最近思ってることを吐き出すガス抜き記事です。(最早記事と呼べなくないか?)
何かに対して罵詈雑言を並べ立てるとかそんなつもりはありません笑
ポストするだけでは吐き出しきれないので文字数を大量に確保できるブログでドボボっとやってしまおう、と。
さて、最近日本代表の試合を見たり、町田がJ1行った時用に事前準備の意味でJ1の試合をいくつか見たり(昨日昇格確定したので無駄にならなかったです)、「デゼルビブライトンの完璧なビルドアップ時の立ち位置!」みたいな切り抜き動画を見たりして思ったことがあるんですよ。
-この人たち、上手すぎじゃなぁい?
って。
例えばデゼルビブライトンの試合はフルで見たこと無く、切り抜きでしか知らんのですけども。
「この時の配置ガー」とか「この時のサポートの入り方ガー」とかやたら称賛されてたんですけど。
-いや、関係なくない?
って思っちゃうんですよね。
-ハメられてても自力で剥がしとるやん
って。
確かに可変してるし配置も変わってるんですけど、なんか配置だけでシバいてる感じしないんですよね。
ボールを動かして、人(味方、相手)を動かして、陣形崩して、崩したところを攻める。
ホント、現象だけ捉えるとそうなってるなぁ、と思うんですが。
結局どこかではスーパープレー出てるやん、っていう。
すなわち「1対1を制する」箇所が出てますよね?と。
デゼルビブライトンではSBや中盤、降りて来たCFがボールを「獲られない(失わない)」んですよね。
多少無理筋でもキープ出来ちゃってるし剥がしちゃってる。
あまりにも当たり前かのようにシレっとやってましたが、いや、スーパープレーじゃん、って。
そして最終局面、フィニッシュの局面でも三苫とか両WGの選手がボールを「獲られない(失わない)」結果、ゴールゲット。
随所でボールを「獲られない(失わない)」というクソハードル高いスーパープレーの連続の結果でゴールを奪って、それで「配置(可変)が素晴らしい」とはこれいかに?です。
評価そこ?!っていう。
クソ上手い選手たちにクソ上手いプレーを気持ちよくしてもらえれば点決まるよね、っていう戦力から逆算した状況整理のような運用(采配?)は見習うところがあるかもですが、やってるプレーに関してはどこも、何も参考にならんわい、と。
サッカー選手としての価値がウン十億、ヘタすればウン百億もするような人たちがやってるプレーの結果を抽出して学べる要素なんて無くね?って。
仮に私がオオタニサンの全てをマネしてもMLBで10勝も40本塁打も出来んやろ、という感覚に近いです(?)。
まぁ、結局何が言いたいかといいますと。
-「繋ぐ」戦術はボールを「獲られない(失わない)」選手ありきだよなぁ
です。
ボール保持の目的って、色んなものが考えられますけど、基本は前進じゃないですか。
じゃあなんで前進が必要なのか?って言ったら得点の為だと思うんですよ。
得点するためにボールを保持して、ボールを動かし、人を動かし、していく。
でも結局それってボールを「獲られない(失わない)」選手が複数いないと成立しなくないかなぁ、と。
全盛期(?)バルセロナだって、ボールを動かして人を動かし続けてそこかしこにドフリーの選手を生み続けたわけでは無く、メッシやイニエスタとかボールを「獲られない(失わない)」選手たちが相手の陣形を破壊して得点してませんでしたっけ?って。
ボールを保持して、ボールを動かし、人を動かして前進し、得点するには「獲られない(失わない)」選手が必要だと思いますし、「獲られない(失わない)」選手がいるから保持に意味があるし、そういう選手に良い形でボール渡すために保持があるのでは?と。
で、翻ってレノファですよ。
では現在レノファにボールを「獲られない(失わない)」選手がいるだろうか?というと。
私は、いない、とみてます。
五十嵐や成岡、吉岡には可能性をビンビンに感じますが、「獲られない(失わない)」見込みが高いか?と言われると・・・。
五十嵐・成岡は「多分これからそういう選手になるんでしょうね」ですし、吉岡は現レノファの中では、くらいなもの・・・でして。
理想は相手のSBとの1対1を制すれば決定的なチャンスを演出できるWG。そして攻撃・守備側において極めて重要なエリアであるライン間やバイタルで仕事が出来る中盤の選手に「獲られない(失わない)」ミッションを遂行してほしいですが。
小林、田中、高木、松橋・・・。
中盤では、大宮戦でシャドーに入った河野がハーフスペースでドフリーでパスを受けましたがトラップミス。
バインバインしてるパスでもなく扱いがイージーに見えたボールでも、これ。
池上もいつかの試合でライン間でドフリーで受けても人がいない、呼吸が苦しくないサイドへサイドへゆったりドリブル。
レノファの前線の各所が前を向けない(向こうとしない)、中に入れない(入ろうとしない)。
前線が「獲られない(失わない)」が出来ないから他の前線の選手がサポートに来る。
自分のマーカー引き連れて。
ドフリーでもキツいのにより苦しくなって後ろに戻してやり直し。
やり直してる最中にミスが出てカウンター。自滅。
やり直せても結局は何回でも同じことが起きるからシュートを打てない。行けない。
変な話、自滅するまで何度でも同じことが起きる。
レノファがボール保持を志向すると中盤も前線も足元でボールを受けるべくボールホルダーに寄って来る。
守備側にとって嫌な位置。攻撃側にとって極めて重要な位置から外れて。
特に大宮戦が顕著でしたが、ボールを大事にしようとする結果、保持は出来るけどシュートを打てない。
打てる場所に居ない。打てる場所に行かない。
で、ここで改めて強調しておきたいんですが、私は罵詈雑言を書き連ねたいわけではないのです。
これ、批判ではないです。
レノファがボールを保持しようとするとこういうこと起きてるように見受けられます、っていう感想を書いただけです。
前線は勇気を持って仕掛けろ!
