【第38節 away ザスパクサツ群馬戦】 6発大勝。

あれは、そう。

2019年頃のことだったと思います。

当時レノファがユニクロとコラボしてオリジナルTシャツを数種類販売したんですよ。

 

でね。

私、運の良いことにそのタイミングでちょうど実家に帰省してたもんで、そのオリジナルTシャツ全種類買えたんですよ。

 

あれからもう3年くらい経ってるわけですが、それらのオリジナルTシャツ達は若干色あせつつも私の部屋着としてバリバリの現役。

まさに今現在もシコシコブログ書いてるわけですが、着ているのはオリジナルTシャツ達の内の一着なんですよ。エヘヘ///

 

 

そんな何でもない日常からですらレノファ愛に満ち満ちている私の生活。

先日悲しい事件が起きました。

 

 

ホントね。

フッと。

 

 

カップヌードル食いてぇな」

 

 

って思ったんですよ。

 

 

ホラ。

 

その時深夜だったんですが、あの時間帯って急な食欲が襲ってきたりするじゃないですか?

 

アレよ。アレ。

 

 

で、ラッキーなことに「こんなこともあろうかと」を予測して事前に”カップヌードル カレー味”を買っていた過去の自分に「ナイスぅ」なんて称賛を送りながら台所で作ってたんですよ。

 

ほんで、お湯を注いで3分経ったんで台所からテーブルにカップヌードルを運んでたんですが。

 

 

その時、事件は起こった!

 

 

なんか「はよ食いてぇ!」という浅ましい煩悩に負けてたのか、勢いよく運んでたせいでカップヌードルの汁が私の方にこぼれたんですよねぇ。

 

でね。

こぼれたカップヌードルの汁が私の乳首から腹にかけて垂れちゃったんですわ。

 

 

「熱っあぃ!」

 

 

その時多分変な言葉が口から出ちゃったと思うんですが、問題なのは熱さじゃねーんですよ。

 

 

私が食べようとしてたカップヌードル

 

カレー味だったんですわ。

 

ちょっと想像できます?

 

その時の画を。

 

 

もうね。

 

 

ウンコよ。

 

 

私の乳首から腹にかけて、ウンコが垂れちょる。

 

 

「え?その服でケツ拭いたん?」ってくらいの見た目になってちゃってるぅ。

 

 

涙目になりながら急いで付け置き洗いして後日洗濯機にかけたんですが、ダメだったよぉ。

 

 

私の大切なレノファTの内の一着。

 

ご臨終です。

 

部屋着としてならまだワンチャン。

とか思ったんですが、ダメやねん。

私ん家、アマゾンとかzozoとか来るからさぁ。

 

配達員の人に「うわっ こいつ服にウンコついてるやん」とか思われたくないって。

 

思い入れのある大事な大事な一着だったんですが。

無念であります。

まさかこんな形でお別れを迎えるなんて。

 

 

ウンコには勝てなかったよぉ・・・。

 

 

 

 

いや、カレー(味の汁)やけどな!

 

 

ってことで最近ちょっと落ち込み気味の私です。

皆さんお元気ですか?

 

 

さて、前置きはこれくらいにして今節の試合を振り返っていきたいと思います。

 

 

今節はawayで相手は群馬。

ごめん。

今シーズンの群馬には何の印象も持ち合わせておらぬ。

ただでさえレノファ以外の試合見てないし、ハイライトですら見てないもんでね。

 

去年だと「大前が居るか居ないか」でだいぶチームの印象が変わったよねぇ(?)、っていう記憶があるんですが。

ちなみに私としては「大前が居ない」方がチームにアグレッシブ感が出てた気がするので、大前が京都に謎の個人昇格を果たして、「ザ・オーソドックス」なイメージのある大槻組長が指揮してる今シーズン、割と強いんじゃないの?なんて予想してたんですけども、下位に甘んじちゃってる、と。

 

まぁ、群馬の収益・人件費って確かJ2リーグの中でも最下位から数えた方が早いくらいものだったはずですし、毎年苦戦してても、さもありなん、って感じではあるんですがね。

 

でも何やらここ数年群馬のホーム「正田醤油スタジアム群馬」でレノファは勝ててないらしいじゃないですか。

なんだかんだ直近の成績良く勢いのある今こそ、ボチボチこの場所で勝っときたいなぁ、っていう思惑はムクついてきますわな。

 

そういえば、今「正田醤油スタジアム」の字面を見て思ったんですけど、「正田醤油」って「正田のしょうゆ」作ってる企業さんですか?

