高井さんをベンチ外に置ける監督

9節と10節の感想を書いておこうと思います。




なーんか仕事が忙しくなっちゃって一つ一つ書けなかったのでまとめて書いちゃいます。

試合はしっかり見てたんですけど、もう記憶が定かではないので"こんなことがあったよ、確か"くらいの内容になると思います。

それじゃ、いくー。




まずは、9節 away 北九州 戦。

結果は 0-0 の引き分け。

群馬戦と似たようなシステムで、内容としては"引き分けでよかった~"ってくらいボコボコにされてたような気がします。

関様は神様。

神がレノファに勝ち点1をもたらしてくれた試合だったかなーと思います。





次は、10節 home 京都 戦。

結果は 0-2 で敗戦。

この試合は見ていて面白かったです。


最初メンバー表を見たときは、左から、

石川、渡部、真鍋、澤井

の4バックかと思ってたんですが、試合が始まると、

真鍋、渡部、石川、澤井

の並びに見えた…んですが、実は

真鍋、渡部、石川

の3バックだったと。

澤井はウイングバックだったですねー。

状況により左の高木を降ろした5バックを作ったりしてました。

今シーズン初の3バック御披露目。

フォーメーションは 3-4-1-2 だったでしょうかね。

おそらくトップ下に配置されていたであろう池上が右に左に自由に動き回ってたんで定かではありませんが。


京都の 4-1-2-3 にガッチリ人を当てはめるやり方でした。


ビルドアップにしてもそのままやったらお互いガッチリ人が当てはまっているので、"4バック化+ボランチ"で上手いことボールを前に運んでましたね。


いやー、ホント、色々見せてくれる監督ですね。

見ていて楽しいです。


ただ問題点が2つほどあるかなと…。


1. 選手の配置

2. 最後のクオリティー


マジのガチでシステムはいいと思うんですよ。

でも悲しいくらいにそのシステムに合う選手配置になっていないように見えるんですよね。

例えばですけど、"4バック化+ボランチ"を作ったとして、左SB担当が真鍋でいいのか?

とか

高木はやっぱり右の大外に張らせといた方がいいんじゃないか?

とか、ですね。


まー、でもこれってその内いい感じに落ち着くと思うんですよね。

おそらくですが、現状はシステムだけ急いで作って、選手に合う合わないは置いといて取り敢えず練習とか頑張ってる選手を配置してみる、っていう段階なのかなー、と。

先に器を作ってから、後で入れるものを考えればいいよねっていう。


これは、まー、わかる。

しゃーない、しゃーない。

ただ、器だけ作った段階だからかゴールを目指す上での最後のクオリティーに不満が出ますね。

今は"ディフェンスの時はこう!" "ビルドアップの時はこう!"みたいな動きの確認をしながら試合を進めている感じなので"ゴール決める時はこう!"みたいなオフェンスの約束事が無いように見えるんですよね。

あー、これも時間が解決しますかね?

いい感じに出来るシステムが増えて来てますので、そのシステムごとに合う選手を配置できるようになったら、いよいよオフェンスの約束事決めよか?的なチーム作りなんでしょうか。

なんだかんだチームの雰囲気は良さそうに感じるんですよ。

練習で余程手応えがあるのか池上が復活しましたしね。

すっかり2019年仕様の池上ですわ。

あのどんよりしたサッカー楽しくねぇわーって顔してた池上がこうも変わりましたからね。

練習や試合で手応えや結果が着いてくるようになると、一気に勝てるチームに変貌しそうな期待感が持てます。

なので、まー、2020年のようなことにはならないでしょうから気長に待ちましょ。

いうて3連戦で1勝1負1引き分けは上出来ですから。




最後に雑談。


今レノファ、というか渡邉監督が探してる選手って、

・ 得点できる選手

・ 左サイドに置ける左利きの選手

だと思うんですよ。


いくらシステムを作ってる段階だからといっても、完成するまで無得点ですーでは降格しちゃいますがな。

たとえ狙ってなくても理不尽に得点取ってきてくれるやべぇのを前線に置きたいと思ってる、はず…。

で、その候補は浮田だと思われます。

というか浮田しかおらん。

(か、高井…さん…)

ただ浮田は現状左サイドでクロスに飛び込んだり、張ったところからクロスを上げたりという役割をこなしてます。

これって浮田が左利きだからだと思うんですよ。

あと左足のキックの精度が高いから。

ということで浮田を前線で起用するには "左サイドに置ける左利きの選手" の発掘をしなければなりません。

え?橋本?

うん。

助けに来てほしいよねー。

でも、まー、置いときましょ。

彼にはしっかりサッカーも勉強も頑張って慶應を無事卒業してもらうとして、今のレノファにいる選手で探しましょ。

ってなると候補は 新保 か 起 ですよね。

新保はオフェンスで高い位置を取らなかったのでちょっと厳しい。

なので期待したいのは起。

怪我がちでなかなかピッチに立てない彼ですが、個人的に"起待望論"の熱は今がマックス。

彼の出来次第で浮田を前線に置けるかどうかが決まると思ってます。

なので、早ければ次節町田戦ででも見たいですねー。




で、ですよ。

起がそんなシンデレラストーリーを歩いてくれたらベストですよ。

ただずっと怪我がちで試合に出れなかった選手にそこまで期待するのも精神的によろしくない気がしてます。

そこで個人的な保険として心に留めているのが"高井さん怪物ルート"ですよ。

そもそも高井さんがフォワードで出場して理不尽にゴール決めてくりゃいいんですよ。

よし。完璧だな。

てことで町田戦では高井さんが理不尽怪物選手に覚醒するか起の起用を期待してます。