【第39節 home いわてグルージャ盛岡戦】 個人的にはちょっとショックだった引き分け。

菊地が引退表明したり、町田の「外画でテロリスト側でトム・クルーズやらジェイソンステイサム辺りと共演してたことありそうな男」ことポポビッチ監督の退任が発表されたり、水戸の「This is!!!」「NANIMONAI!!!」の名言でおなじみの秋葉監督も退任を発表されたり、なんか色々あった週でしたね。

 

他にもアントニオ猪木氏や「笑点の紫」こと円楽さんが亡くなったり・・・。

 

安部ちゃんの国葬や静岡でなんかあったのも先週でしたっけ?

 

 

色々起きすぎよ。

私全然追えてない。

時事に取り残されておる。

 

 

っていうのもね。

なんか知らんけど先週忙しかったのさ。

仕事が。

 

いや、実働時間は短かったんですけども、準備にえらい時間が掛かるタイプのやつだったもんで、それに忙殺されておりましたわ。

 

でね。

仕事の準備にず~~~っと時間を割いてるとアレしたくなりますやん?

アレよ、アレ。

 

 

リフレッシュだよ!!!

 

 

ってことで私式のリフレッシュ。

 

「仕事と全然関係ないことに頭を使う」

 

これを仕事の準備してて一区切り終えたたんびにやってたんですよ。

 

 

私はこういう時ゲームをしたり、サッカー関係のyoutubeを見たりするんですが。

 

偶然にもその時イタチ氏の動画を発見したんですよ。

 

「レノファな日曜日 secondシーズンに向けて」っていうタイトルだったと思うんですけども。

 

この2時間を超える生配信のアーカイブ動画。

 

 

 

 

私全部見たよ?

 

 

 

 

なんか見れましたわ。

最初は「2時間越えか・・・」なんて躊躇する思いもありましたが、意外とあっという間に時間が過ぎてました。

 

 

そんなこんな、先週はザッとこんな流れでイタチ氏の動画に辿り着いて、それを全部視聴しましたんでその感想をちょろっと書かせてもろて、その後に今節の試合の振り返りでも書いて今回は終わりたいと思います。

 

 

ってことで、イクイクー。

 

 

 

 

イタチ氏ぃ・・・。

 

最近悩んでるぅ?(ウザ絡みしてくるおっさんの距離の詰め方)

 

 

悩んでる、っていうより、イタチ氏の活動におけるパッションやモチベーションを見失っちゃった、って感じなんでしょうか?

 

ラジオが当初の想定ほど盛り上がらず(伸びず)、舎弟の「J2屋さん」もその活動において天井が見えて来てしまった、と。

 

 

あ、あの~///(モジモジ♡)

 

 

今回のブログをイタチ氏が読むか分からんですし、生配信してるのを私知らんくて当日視聴しに行ってなかったし、「今更貴様が何を!」と思われちゃうかもしれませんけど、提案していい?

 

イタチ氏の今後の活動のパッションやらモチベーションにブッ刺さるかは疑問ではあるんですが、一ファンとしての「こんなことやってほしい!」ってやつなんですけども。

 

 

「レノファに関わった選手たちの定点観測」

 

 

これを、やってみてほしいのです・・・。

 

例えばですけど、レノファから個人昇格した選手やレンタル移籍した選手、あるいは個人昇格と言わずJ2の他のクラブやJ3のクラブに移籍した選手たちの「その後」を追って情報(元気にやれているか、活躍出来ているか)をお届けしてほしいのですよ。

 

古今東西、村を旅立った若者に対して「元気にしてるかのぅ」という親心のような感情って結構誰しもが抱くものだと思うんですよね。

 

しかし、旅立った選手たちのその後が気にかかるものの、ほとんどの人が追えてないと思うんですよ。

 

私も過去、山下や三幸のその後を追おうとして挫折しましたから。

 

千葉やFC東京、湘南がバチくそ面白いサッカーをやってれば苦行ではないんですが、基本あまり興味のないクラブの試合なんて見続けられんのですよね。

鳥栖や今年の湘南は面白かったです)

 

 

が!