 

あ、もしそうならお世話になってますぅ。

 

ウチの冷蔵庫にもありまして重宝させてもろうてますです。

 

 

ごめん。

話が逸れた。

 

 

群馬のことはよく分からんし、なんか「正田醬油スタジアム」でここ数年勝ててないらしいけど、最近の両チームの勢いを鑑みれば「今のうちに勝っとけ!」とか思いながらの観戦。

 

 

 

 

結果は 6-1 で大勝。

 

 

 

 

「今のうちに勝っとけ!」とは思っていたものの、過去の私の見立てではこの試合は「引き分けでも十分」だったんですが、まさかの6発大勝。

 

レノファがJ2で「6得点」もブチかますなんて過去にあったんでしょうか?

 

少なくとも私がレノファウォッチングを始めた2019年以降は「6得点」なんて無かったはずなんでめちゃくちゃ驚きましたよ。

 

 

レノファなら「6得点」よりも「6失点」の方が現実味あるし? -ボソッ

 

 

すんまへん。すんまへん。

ってことで、空前絶後の最高の結果を叩き出したこの試合を、個人的に気になった点を中心に感想書いていきます。

 

 

 

 

まずは、レノファの「ビルドアップ」。

 

 

前節ではお久しぶりの「謙介・渉コンビ」のダブルボランチが相手のFWとMFの間のエリアから二人して消える、という悪い意味でクソ面白いビルドアップ披露してました。

 

試合に勝ちこそしましたが「やっぱ成岡居ないときちぃわ」と感じた一戦だっただけに、今節も成岡がベンチにすらおらず、ダブルボランチは「謙介・渉コンビ」継続という判断に不安を覚えてたんですが。

 

 

今節の「ビルドアップ」、とても良かったですね。

 

 

この試合では最近お馴染みとなっていた謙介落としの「”2+1”」の形を控え、後ろの”2”を生駒・前ちゃんが担う形となっていました。

 

で、後ろでボールを保有した際に、謙介が降りて、渉が”1”を担う「”3+1”」に変形する機会が多かったですが、これがすごく良かったように感じたんですよ。

 

今までのビルドアップ時に行われた「”2+1”」への変形という名の「”3-4-2-1”から”4-1-4-1”」への変形ですと、よっぽどフィールドプレーヤー達に卓越した技術がないと相手を剥がせずボールを前進させられなかったんですが、今節の”3+1”への変形でこれまで抱えてた諸問題をある程度解決出来たように見えました。

 

レノファの「”2+1”」型のビルドアップは、以前行われた「日本対ブラジル戦」で日本がビルドアップで苦しんだ原因と全く同じ理屈で上手くいってなかったんですよね。

いわゆる「”4-1-4-1”」でビルドアップを行うと、相手に「”4-4-2”」でプレスに来られると太刀打ち出来なくなっちゃうんですよね。

一応布陣としてはアンカーの”1”が空いてはいるんですが、この”1”は相手の”2”で消せるので、実質「全てのポジションの選手がマークにつかれてしまっている状態」に陥ってしまうぞ、と。

 

 

シーズン序盤からビルドアップに関してこの問題を「選手の成長」で解決を試みてた名塚監督ですが、ついに「仕組みの変更」の方向で動いてくれましたね。

 

 

記憶がおぼれ気ではあるんですが、この「”3+1”」への変形も、今まで流れの中でなかったわけではなかったと思うんですが、この日は”1”を担った渉、そして前ちゃんが素晴らしかった。

 

謙介込みの”3”、そして”1”の渉が相手の「”2”の脇」攻略への意識が高ったように見えたんですよ。

 

ビルドアップの際、謙介や前ちゃんから渉にボールが渡ったら、前ちゃんが前進して相手の”2”の脇でボールを受けられる位置に移動、そして渉はそれを見逃さずパス、そして前ちゃんは余裕を持ってボールを保有出来る、と。

 

ドフリーでボールを受けた前ちゃんは相手の出方をよく見てパスを選択出来ますし、パスコースも多く(構造上必ず誰かがフリーになれる)、理想的なビルドアップでした。

 

