レノファ船・志垣丸の第一ターム振り返りと雑感

オヒサシブリデス。

 

約148日ぶりに我が家であるこのはてなブログに帰って参りました。

 

以前と比べて格段に書くペースは落ちましたし、たまに書いたとしてもnoteでコソコソ書いてたんでホント久しぶりです。

 

 

あー、落ち着くわー

 

 

この彩りなく味気のない感じ、たまらんですわ。

 

写真準備しなくていいし。(ボソッ)

 

 

いや、ね。

 

私って今このはてなブログとnoteの二つのアカウント持ってるんですが、今後どっちで活動していくか悩んでたんですよ。

 

 

そんな折

 

-noteで日和ってんじゃねぇ(意訳・・・でも無い気がするw)

 

ってご意見をいただきまして笑

 

 

実は、ってほどのもんじゃないですけど。

 

noteで書くときはちょっと余所行きの服で感出してたんですよね。

 

なるべくキレイな言葉使おっと☆って。

 

 

はてなでは汚ねぇ言葉で、noteではキレイな言葉でやっていく二重人格運用しようかと企んでたんですよ笑

 

批判したい時ははてな。肯定(賞賛)したい時はnoteで、みたいな。

 

 

その影響でしょうね。

 

最近はnoteの更新ばっかりでしたから。

 

そろそろ・・・ゲテモノ、いっとく?

 

 

 

 

 

と、まぁ、そんなわけで。

 

これからこのはてなブログの方で、志垣船長の開幕から第6節、第一タームの振り返りと雑感を書いていきたいと思います。

 

 

つまり・・・分かるな・・・?

 

 

って言ってもなー。

 

正直今のレノファに毒をバラまきながら辛口でブッタ斬る!要素どこに無いんですよねー。

 

ゲテモノを希望される方の期待には応えられないかもですが、もしお時間ありましたら付き合っていただけたら幸いです。

 

じゃ、いくー。

 

 

 

 

 

 

 

 

開幕から第6節、第一タームでのレノファ船・志垣丸の航海の大雑把な印象ですが。

 

 

守備・最高

 

攻撃・クソ

 

 

なんですよね。

 

あ、ごめん、毒ありましたわw

 

まぁ、この臭せぇ臭せぇ毒を扱うのは後にして。

 

 

ちょっと話逸れますが、先日とある方がレノファの「シーズン別順位推移表」を作成されて、それをDMで送ってくださったんですよ。

 

これは”レノファの極秘中の極秘資料”ってわけでもないでしょうからちょっと紹介させていただきつつ、見解を述べさせてください。

 

今からズラッと数字が並びますが、順番は、何年、第一・二・三・四・五・六・七ターム(6節ごとにターム分け)時に何位だったか、そして最終順位の順です。

 

 

2016年 10 5 9 8 7 10 12  12

 

2017年 18 20 22 20 21 21 20  20

 

2018年 4 4 2 5 10 10 8  8

 

2019年 20 20 19 15 15 14 15  15

 

2020年 18 20 21 19 21 22 22  22

 

2021年 20 17 16 15 15 17 15  15

 

2022年 13 15 18 15 18 17 16  16

 

2023年 15 17 19 17 20 20 20  20

 

2024年 9 ? ? ? ? ? ?  ??

 

 

 

 

近年、特に2020年から傾向が出てるように感じるんですが、”第三ターム終了時点の順位が最終順位に近い”のでは?と。

 

他には”第一ターム終了時点の順位の±5以内が最終順位”になってる、とかですかね。

 

これはレノファだけを見てるので他のクラブの傾向は知りませんし、絶対的な指標にはなり得ませんが、目安としてはおもしろいですよね。

 

 

私はシーズンをターム分けするメリットは”チーム状況の把握がしやすくなる”ことだと思ってまして。

 

ざっくりですが、シーズン終了時に少しでも上の順位でフィニッシュするために↓

 

 

第一・二タームで課題の発見

 

第三・四タームで課題の修繕・改善

 

第五タームで課題の修繕・改善を形にする

 

第六・七タームで勝負

 