 

イタチ氏になら出来るはず!

 

 

「イタチ氏」と「J2屋さん」の設定的にどう書けばいいか分からんのですけど、J2の全試合を見続けた、っていう苦行でしかない経験を積んだイタチ氏になら、むしろ「レノファ関連の選手たちが在籍してるクラブの試合をチェックする」というのは今までより負担が減るのでは?

 

イタチ氏がレノファの試合を全試合見始めたのって2019年かららしいので、それ以前の選手たちをも、となると愛着も薄いでしょうしモチベーション的にきつそうなので、ぜひ「2019年以降」のレノファに在籍したことのある選手たちの「その後」を追っていただきたいのですが・・・。

 

 

正直「めんどいわ!気になるならお前が追えぃ!」と言われてもおかしくないことを提案しちゃってますが、ごめんね。

 

 

私ね、結構サッカー関連の動画やブログを見たり読んだりするんですが、こういうのって「試合分析」ばっかりなんですよ。

 

もう、ネット界で「試合分析」系の分野って耕され尽くされてると感じるんです。

 

そこで、「J2屋さん」で多くやってた「選手特徴紹介動画」に重点置いて今後活動しません?っていう。

 

 

生配信内で最終的に「(レノファサポーターという立場で)アビスパ関連の動画作って、アビスパのファン・サポーターをレノファにある程度引き込む」というような案が出てましたが、個人的にはまだ「絞る」のは早いしもったいないかなぁ、って思ったんですよね。

 

 

いや、ホント申し訳ない。

偉そうに書いちゃって。

youtubeの投稿者側の気持ちなんて分からんのですけどもね。

 

 

個人的には「試合分析」系の動画はもうお腹一杯なんで、そういうのではなくて、例えばですけど。

 

 

「この度横浜マリノスに移籍することになった橋本健人くん。彼は○○という強みがあって、それは横浜マリノスのこういう部分にマッチしてるんですこぶるチームに貢献してくれでしょう。ただ、彼は××という弱点を抱えてる選手ですので、△△という起用法をしてしまうと彼の弱点ばかりがクローズアップされる形になってしまうので要注意です。最後に。彼の目標は”将来アーセナルでプレーすること”です。ぜひ彼には頑張ってもらって、横浜さんも我らレノファも移籍金で良い思いしましょう!うはははは!!!」

 

 

的なやつ。

 

いわゆる「選手の取扱説明書動画」が見たいんですよね。

 

イタチ氏の場合は試合の分析も出来るんで、それを踏まえてチームの特徴までをも盛り込んだ「選手の攻略本動画」に昇華させて投稿してほしいなぁ、って。

 

 

「試合分析」の一歩先。

 

 

「このチームは○○なサッカーしてますよね。レノファからやって来た××くんは、△△という使い方をするとより活きますよ」

 

 

こういうの。こういうの。

 

 

「相模原に移籍しましたる浮田くん。相模原は○○なサッカーをやってますので浮田くんは××な選手ですからドンピシャ補強であります」

 

 

とか動画にしたらレノファサポーター的にも相模原サポーター的にも助かるし嬉しいと思うんですよね。

 

私このタイプの清水サポによる「成岡攻略本動画」見たかったですもん。

 

 

「相模原に移籍しましたる田中陸くん。相模原は現在○○なサッカーをしてますので、それは田中陸くんの良さが出にくいものでして、非常に残念であります。彼の元々の良さは××だとは思いますが、今後別の強みを身に付けてくれるかもしれませんし、まだどうなるかは分かりませんね。山口の地より相模原で頑張る田中陸くんを応援しております」

 

 

っていうタイプの動画でも両サポーター助かるし嬉しいと思うんですよ。

 

 

アビスパに”絞る”のは早いしもったいないかなぁ」と私が感じたのは、「レノファを移籍した○○は元気にしちょるかのぅ」と「レノファから来た○○ってどんな選手なの?」という”レノファ”と”他クラブ”のサポーターに向けて、レノファサポーターの立場で大きい分母に対して動画作れそうだったからなんですよね。

 

アビスパ”やJ2最強クラスの畑を持つ”新潟”とかに「絞る」より、”J1・J2・J3”の全クラブを対象にした方が動画伸びないッスか?