相手からすれば、前ちゃんにサイドハーフの選手を突っ込ませたとしても、後ろに謙介、横に渉、斜めに高井さん、縦にケンティーがいましたから、誰を誰が抑えるか、相当悩んだんじゃないでしょうかね。

 

見間違えなら申し訳ないんですが、この試合の2得点目は、ケンティーからライン間でドフリーの池上に渡ってから、というものでしたが、構造上相手の”2”がこちらの”3”を抑えようとしても”1”が空きますから、その”1”をボランチの選手の縦スライドでマークしようとしても、絶好調水戸ばりにCBもその縦スライドについていかなければシャドーが浮きますからね。

 

そのCBの縦スライドが間に合わない間に上手くその穴をつけた攻撃はお見事でした。

 

 

生駒・前ちゃんの”2”の間へ降りて来る謙介も、決め打ちで取り敢えず降りる、というものではなく、パスを受けながら”3”へ、という移動をしてまして、これが個人的に好きだったんですよ。

 

非常に私好みな移動で素晴らしいと感じました。

 

 

おしむらくは、左サイドのビルドアップは上手いこといってましたが、右サイドにはまだ課題が残ってる点。

 

生駒がボールを受けた際に高橋が下がってきてしまうんですが、逆です。

 

生駒の隣くらいにまで降りて来てしまうと、生駒のドリブルのコースが無くなりますし、相手からすればそのまま突っ込んで行けばいいのでむしろ自分で自分の首を絞める動き方になってしまってるんですよ。

 

理想は生駒がボールを受けたら高橋上がる、吉岡内に絞る、池上が高橋が上がったスペースに降りる、あるいは吉岡、池上関係なく高橋が内に絞る、だと思うんですが・・・。

 

そもそもで言うと、後ろ3枚は前・生駒・高橋のままでいいとは思うんですが、謙介はディフェンスラインに落としてこそ輝くと思ってるんで、高橋にはちょいと頑張ってボランチの辺りでのプレーを磨いて欲しいな、と。

 

なので、今後ももし(相手の出方次第ですが)ビルドアップの際”3”を継続するなら、その”3”は前・謙介・生駒が担って、高橋にはどうか「内に絞る」動きを覚えてもらって”1”の渉くらいの高さ(位置)でのプレークオリティーを身に着けてほしいなぁ、と、そういう話です。

 

高橋って、もう”3”を担ってそこからのパス出しをそんなに間違えないタイプの子だと私は認識してますんで、この辺は、右サイドからのビルドアップも高橋も「伸びしろ」と思ってます。

 

 

全体的に「伸びしろ」を残しつつも「良いビルドアップ」が見れたのは嬉しい限りです。

 

 

ただ、今節に関しては今までずっと「”2+1”」でビルドアップをして来たレノファに対して、その対策をして来たであろう群馬を出し抜けた結果、という側面もあるとは思いますので、これをゴール・完成とせず、どうかこれからもチームとして「相手の優位を取る」気持ちを失わないでほしいです。

 

 

 

 

いつもだったらレノファの「プレス」にも言及するんですが、この試合に関してはあんまり覚えてないもんでノータッチで。

 

後は気になった選手をピックアップして終わろうと思います。

 

 

 

 

まず、池上。

 

 

この選手マジで変わりましたね。

相変わらず「降りて云々」は苦手な様に見えますが、「ペナルティエリア内での意識」と「相手のCBとSBの間を狙う意識」が格段に変わった印象です。

 

去年くらいまではシュートを打てるところでもパスを選択してたりしましたが、今年はやけに「ゴールへの意識」が高いように見受けられます。

 

名塚監督の「さっさと中へ入れ」を忠実に守ってくれてますし、中に入ってからの意識の途切れなさ加減も最高です。

 

「相手のCBとSBの間」に関しては出し手としても受け手としても非常にレベル高ぇな、と感じます。

特に受け手・池上が絶品なんですよね。

オフサイドにならないように膨らみながら動けてますし、この辺を仕込んだの誰なんでしょうねぇ。

 

2019年から鑑みればプレスに関しても「後ろを消す」「連動する」プレスの掛け方が上手くなってますし、時の流れを感じます。

池上がご機嫌な時はレノファが「ブロック」を敷いた際にめちゃくち頑張って守備してくれる印象ですが、そんなでもない時はゆったりディフェンスしたりしてるんで、誰か常に池上のご機嫌をMAXに持っていってくれんかなぁ。

