上位チームのスタメンの平均プロキャリア年数

先日行われた 第2節 京都 VS 磐田 の試合を見て思ったんですよ。


うめぇぇぇ


って。




なんというか、流石昇格候補筆頭同士の試合!って感じでした。

細かい戦術のところは置いといて、単純に選手としての質が高いんですよ。


止めて、蹴って、運ぶ


シンプルにこの三つが上手い。


ながーい距離のサイドチェンジがバシッと決まりますし、受ける方もピタッと止める。

見ていて「ああ キレイなサッカーやってるなー」と感じました。


結果2-0で京都が勝ちましたが、上手さで言えばどちらも同じレベルに感じました。

よりゴールに向かっていくプレーをした京都が勝ったなーという印象です。


磐田は昨年の京都みたいでした。

めちゃくちゃ上手くてボールも回るんですけど誰もシュート打たないっていう。

今年の京都は全員上手い上にピーター・ウタカを中心にシュートまでいきますからね。


レノファとしては開幕戦で勝てて本当にラッキーでした。


それで、この試合見てて思ったんですよ。

確かに戦術とか大事ですけど、それ以前にその戦術を実行する力、土台にあたる技術を身に付ける方が先なんだなと。

いちいちパスミスやトラップミスしてたら戦術もクソもないですからね。


で、「なんでこの二チームの選手たちはこんなに上手いんやろう」と思って選手名鑑片手に観戦してたんですけど、大体両チームの選手たちはプロキャリアが長かったんですよ。


以前「上位チームのスタメン選手の平均在籍期間」は調べましたが、やはりその時から気になっていた「上位チームのスタメン選手の平均プロキャリア年数」も調べるべきだろうと思ったので調べてきました。




調べたのは在籍期間と同じく5年前の2015年から。

「対象チームが最も使用したフォーメーション」→「該当するポジションで最も多く起用された選手」→「その選手のプロキャリア年数」を11人分。

その合計を11で割って平均を出しました。


その結果


【2015】

1位 大宮 「9.8」
2位 磐田 「10」


【2016】

1位 札幌 「8」
2位 清水 「8」


【2017】

1位 湘南 「7.6」
2位 長崎 「6.2」


【2018】

1位 松本 「9.6」
2位 大宮 「7.1」


【2019】

1位 柏 「8.5」
2位 横浜FC 「11」


となっており、1、2位全体のそれぞれの平均は


【1、2位それぞれの平均】

1位 「8.7」
2位 「8.4」


となってました。




この5年で最小は2017年に2位になった長崎の「6.2」で、逆に最大になったのが2019年に同じく2位になった横浜FCの「11」でした。

上位チームのスタメン選手の平均プロキャリア年数は「6.2~11」で、理想としては「8.4~8.7」といえるかもしれません。



次回はこの数字を2016年以降のレノファに照らし合わせてみた結果を書いていこうと思います。