 

が目安になるのかな、と。

 

タームごとのチーム状況によりけり、やることを早めたり延長したりして運用していく。

 

課題の改善が見込めないなら勝負期を遅らせたり、逆に余裕があるなら本来予定に無かったことをテストしてもいいでしょう。

 

 

そういう意味で、”第一ターム終了時点の順位から最終順位が上がってる年”って、レノファがJ2に昇格して以降の8年間で19年と21年の二回しかないんですよね。

 

 

これ・・・ほとんどの年で運用に失敗してね?っていう。

 

 

J2昇格以降のレノファの監督はことあるごとに「ブレない」とか言ってたんで、タームごとの概念があったかどうかは定かではないですが。

 

「ブレない」のも大事で、それは勝負期、第六・七タームごろなら全く正しいと思うんですが、レノファの歴代監督は大体第一タームから言うとったぞ。

 

塾長や名塚監督が「ブレない」と言う度に「いや!ブレろ!ブレろ!」と思っていたのが懐かしいです。

 

 

19年は塾長が珍しくブレて3421に変えて順位を上げて、爆発的に順位を上げそうだったのに、その後4231にしてなし崩し的にフィニッシュした何とも言えない年ですし。

 

21年は渡邉監督の9ヶ月の遺産じゃ。

見てくれよ?

じょじょ~に順位を上げていってる美しさを。

 

 

 

 

まぁ、そんなわけで。

 

レノファのJ2昇格以降の8年間の内、ちゃんとチームを運用出来てたのは21年の9ヶ月しかないんですわ・・・。

 

逆に凄いよ。

 

なんで降格免れ続けて来たんやろ?

 

うん、まぁ、それは置いといて。

 

志垣船長ですよ。

 

 

今年は例年と違って試合数が少ないので、どれくらい過去のレノファの傾向が当てはまるかは分かりませんが。

 

一応”第一ターム終了時点の順位の±5以内が最終順位”という傾向を当てはめると、今年のレノファの順位は14位~4位のいずれかになるのではないでしょうか?

 

 

いやー、見たいよねぇ・・・トップ6入り!

 

 

レノファ山口FCの悲願、トップ6入り。

 

これを今年成せるかどうかは全てタームごとの運用にかかっていると思うのですよ。

 

あとケガ人が爆増しないかどうか。

 

軸想定の選手以外なら運用でなんとかなりそうではありますが・・・。

 

 

今年14位になるか4位になるかーーー。

 

 

その分け目は”志垣丸の攻撃の修繕・改善”になって来ると思ってます。

 

 

ようやく戻って来ました笑

 

長い寄り道でしたがここから話を戻します。

 

 

 

 

最初に触れましたが、守備は良いんですよ、守備は。

 

最高です。

 

ブロック組むときにボランチの選手がディフェンスラインの前でちゃんと構えてる。

 

これが出来るの黒田ゼルビアと志垣レノファしか私は知りません。

 

大体のチームはブロック時ボランチが行方不明です。

 

ボランチがマークで中央にいられない時は2トップの内の片方が戻って来ますしカッチカチやで。

 

 

プレスにしてもミドルゾーンで構えるやり方と、ルヴァン・山雅戦での大失態以降、前からハメに行く一人一殺プレスもお披露目してくれましたし。

 

早くて第二、第三タームくらいから改善に着手するのかな?と思っていたら第一タームの4節・長崎戦から見せてくれたので驚きましたよ。

 

 

第一ターム時点でこれほどの守備が出来て、かつ、改善も行われている。

 

 

これはね、ホント凄いことですよ。

 

 

ただ、プレスの際にコースの切り方が甘かったり、切ってるのに通されたりがありますし、ブロックの形自体は素晴らしいんですが、一人一人を見ると対応が甘かったりがありまして。

 

特にブロック時のクロス対応。

 

ヘナンが露骨すぎるんですが、完全にマーカーを外すんですよ笑

 

つくべきマーカーを外して「多分ここに来るやろ」で構えるもんですから危ないのなんのって。

 