 

 

私の個人的な認識なんですが、池上を一言で説明するなら「レノファに所属してる選手全員の取説持ってる選手」なんですよね。

 

池上って味方の特徴をよく抑えたパスやらなんやらを出したりする印象なんですよ。

 

高井さんへの「イってこい」パスが多分歴代で一番上手かったりしますし。

 

割とピーキーなタイプだとは思うんですが、「レノファが気持ちよくサッカーをする」ことを考えれば池上ってホント素晴らしい選手だなぁ、と。

このまま「生涯レノファ!」を貫くんでしょうか?

気が早いですが去就が気になります。

 

 

 

 

お次、眞鍋。

 

 

今節久々に出場しました。

65分までに3点リードだったもんで「眞鍋が見てぇ」と思ってた矢先、途中投入されました。

 

眞鍋に関しては以前書きましたが、かなりメンタルをやられちゃった印象だったんですよね。

 

正しく自分の課題に取り組めてるようにはとても見えなかったんで心配してたんですが、ようやくまたピッチに立つ姿を見れましたよぉ。

 

 

その眞鍋のプレーを見た個人的な印象ですが、「リハビリは順調。が、まだ迷ってる」って感じでした。

 

 

後半はレノファがビルドアップを行う際”3”をそのまま3CBが担う形が増えていて、その”3”に組み込まれてた眞鍋。

この辺は「つつがなく」感を感じました。

少なくとも渡邉体制下レベルのプレーが出来てたように見えました。

 

やっぱね。

高橋と眞鍋はビルドアップ時にそのまま”3”を担えばええんですよ。

(高橋にはボランチくらいの高さでのプレーしてみてほしいな、と思ってはいますがね)

 

 

一番大切な守備面ですが、非常に「おっかなびっくり」感を感じました。

眞鍋の守備面での良い点であり悪い点でもあるのが、「前に出る際の潔さ」だと思ってるんですよ。

眞鍋がハマってる時って、尋常じゃないくらいインターセプトかましますから。

ただ、判断がすこぶる良いかと言われるとそうでもなく、「えいや!」と前に出たもののタイミングバチくそ悪かった、っていう時もあるよねぇ。

 

確か天皇杯の水戸戦でも前に出るタイミングミスって大惨事を招いてましたし。

 

この辺の気持ちの整理というか、守備面における課題にどう向き合ったかにも注目してたんですが、なるべく勢い任せにせず落ち着いて対処しようとしてた姿を見て「おっかなびっくり」と私が感じたのかもしれません。

 

 

トータルの印象としては攻守に課題に向き合ってるように見えましたし、完全に立ち直ったようには見えませんでしたが、眞鍋が攻守の課題に一定の答えを見出して迷わず戦える気持ちになったらきっとすげぇ選手になってくれると思えました。

 

 

個人的な、実に勝手な願いなんですが、「眞鍋にはプジョル的な存在になってほしい」って思ってるんですよね。

 

いわゆる「闘将」ってやつになってほしいんですよ。

 

眞鍋にはミスしようが、失点しようが、常に声を張り上げて味方を鼓舞してもらって、絶対に下を向かない、味方選手からもファン・サポーターからも信頼されてる選手になってほしいなぁ、って。

 

だからレノファのキャプテンとして君臨してくれい、っていう。

 

「上手さ」だけがサッカー選手の価値じゃないと思うんですよ。

眞鍋が「上手くなる」に越したことはないんでしょうけども、私としては「下手でもいいから常に”闘ってくれる”選手」になってくれんかなぁ、と。

 

 

「闘うレノファ」のその象徴。

 

それが眞鍋や!

 

 

 

 

後は高井さんが「数時間(?)で6万回再生を記録」したスーパーワケ分からんゴールを含むハットトリックを達成したのだったり、大ちゃんが高井さんのハットトリック達成に向けてめちゃくちゃ忖度パスかましてたのを見て複雑な気持ちになったり、がありましたが、この辺で打ち止めにします。

 

 

他にもいろいろ感想があった気がしますが、取り敢えず「左WB・沼田が見てぇなぁ」と思ったことだけ書いて終わります。

 

 

それでは。