 

だいぶランダム要素でかいんですけどもね。

 

 

以前私はイタチ氏のレノファへの関わり方として「傍観・諦観スタイル」と評しましたが、配信内で「(スタイルとして)レノファサポ寄りに傾くのもやぶさかではない」的なことをイタチ氏が言ってましたんで、「(レノファの)選手の攻略本動画」なら「俺の上げる動画の視聴回数伸ばすためにも良いところに個人昇格してくれい!」と新たな観戦モチベーションも得られるんじゃないかなぁ、と。

 

 

フッと、配信アーカイブを視聴しながら思ったんでご提案させていただきました。

 

 

「レノファに関わった選手たちの定点観測」

「(レノファの)選手たちの攻略本動画」

 

 

どうッスか?

 

 

J2屋さんの「選手特徴解説動画」がどれくらいの視聴アベレージを弾き出してるのか知らないんであんまり強くご提案できないんですけどもね。

 

 

いずれにしろ、またイタチ氏が新しいモチベーションを得てラジオなり動画なりで活動されることを願ってます。

 

頑張ってね!

 

 

あっ、ちなみに。

イタチ氏の生配信個人的にはめちゃくちゃ好きだったんで、これはぜひ続けてみてほしいッス。

やっぱリアルタイムで視聴者さんとやり取りした方が話題も広がるし、なによりそのやり取り面白かったですし。

配信にアサヒ氏がひょっこり現れたり、そのアサヒ氏に「いずれお主もこうなる」とモチベーションの低下に警鐘鳴らしてたり、「イタチ氏は裏切らないでね」って某応援王と比較されてたりの流れは笑いました。

 

 

いつか私もラジオのレターみたく生配信にお邪魔してみたいなぁ・・・。

 

 

 

 

ってことで、イタチ氏の配信への感想はこれで終わりです。

配信見てない方たちからすれば「なんのこっちゃい」だったでしょう。

すんまへんね。

イタチ氏が今後の方向性に迷ってるっぽかったので「これはチャンスや!」とばかり自分の欲望・煩悩を押し付けさせていただきました。

イタチ氏におかれましては、このブログを読んでしまったとしても適当にスルーしちゃってね。

 

 

さて。

ここからは今節行われたhome岩手戦を振り返っていきたいと思います。

 

 

この試合のメンバー表を見てまず思ったのが「関どこ行った?」「成岡どこ行った?」です。

 

 

掲示板だったかTwitterで「関あるある。終盤戦行方不明」って書かれてて笑っちゃいました。

 

せっかくの「下関」開催試合。

なんとなく「関」には出場してほしかったなぁ、と。

まぁ、多分去年同様ケガだったんでしょうけどもね。

去年も「残留」が決まった次の試合からお休みに入りましたもんねぇ。

GKって過酷で大変なポジションなんですな。

関がレノファにいらして2年目ですが、五体無事でシーズン終えたことこれまで無いですもん。

 

 

ほんで成岡きゅんはどうしたん?

意外と傷は深かったのかい?