第5、6節の徳島・愛媛戦で同じように対応して同じようにしっかり届けられて(頭越されて)相手にシュート打たれてたんで・・・うーん、どうなんでしょうねぇ。

 

徳島戦の時点で「やべぇ、やっちまった」というのがあれば愛媛戦で繰り返さないでしょうから、多分治らないんじゃないかなぁ。

 

昔っからこういう対応してましたし。

 

黒田ゼルビアだとこういうの魔改造されるんですけど(MDが移籍後すぐに治りました)、志垣レノファは形は出来るけど細部は選手のセンスに任せてる感あるんですよねぇ。

 

形が出来てる時点で超すごいんですけど、詰めがやや甘く感じるのも事実でして。

 

細部を選手のセンスに任せるなら、私はヘナンをCFにコンバードすることを推しますが・・・。

 

いつまで経っても一番危険なエリアでマーカーを外す、レノファの誰よりもクロス・シュートが上手い、パワープレイ時のヘディングの落としどころがツボを心得尽くしてる、何気にミッチェル・デューク顔負けのポストプレーも出来る(中央で受けてサイドに展開する判断・技術、誰よりも上手い)。

 

スタミナに不安を残す以外、スペック見たらどう考えてもCFやんwって。

 

梅木が疲れたらヘナンが投入がベストやろ、っと。

 

 

 

 

すんません。また話が逸れました。

 

細部で気になるところはありつつも、形はJリーグでもトップクラスに仕上がってるので後は(精度は)選手の頑張り。

 

ホント、守備は良いんですよ、最高なんですよ、守備は。守備は。

 

 

攻撃ですよ・・・問題は・・・。

 

 

逆にあのレノファがここまで素晴らしい仕上がった守備を開幕からしてるってことは、ひょっとしたら攻撃はほぼ未着手だったんじゃね?って思わなくもないですが。

 

古くは塾長期、直近では名塚期の悪癖が強く残っちゃってるように感じるんですよね。

 

手数が無駄に多すぎる。

 

 

船長が言っていたコンセプトの内の一つ。

 

 

-良い攻撃から良い守備。良い守備から良い攻撃。

 

 

志垣レノファが作り上げた良い守備が、悪い攻撃で危ういです。

 

 

相変わらず相手を相手陣地に押し込んだらサイドにボールを渡してコネコネ。

 

多分相手のCBとSBの間を抜いてポケットと呼ばれる位置に侵入したいんだと思うんですよ。

 

その為に4123やってた時からずっとやってる、WG・IH・SBの3人でのコネコネをやっちゃってるんですが。

 

これが無駄。

 

無駄というよりもはや危険な自傷行為になってます。

 

 

陣形がドンドン乱れるんですよ。

 

 

今は442なのでSMF・DMF・SBの3人でコネてますが、4123の頃からそうですけど、結局相手を崩せずCFが寄って来る(参加しに来る)じゃないですか?

 

邪魔なんですよ。

 

そもそも沼田・田中渉・橋本がいたときは崩したり出来てましたが、彼らは”仕掛ける”ことが出来ましたし、抜く強さ・速さ・技術があったから成立してたんだと思うんですよね。

 

この3人以外だと、まず”パスありき”で”仕掛ける”ことなんてしないじゃないですか。

 

必ず外を向いて外にパス。

 

こんなんで相手を崩せるわけないですし、ポケットなんて贅沢な位置に侵入できるわけないんですよ。

 

外にパス、がファーストチョイスになってる選手が3人4人集まったところで崩せるほど相手は甘くないでしょう、っていう。

 

いつ、誰が、どのタイミングで、ポケットに侵入するか、のすり合わせもなくダラダラなんとな~くコネてる内にロスト。

 

そりゃそうなんですよ。

 

サイドでなんとな~くコネてる内にドンドン味方同士が近づいてきてお互いのスペースを消し合って、相手も引き連れて来るわで回せるわけも崩せるわけもないんです。

 

 

で、極めつけはそうやってドンドンお互いが近づいてきてスペースを喰い合ってしてる内になんとな~くでオーバーラップしたりするじゃないですか。

 

