前回、上位チームのスタメン選手の平均プロキャリア年数を調べて書きました。
2015年以降のJ2で、上位チームのスタメン選手の平均プロキャリア年数は
1位 「8.7」
2位 「8.4」
となっていることが分かりました。
ちなみに上位に食い込んだチームの中で最小の数値は2017年に2位となった長崎の「6.2」で、最大が2019年に同じく2位となった横浜FCの「11」でした。
このことから上位チームに入るためには、スタメン選手のプロキャリア年数が平均「6.2~11」内で、理想は「8.4~8.7」であると結論付けました。
さて。
ではJ2リーグに2016年から参加したレノファのスタメン選手の平均プロキャリア年数はどうだったか見てみます。
【2016】
12位 山口 「4.8」
【2017】
20位 山口 「6.2」
【2018】
8位 山口 「9.5」
【2019】
15位 山口 「4.9」
となっていました。
平均数値が最大の2018年で過去最高順位の8位を記録してますね。
逆に最小の2016年は12位と健闘していますね。
過去最低順位の2017年は平均が「6.2」と上位を狙えそうな数字でしたが、何かが上手くいかなかったんでしょうね。
監督交代もあり奮わない記録を残してしまいました。
2017年のように数字上上手くいきそうでも、歯車が噛み合わないと上位にいくのは難しいようです。
一応数字をまとめてみると、レノファの残した実績的に
・スタメン選手の平均プロキャリア年数が「4」代で中・下位
・上位候補の「8」代に近い、あるいは越えてくると上・中位
ということが言えそうです。(2017年は考慮してません)
では、以上のことも含めて、今年2020年シーズンのスタメン選手の平均プロキャリア年数を見てみます。
とはいえ、まだ2試合ですからね。
まだレギュラーもよくわかってませんので、ここは開幕戦スタメンの選手たちのプロキャリア年数を調べました。
【2020】
4位(7/1現在) 山口 「8」
となっていました。
過去最高順位の2018年の「9.5」には届きませんが、それでも過去5シーズン全体の上位チームの平均、「8.4~8.7」には近い数字です。
「4.8~4.9」で15位~12位
「9.5」で8位
という実績を考えると、今年のレノファは
「12位 以上 8位 以下」
の成績を残しそうですね。
過去の実績的にはそうですが、2017年に2位となった長崎のの「6.2」には越えてますし、ここは当初のクラブ経営計画にあった目標の「J2 上位」、「プレーオフ圏内 6位以内」をやはり目指してほしいですね。
霜田体制で歯車噛み合わないはなさそうな気がするので、2017年のようなことは避けられると勝手に思ってます。
6位以内で上々の出来ですが、あわよくば2位以内も狙えるプロキャリア年数平均ではありますのでワンチャンも期待してます。