この試合の前になんか知らんけど他クラブの試合結果で「残留」が決まってたらしいレノファですから無理をする必要はどこにもないですけどね。

昇格も降格も、プレーオフも無くなった今シーズンのレノファ。

何を楽しみに観戦するかって成岡のプレーじゃろがい。

ただただ無念だな、と。

 

 

こんなことを思いつつ観戦。

 

 

レノファは先述の通り、なんか知らん内に「残留」を決めており、対する岩手はまだまだ「残留争い」真っ只中である、と。

どう考えても両チームこの試合にかけてのモチベーションの差はあるやろ、な一戦だったわけですが、久しぶりの、であり、今シーズン初の下関開催である一戦でもあるので、せっかくだし勝っときたい試合。

 

 

 

 

結果は 2-2 の引き分け。

 

 

 

 

二度リードしましたが、最後の最後の最後に追いつかれちゃっての引き分けでした。

この引き分けに関して、個人的には「ちょっと」ショックだったんですよね。

その辺の理由も含めて軽く振り返りつつ感想を書いていきます。

 

 

 

 

まず、この日のレノファの「ビルドアップ」。

 

 

これに関しては前節同様、謙介を降ろす”3”で、アンカーに入る渉とCB・前ちゃんで上手いこと相手のFWの脇を攻略できてたように見えました。

 

前半はしっかりと後ろでボールを持ってゆっくり前進し、相手陣地に相手を押し込んで味方も侵入出来てましたからある程度「ずっとオレたちのターン」が出来てた印象です。

 

 

お次、レノファの「プレス」。

 

 

前プレスしようにも、岩手は後ろで細かく繋いで、というより「ロングフィード」を選択してたもんでプレスはほぼ意味なし。

 

思い出される琉球戦。

 

レノファは前半16分頃に先制してたわけですが、攻撃時に前線にめちゃくちゃ人を送り込むので後ろの枚数心許ない。

 

 

特に「バイタル」と「CBのカバー」に危険な香りが漂ってました。

 

 

「バイタル」に関しては琉球戦と同じ。

相手はロングフィードを最前線の選手目掛けて蹴り込み、そのセカンドボールを拾おうとレノファのバイタルに多くの選手を送り込んでました。

こうなっちゃうと「謙介・渉コンビ」のダブルボランチはきつい。

そもそも攻撃時に上がりすぎてましたし、ブロックを敷いての守備においてもスライドが間に合わず非常に危険なシーンを作られる機会が多かった印象でした。

 

 

「CBのカバー」に関しても、やはり相手の「ロングフィード」に対して盤石な対応が出来てなかったなぁ、と。

攻撃時に相手陣地内に相手を押し込めたとしても、レノファの後ろが”2”枚になっている機会が多かった印象で、相手にボールを奪われて最前線のクリスティアーノ目掛けて放り込まれるロングフィードにこちらは生駒が対応してましたが、生駒が対応するともう後ろがGKの寺門だけ、っていう中々にリスキーなことをやってました。

普通に先制してたわけですから高橋を自重させて、ちゃんと後ろを”3”枚にしておけばいいんじゃないの?と感じましたな。

クリスティアーノと生駒の競り合いのこぼれ球を、帰ってくる高橋と前に出てくる相手選手が五分五分勝負してましたが、なにやってんだろう?っていう。

 

 

試合後名塚監督が

 

 

「球際、競るところ、デュエルのところに尽きると思っています。」

 

 

とコメントしてたんですが、もうちょっと「優位」を作ってあげてほしいなぁ、って思います。

リードしててなんで守備時五分五分勝負させてんの?っていう。

なぜごく普通に攻撃時後ろ”3-2”にしてバランス良く余裕を持って試合を進めないんでしょうか。

 

まぁ、この辺は「自分たちのサッカー」の中に「試合展開に合わせてやり方変える」が無いか、あったとしてもそれが出来る練度に達してないか、そのどちらかだったのかなぁ、とは思いますんで、来年以降出来るようになったらいいですね~、って感じです。

 

 

リードこそしてるものの、攻撃時に前線に人数掛けすぎてるもんで、ボールを奪われた際にロングフィードされ、そのセカンド回収合戦を高橋なり謙介や渉が五分五分勝負でやってるのを見て「不穏だなぁ」な試合展開。

 

結局元レノファ戦士の和田に小野原級のスーパーシュートをぶち込まれて同点にされましたね。

 

なんなん?