これが代表的な自傷行為

 

例えばSBの選手が無理にオーバーラップしたら、本来そのSBの選手がいるはずだったスペースがポッカリ空くことになる。

 

 

「今年のレノファの選手たちはフルスプリントで帰陣する」

 

 

なんてシーンを見かけますが、これ、美しい光景じゃないです。

 

 

自分たちが何の利得も得られない相手陣地でのボール保持(サイドコネコネからのオーバーラップ、無謀な攻撃参加)で、各ポジションの選手たちがドンドン持ち場を離れてしまって、それでボールをロストするから大変な、しんどい思いをしなきゃならなくなるんですよ。

 

秋田戦は相手に退場者が出ていたので構わなかったんですが、またヘナンが前線に駆け上がってクロスし始めてるじゃないですか。

 

あれ、最悪です。

 

CBの選手を駆け上がらせてクロスを上げてもらわなければならないほど、他の選手たちはなんにも出来ないんですかね。

 

CBのヘナンが前線に駆け上がることで他の誰かがCBの役割をしにディフェンスラインに降りて来なければならなくなる。

 

去年成岡が駆け上がる平瀬のお守りをした現象と全く同じです。

 

 

無駄に相手陣地でボールを保持するからドンドンレノファの陣形が乱れていく。

 

 

これが悪い攻撃。

 

各ポジションの選手たちが持ち場を離れると歪が生まれます。

 

歪が生まれている状態からはロスト時に良い守備に切り替えられません。

 

去年で言うと、駆け上がった平瀬はボールロスト時前線での守備が出来るのか?穴埋めしてる成岡はCBの守備が出来るのか?という話です。

 

攻撃時にリスクを掛けるのはある程度当たり前だと思いますが、現状の志垣レノファのリスクの掛け方はコンセプト的にも妥当とは思えないんですよね。

 

 

もうちょっと言うと。

 

レノファってポケット取れたところで得点出来てねぇじゃねぇか。

 

そもそもポケットなんて取らなくても得点奪えてるじゃねぇか。

 

なんですよ。

 

 

今年ポケットを取ったのって、分かりやすいシーンだと第4節・長崎戦の平瀬のゴリブルからのみくらいですし、そこから石川はシュートを外してますし。

 

レノファの選手が3人4人集まっても取れなかったポケットはCB・平瀬のゴリブルでしか取れてないですし、別にシュートも決まってない。

 

侵入して行くのにタイミングのすり合わせや特別な技術が必要なポケットなんて取らなくとも、得点を奪うということになんら支障はないと思うんですよ。

 

 

ブロック時ボランチがディフェンスラインの前にいる、が出来ているのは町田とレノファくらいしか知らない、と書きましたが、実際そうなんです。

 

本来相手にブロックを組まれたら一番得点を期待出来そうなエリアが封鎖されるはずで、そこが封鎖されるからこそポケットを、になるはずなんですが、封鎖されてないんですよ。どこもかしこも。

 

スッカスカや。

 

ルヴァン・山雅戦が分かりやすいですが、霜田山雅のブロックは特に甘いというのもあると思うんですけど、大体のチームがバイタル空きます。

 

ファーにクロスして中央に落とす。

 

古典的でクラシカルな攻撃ですが、対応できてるチーム、ほぼ見たことありません。

 

なんなら上げるクロスの質によりますが、4対1の攻撃側数的不利でも一発で仕留めてしまうことが可能なんですよ。Jリーグは。海外は知りません。

 

舐めてるわけではありません。

 

そういうもんなんですよ。何故か。

 

 

一番得点を期待出来そうな中央が攻撃時封鎖されるからこそのポケットを、のはずが、封鎖されてないんで遠回りせず中央で仕留めてしまえばいいんですよ。

 

幸い、レノファは中央で仕留めることが出来る(出来ている)選手がよりどりみどりじゃないですか。

 

山雅戦で山本、ジュニ、末永が得点を奪ったのはどこからの配球で、どのエリアで仕留めましたか?という話なんですよ。

 

