスク・ローリターン」な謎の賭けに出たレノファを見届けるに当たって、「考えるな、踊れ」という姿勢がいいのではないか、と。
「全裸で奇声を上げながら全斧を振り回す」サッカーをするらしいエスナイデルに、「攻撃的と見せかけて、実は守備的だったのさ!」と騙されたい思いがあります。
どの道、エスナイデルは「勝てる(勝ち続けられる)監督」ではないので、この監督のまま「J1を目指します」なんてことにはならないと思うんですよ。
近年、といっても直近3年間だけですが、「J1優勝」に関しては分かりませんが、「J1昇格」なら、「監督はほぼ就任1年目で達成してる」んですよね。
リカルド・ロドリゲスの徳島と、シーズン途中就任から翌年昇格した鈴木監督が率いた磐田は例外ですが、他は全て「監督就任1年目」で昇格してます。
-「○○が種を植え、○○が水を撒き、○○が花を咲かせる」
というチーム作りの概念が時代遅れになってきた感を感じてます。
今年に関しては2位以下が混戦なので2位は置いといて、現在首位を快走してる町田は「監督就任1年目」だったりしてます。
その「黒田ゼルビア」に「ポポヴィッチゼルビア」味、感じないんですよね。
「種を植え、水を撒く」より「花を持ってくる」時代なんじゃないかなぁ、と。
選手にしろ、監督・コーチにしろ、です。
そんなわけで、レノファはいつ本格的に「J1昇格」を視野に入れた戦略を立てるのか分かりませんが、少なくとも、エスナイデルでじっくりチームを熟成させて、エスナイデルで「J1昇格」を狙う、なんてことは無いと思ってます。
加えて、エスナイデルは別にレノファに何かを残してくれなくても一向に構わん、のです。
思う存分レノファを焼き尽くせばいいと思いますし、「全裸で奇声を発しながら斧を振り回す」をやってくれればいいかな、と。
このエスナイデルの取り組みを見られるのも今の内。
ってことで、今まさにこの時をエスナイデルと一緒に存分に踊り狂う、そんな気持ちで今後はレノファを見守りたいと思ってます。
思い返せば、レノファはこれまで何度も分岐点を迎えて来たと思うんですよ。
「攻撃的」を捨てる時期を、レノファは悉く無視した。
「攻撃的」であり続ける、「得点を奪う」取り組みを捨てなかった。
この「攻撃的」というのは「昇格」の観点からすると、本当に遠回りに感じます。
数多のそんじょそこらのクラブ・チームが「攻撃的」であろうとしてチームの出力を下げ、目標を達成出来なかった歴史を持ってます。
レノファも大枠はそんなそんじょそこらのクラブ・チームと同じ道を辿ってると思いますが、「プレス特化」でなら可能性を感じます。
その為には、プレイする選手も、見てる側も騙すのが肝要かな、とみてます。
「攻撃的だと思ったら守備のチームだった!」というトリックを使える魔法使い、エスナイデルにその資質があるか、結構楽しみです。
正気を疑うレノファの賭け、踊り狂いながら見守りたいと思います。