 

元レノファ戦士のレノファ戦における得点率。

 

和田は2017年にレノファに在籍してたようですが、私がその時代に知ってる選手はラモスとルシアッティ、そして渡部ではない渡辺くらいなもんでよく覚えてない選手なんですが・・・。

 

岩手で頑張ってらっしゃるようでなによりですね。

 

 

その後吉岡のワールドクラスのドリブルからのキラーパス、それを決めた高井さんのゴールで再びリード。

 

 

が、守備の不安はずっとあったレノファ。

 

 

 

 

ほんで後半。

 

 

岩手からすれば「残留争い中」「この試合一点ビハインド」の状況もあってか、後半は頭から積極的にマンマーク気味に前プレスをして来ました。

 

こうなるとレノファはキツイ。

 

今シーズンずっと”4-1-2-3”だったころから「前からハメ殺しに来られるプレス」には弱いレノファ。

ここ最近は成岡とCB・前ちゃんの独力で何とかしてましたが、この試合に成岡はおらん。

 

ってことで露骨にフリーになれる選手は居なくなりましたし、マンマークで来られた時用に、ポジションチェンジなりで相手のマンマーク守備を混乱させるやり方なんて持ってないし、それならばと自力で剥がす成岡がボランチに居ないもんで、ロングフィードが増える後半のレノファ。

 

じゃあ、こうなった時に琉球や岩手並みにロングフィードに合わせてセカンドを拾える準備が出来ていたか、というとそんなでもない、っていうかそんなやり方は持ち合わせておらん。

 

とは言っても「セカンド回収合戦に全部敗けたか?」と聞かれればそんなことも無く。

結構拾えてるシーンもあった印象でした。

 

が。

 

その回収からの展開において、やけに縦に急いでいた印象で、もうちょっとゆっくりというか、しっかり相手を相手陣地に押し込んでからコトコト煮込みたいところではありましたが、中々相手を相手陣地に押し込み切れなかったですねぇ。

 

 

今シーズンのレノファは「ビルドアップ」が上手くいかないと途端にモロくなる印象のチームなんですが、その割に「ビルドアップ」の種類が異常に少ない。

 

「前からハメ殺しに来られるプレス」をされると「ビルドアップ」を諦め、「ロングフィード」を多用し始めるものの、そのやり方、仕組みのようなものが仕込まれてるようには見えず・・・。

 

この辺も来年以降なんかしらの答えが出せるといいですね~案件でしょうか。

 

 

この試合の後半は、もう相手を相手陣地に押し込んでゆっくりコトコトという攻撃が全くできなかったので、レノファが迎えた局面としては「ブロック」を組んで「跳ね返し続ける」が多かったように思います。

 

こういう時に、状況(試合展開)を見て成岡やガッキーがどう振舞うか、なんて見てみたいですけどねぇ。

 

相手を相手陣地に押し込めてボールを余裕を持って保持出来ていない、ならどうするか?をです。

 

個人的な見解なんですが、謙介や渉はタイプ的に「試合展開を呼んでプレーを変える」選手ではないと思ってるんですよ。

 

それが出来るのはレノファだと成岡かガッキーかな、と。

前ちゃんは分からん。

 

まぁ、現状はキャリアが浅いんで難しいとは思いますがね。

 

 

この辺の「勝つために試合展開を読んでプレーを変える」「チームとしていくつかのパターンをちゃんと共有しておく」っていうのは来年以降の課題でしょうね。

今年は「一体感」こそひしひしと感じますが、チームとしての練度の低さは否めないですから。

頑張れー、ってことで。

 

 

 

 

話を戻しまして。

後半は「ブロック」守備の機会が増えてきたレノファ。

 