逆に言うとその仕留めた(仕留めることが出来た)エリア以外からのシュートは軒並みホームランだったりしますけども。

 

まぁ、だからこそ得点を奪うために遠回りせずさっさと中央に放り込んでカオスを作って決めてしまえと思うんですがね。

 

 

 

 

と、まぁ、そんなわけで。

 

私が感じている志垣レノファの攻撃のグチを書かせてもらいました。

 

中央の守備がちゃんと出来てるチームはほとんど無く、今のレノファの前線は中央で仕留めることが出来る選手だらけ(逆に言うと中央以外は弱い、シュートが枠に飛ばん)、ボール保持を相手陣地で行うと陣形が乱れて良い守備に繋がらない。

 

 

まとめてみると昔から私はレノファの攻撃について同じこと言ってるなぁ、と笑

 

 

「レノファの選手たちは足元の技術に秀でていて、フィジカルが弱い」

 

 

みたいな風潮あるじゃないですか?

 

 

私、これずっと疑問だったんですよね。

 

別にレノファの選手たちはJ2リーグの中にあって特別足元の技術に秀でてないと思いますし、言われてるほどフィジカル弱くないと思ってるんですよ。

 

岡山戦で平瀬が「芝ガー」ってコメント出してましたが、ホームとはいえ岡山の選手は苦も無くボール回してたやんけ、って思っちゃいますし、田邉の新保へのパスはことごとく右足に入っちゃってましたし。

 

ファイナルサードでのやり取りも、技術力の無さからかよくミスしてますし、サポートありきになってるじゃないですか。

 

J2リーグというカテゴリーで、攻撃時1対1を制する見込みの高い選手ってレノファにいなくないですか?

 

強いて言えばジュニくらいでしょうか。

 

そんなもんだと思うんで技術力ありきの攻撃止めたらいいと思うんですよね。

 

やれショートパス主体のビルドアップやら、やれポケット狙いじゃー、やら。

 

特別、あるいはダントツで技術力に秀でてない限りは全部リスクですし自傷行為ですよ。こんなん。

 

 

逆にグレイソンとかルカオが来るとキツイですが、あのバキバキの長崎相手にも強度で渡り合えてたんでこっちで勝負すればいいのでは?と。

 

 

 

 

第一タームではやらかすシーン無かったですが、現状の陣形乱れまくる攻撃だといずれどこかで波状してくると思うんですよね。

 

良い守備が出来ているからこそ、身の丈に合った良い攻撃を。

 

そう感じた第一タームでした。

 

 

J2で特別でダントツの技術力を必要とする攻撃なんてしなくとも得点は奪えますから。

 

第二、三タームに向かっての運用に当たって、レノファは何かを作り上げる必要が無いのは幸いです。

 

第六、七タームの勝負期に向かって身に付けることではなく、脱ぎ捨てていく、重くするのではなく軽くする、これこそが今年4位(トップ6入り)を狙っていくうえで重要なのではないか思っています。

 

 

少なくとも攻撃に関しては今までの理想、「繋ぎたい」という未練を断てるか、がポイントになって来るんじゃないかなぁ、と。

 

 

結局いつものことですけども、「やりたい」ではなく「出来る」を最大化できるか、って話になっちゃいますね笑

 

 

長崎戦の失点以降、何故かビルドアップがとてつもなく良くなったり、プレスは色んな形を持ち始めてますし、ブロックは超良いし、第一タームでありながら課題に対して修繕・改善が行われているので、船長ならひょっとしてフィニッシュも・・・の想いや期待が大きいです。

 

今年は第七タームないですが、勝負期までにどれだけ今まで積み上げて来た歴史を脱ぎ捨てることが出来るか、軽くなった身体でどれだけ駆け抜けられるか、ブーストを掛けられるか。

 

 

何をどうしたらいいか分からねぇ・・・。

 

っていうどうしようもない状況なのではなく、しかも特別趣向を凝らさなくても良い状態。

 

 

-今まで是としてきた事を止める

 

 

たったそれだけでレノファは上を目指せます。

 

断言します。

 