こうすべき!
みたいなものは今の私にはほとんど無いんですよね。
今年のレノファの試合を見続けて、今年も「獲られない(失わない)」選手が複数人いるようには見受けられないので、ボールを保持して、ボールを動かし、人を動かし、陣形を崩して、崩したところを攻める、みたいな戦術は成立させらない。
だから「中盤省略、ジュニさん、梅さん、やっておしまいなさい3142がベスト」みたいなポストをコソっと発信したりしましたが笑
毎年、というか、例年通り、というか。
いつもシーズンの入りはボール保持を目指すものの頓挫してる姿を見て、変なこと(ボールを動かし、人を動かし)せず、ちゃんと選手を適正のポジションで起用してあげて、攻撃はさっさとクロス、一発で決まればラッキー、入らなければゴニョゴニョさせてカオスを生んでパーンを狙う、守備は人海戦術でいいじゃん、とは思ってますがね。
されども。
以前のように「やりたい(理想)」と「できる(現実)」のギャップにイライラモヤモヤすることは・・・ない、です。
-なんか、もう、サッカーってそういうもん
という気持ちが強いです。
「やりたい(理想)」を追いかけてクソつまらん試合をしようが、そういうもんだよなぁ、って。
「できる(現実)」を最大化させて勝ちに行く姿に個人的に感動を覚えますが、まぁまぁまぁ、と。
本来「やりたい(理想)」と「できる(現実)」は両輪で、片っぽだけ回すものでは無いと思ってます。
「やりたい(理想)」は行動のエネルギーですし、これが無いと永遠に現状維持以上にはならないです。
ただ、レノファの場合は「やりたい(理想)」の車輪だけ回すので同じところをグルグルしててなんだかなぁ、でしたが。
「獲られない(失わない)」選手を確保したら、っていう「できる(現実)」を担保に、そういう段階が来たら「やりたい(理想)」の車輪を回せばいいじゃん、と。
とか、まぁまぁまぁ、色々おもうところありますが
-サッカーってそういうもん
ですし、私が考えてることが正解ってわけでもないしな~、です。
岡山戦みてても、やるべきことやってる印象なんですよ。
3142から終盤4123にシステムを変えましたが。
岡山の532(たまに523)に対して、SBにボールを入れて、ワントップの大槻が降りて来たり、IHがサイドに流れたり。
非常に有効な攻め手を見せてくれてました。
ただ、「獲られない(失わない)」選手がいないので中々成立しませんでしたけども。
やることはやってる。
でも成立(完結)させられる選手はいない。
もどかしいッス。
ズッ友のクロスバー氏に教えていただきましたが、エスナイデルはなんだかんだ保持を目指してるっぽくて、ですね。
あくまで前ちゃん談ではありますが。
ロンギヌスの槍前回・・・。
この動画の大体34:20辺りからが前ちゃんのインタビューです。
霜田、渡邉、名塚、中山監督、そしてエスナイデルまでもが保持を目指すなら、もうそれはそれで大いに結構なんじゃないかなぁ、って。
歴史は大河。
ある日急に、はないです。
エスナイデルになって突然「保持や~~~めた」も無いもんだろう、と。
言ってしまえばレノファは「獲られない(失わない)」選手さえいれば・・・うーん、そこそこなんとかなりそうではあるわけで。
保持を目指すならそこは避けては通れない、というか、チームの工夫で完璧に解決出来るものでなく。
現場が戦略・戦術を変えないなら、問われるのはクラブ。フロント。
「獲られない(失わない)」選手を確保し続けるべく大きくなっていくしないよなぁ、って。
チケット代、グッズ代、スポンサー収入、の3つくらいしかクラブの収入は無いと町田の藤田社長は言ってましたが、これらを伸ばすには観客動員数を上げていくしかない、だから結果(順位)で訴えるぞ、に町田ゼルビアはなったみたいですが、レノファはどうするんでしょうかね。
私は答えを持ち合わせてないです。
だから見守りたいです。
レノファが是として掲げてるサッカーは本当に難易度が高く、クラブを大きくしないと成立させられないものだと感じてます。
だからこそ、そこに創意工夫、奮闘努力が生まれる。
クラブが大きくなるまで現場が耐えられるのか、その前にいつかカテゴリーを落としてしまうのか。
今年は個人的にサッカー観戦で大きく価値観が変わり始めてます。
名塚レノファの絶望(今となっては名塚さんの「1対1で勝て!教」も理解できます。というか、これ、ある意味本質ですしね笑)、中山監督代行の苦悩、エスナイデルレノファの采配の楽しさ。
色々味合わせてもらいました。
が、結局最後は「レノファで一番面白いのはサッカーじゃなくてフロントの運営だよなぁ」に着地しちゃう。
このブログの名前、自分自身ピンと来なくなってるなぁ!
今回はこんなところで。
次は多分余程のことが無ければ レノファ 対 町田 の試合前プレビューを書くと思います。
今年は本当にこの2チームに楽しませてもらいました。
方や昇格(優勝)争い、方や残留争い、ですよ?
スリリングでした。
感謝の気持ちを込めて書かせていただきます。
もし次の記事が目に留まったらその際はどうか読んでやってください。
では。