 

この展開になった後半からの選手交代に関しての名塚監督の采配は個人的にグッドだったんですよねぇ。

 

町田戦や琉球戦のように、変に中盤逆三角形の”3-5-2”にしたりせず、かといってシャドーの選手をむやみに突っ込ませて最終的にサイドの数的不利を生む、みたいなことはしませんでしたから。

 

ちゃんと割り切ってブロックを容認して”5-4”を維持させてましたし、中盤に前ちゃんを持って行き、橋本も前ちゃんも手を焼いた奥山サイドに菊地を投入、他の選手たちの交代時間もベストに近かった印象だったんですよ。

 

勝ちこそすれ「運が良かったから」にしか見えなかったここ最近の出来を鑑みても、この試合はしっかり「勝ちにいく」采配をしたと感じましたのでめちゃくちゃ嬉しくなったんですよねぇ。

 

 

が、結果は引き分け。

 

 

非常に悔しいです。

「運が良かった」と評した采配では勝利。

「グッド(ベスト)」と評した采配では引き分け。

 

 

ぐぬぅぅぅ。

 

 

ただ、本当に「勝ちにいった」のなら、試合終了間近、岸田と沼田がそれぞれ前線でドフリーでボールを受け、前方に広大なスペースがあった、というシーンで、二人は迷わず鹿島りに行ったと思うんですよ。

 

あの、鹿島伝統のリード時試合終了間近で相手コーナーフラック付近でボールを囲むやつ。

 

岸田は謎のファンブル、沼田はドリブルで前線に運んで謎のクロス。

 

これがこの試合で起きたレノファの「時間の使い方」。

 

 

正直、選手・監督含めたスタッフ陣の間でこの試合に対する認識のズレがあったでしょ?と思わざるを得ません。

 

 

いや、責める気持ちは一切無いんですよ。

「プロならどんな試合でも勝ちに行け」とは思いますが、もう順位的な意味でのモチベーションも持ち辛い中での試合ですから。

監督は采配を見ても「勝ちにいった」と感じましたが、岸田や沼田のプレーを見るに「アピールしたかった」んじゃないかなぁ、と。

 

 

なので、個人的には「勝ちにいく」上でグッド(ベスト)な采配であったと感じましたが、選手たちとの間に認識のズレはあったでしょうから、この試合の「引き分け」という結果にショックではあったんですが、それも「ちょっと」くらい。

 

この試合が仮に「昇格(あるいはプレーオフ進出)かかってますよ」の状況で、岸田も沼田も鹿島りにいって、それでも結局勝ち点3得られなかった、とかなら大分ショックを受けたと思いますがね。

 

今回の「引き分け」は、まぁ、しゃーないやろ、っていう。

 

 

最後の最後、相手のCK崩れから失点してしまったわけですが、CKにしてしまう前に寺門には勇気を持ってボールをキャッチしに行って欲しかったんですが、全体的に「何としてでも勝つ!絶対勝つ!」という気概のある試合というより「勝てたらいいねぇ」くらいの気持ちだったように見えてましたんで、正直どうでもいいかな、と。

 

寺門、試合後めちゃくちゃ悔いてるように見受けられましたけど、GKってホントにきつい職場ですね。

 

あのシーン以外はビッグセーブで何度もチームを助けてくれてたのに、最後の最後のワンプレーで評価がひっくり返っちゃうんですから。

 

多分寺門は次同じシーンがあったら絶対キャッチしに行くと思いますし、長い目で見ればそれで逆に失敗しちゃうこともあると思うんですよ。

 

もうね。

頑張れ、としか言えない。

 

前向きに頑張れー、って。

 

 

 

 

この試合の感想はこの辺で終わります。

 

次節は謙介が累積で出場停止なので、ワンチャン「前・成岡コンビ」のダブルボランチ見れんかなぁ、って思ってます。

 

それでは。