従来通りの攻撃のままなら14位付近、止めたら9位以上は間違いないです。

 

現状を続けるなら自滅があるんですよ。

 

今年は強度が高いのでごまかせるところもあると思いますが、自滅してる内は順位上がりません。

 

その自滅のリスクを抱え込まないだけで、捨てるだけで勝手に順位上がると思うんですよね。

 

 

ブロック、プレス、ビルドアップへの修繕・改善への着手感をみてるに、フィニッシュへの取り組みはこれからなのかなぁ、っと。

 

志垣丸の第二ターム航海、楽しみです。

 

あれだけボランチに好き勝手やらせた割に、急に相手のFWの後ろに立たせたり、しかも謙介、田邉、池上、相田、誰がやってもホント急にちゃんと出来てたりしたので、これだけ見ても、現状の不可解な攻撃を船長が放置するとは思えないんですよね。

 

 

あのクソみたいな攻撃を善しとしてるとはどうしても思えない。

 

 

期待しつつ見守りたいです。

 

 

 

 

 

 

 

 

最後に、ちょっと抽象的な表現が多くなったので、もう少し具体的に志垣レノファの攻撃の改善案を、私の願望込みで書いてみます笑

 

お時間ありましたらあとちょっだけお付き合いください。

 

 

現状のレノファの攻撃の問題点は

 

 

・自分たちの強いところで攻められていない

 

・相手陣地でボールを保持すると陣形が乱れて良い守備に繋げられない

 

 

だと思うんですよ。

 

 

レノファの攻撃時の強いところは中央、それもボックス内、CB付近なのではないでしょうか。

 

逆にここ以外で強いところが見当たりません。

 

サイドで1対1を制することが出来るようなサイドアタッカードリブラー)はいませんし、渡邉監督の言う”箱”やバイタルで呼吸が出来るような、前を向けるような、自分でシュートまで持って行けるような選手がいないんですよ。

 

一般的に相手にとって最も嫌がられるエリアで仕事が出来るタイプの選手がいないです。

 

みんな逃げます。勝負しません。仕掛けません。

 

 

新保やジュニ、若月辺りは例外でしょうか。

 

 

そんな印象なので、マジでレノファの相手陣地でのボール保持は意味を為さないと思ってるんですよ。

 

サポートに来て!サポートに行かなきゃ!な前線が相手を崩せるわけもなく。

 

 

だから崩さなくてもいいですし、崩す必要なんてないんです。

 

 

先述の通り、別に技術的に難易度の高いショートパス主体のビルドアップや、ポケット狙いなんてしなくても、中央を見事に封鎖しきってるチームなんてほぼ無いので、得点を奪うに当たって”崩す”なんて考えなくていいんですよ。

 

 

レノファの前線は中央がめちゃ強い。

 

中央以外はめちゃ弱い。

 

 

だから今の時代(?)に噛み合いまくってるんですよ。

 

 

中央、相手のボックス内以外は弱いわけですから、レノファの攻撃は

 

 

いかに早く、いかに多く、相手ボックス内にボールを届けるか

 

 

が肝になって来ると思ってまして。

 

 

ショートパスで相手の出方を伺いながらゆっくりトロトロとか、ポケットとか、そんな遠回りいらないです。

 

ロングボールバコバコでいいんですよ。

 

これも、前線にいる味方目掛けて蹴ると相手の強いところであるCBが前向きに飛んで来るので狙うはスペース。

 

”人”ではなく”スペース”。

 

相手のDFを後ろ向きに走らせるロングボール。

 

これで相手陣地に相手をおしやって、ボックス内に素早く選手を送り込んで素早くボールも送る。

 

ロングボールを受けて状態が悪いなら相手に当てて出しちゃえばいい。

 

すかさず相田がロングスローですわ。

 

これも相手ゴールのGKが出れないニア側に投げれば高確率でコーナー取れますし。

 

コーナー取ったらボックスボックス♪と。

 

 

 

 

で、私が現状思うレノファの攻撃の最善の形は

 

 

”442から343可変”

 

 

です。

 

 

442から3421ではなく、343。

 

いわゆる”3CB・3CF”です。

 

1トップ2シャドーとか言う段差、いりません。

 

横並び3CFです。

 

 

例えば、後方右側から

 

 

ボム、平瀬、ヘナン、新保

 

吉岡、前、相田、河野

 

若月、梅木

 

 

の並びから左肩上がりで

 

 

ボム、平瀬、ヘナン

 

吉岡、前、相田、新保

 

若月、梅木、河野

 

 

このような形へ。

 

 

もう一度言いますが、”横並び3CF”ですw

 

 

アジアカップでイランが日本代表相手にやった戦術が最強だな、と思ったんですが。

 

この”横並び3CF”で梅木あたりがちょっとだけ、本当にちょっとだけ降りて後方からのロングボールを頭で適当に前方にズラせばそれだけで相手と2対2を事故的に作れちゃうんですよね。

 

梅木はスラす、他の二人は裏抜け。

 

シンプルでありながらとても有効な攻撃。

 

100回やって100回チャンスを作れるわけではないですが、それはショートパス主体のビルドアップでも同じことですし、リスクがない分、レノファの場合はこっちの方が安全に決定機量産できそうなんですよね。

 

 

かつ、レノファのCB陣って平瀬にしろヘナンにしろ上がりたがりじゃないですか。

 

 

もしレノファが相手を相手陣地に押し込めたら、WBにボールを渡して、左右のCBに入る選手にサポートしてもらえばいいと思うんですよ。

 

この時、WBは出来るだけボールを前に運ぶ、逃げない。オーバーラップを待たない。

 

オーバーラップで上がって来る選手が使う予定のスペースは、君が相手を抜くためのスペースや、っと。

 

ボールを前に運べない、仕掛けられない、って時は相手にぶつけちゃう。

 

もし低い位置でスローインになったら相田なりに縦に思いっきり投げてもらって、そのボールを相手にぶつけて出せば、今度は高い位置でスローイン、相田がロングスロー、と。

 

 

もしある程度ボールを運べたら、左右のCBはWBの選手に対しての戻しのパスコース、パスが来たら速やかにクロスを上げられる位置を取る。

 

 

暫定左右のCBに入るであろう選手はヘナンとボム。

 

 

これ続けてたら多分今以上にクロスを上手く上げてくれるようになると思うんですよ。

 

 

 

 

私が願っているのは”タスクの簡略化”でして。

 

 

”箱”に入ってパス受けて・・・で、どうしよう・・・。

 

 

とか、ピッチで判断しなければならないことを出来るだけ減らして、やるべき仕事を明確にすることでパフォーマンスを上げていってほしいのです。

 

尖るから、強い。

 

これを見たいのです。

 

攻撃で色々選択肢を持てるのは強者の特権ですよ。

 

 

横並び3トップは一人はスラし役、二人は裏抜け。

 

WBはボールを前方に運ぶ人。

 

ボランチはセカンド回収。

 

左右のCBはクロス狙い。

 

 

全てはレノファの強い場所で戦うため。

 

すなわち、ボックス内へ!です。

 

 

 

 

もし相手が嫌がってプレスに来なくなったりしたら、その時こそ念願の「繋ぎたい」を発揮してくだされば。

 

343なんでパスコースはいっぱいありますのでね。

 

CBから大好きなボランチの選手がボールを触る、が出来るパスを入れてWBに回して、運んでもらってクロス、無理なら左右のCBに戻してクロス。

 

相手がプレスに来ようが来なかろうが、結局ブロックが強いチームはほぼないんでどこが相手でも強気に戦えます。

 

 

 

 

うーん。

 

やっぱりレノファの攻撃に関しては19年の時から言ってることが変わらない気がするなぁ笑

 

私は当時からこういう攻撃こそ最強!至高!と思ってるんですが、みなさんはどうですか?

 

 

 

 

 

久しぶりにはてなで書いてたら一万字超えちゃった笑

 

長くなりましたが以上です。

 

第二タームがどのような航海になるか、実りある充実した航海になるように応援していきましょうね。

 

では、また。