【第2節 home ブラウブリッツ秋田戦】 ジャンボの集大成は ”リメンバー2018” なのかな?

「さーて、仕事も一段落したしブログでも書いちゃおっかな~」とパソコンを立ち上げ、「ついでにアクセス数でも覗いちゃうぞ~」って軽い気持ちでアクセス数のところをクリックしたら驚きましたよ。

 

 

なんかプレビュー数が跳ね上がってんすけど?

 

 

目が点ですわ。

私は思いましたね。

「ついにやっちまったか」と。

特定個人をネットで叩くのは良くないよね、の風潮真っ盛りのこのご時世に霜田ファミリーの一味、特に親玉である塾長のことボコボコに叩いて気持ちよくなっちゃってましたから。

その非道な悪行が世間の一部の方々に露見してしまったんだな、と。

 

「ごめなさいしてブログを畳むか」と思いつつもマジで原因は何なんや?と原因究明に勤しんでたわけですが、判明いたしました。

 

なにやら、「なにげなくレノファ応援日記」さんというレノファブロガーの方が、ご自身のブログで私のブログを紹介してくれたみたいです。

 

 

root-for-renofa.hatenablog.com

 

 

ふぃー、、、どうやら炎上じゃなかったぜぇ・・・。

よかった~。焦った~。

 

私は「炎上を利用して成り上がったろ」とか「ちょいとボヤでも起こそうかね」とかいうパワフルなメンタルも野心も無いもんですから、プレビュー数の爆増が他人様からのご厚意と判明して心底ホッとしました。

 

と、同時に感じましたね。

あったけぇ・・・、と。

レノファ山口FCという同じクラブを愛する方から「このブログおもろいよ」と言っていただけることがこんなにも嬉しいものだとは・・・。

 

このブログを紹介していただいたこと、そしてそのことでこんなにもあったかい気持ちになるんや、ってことを教えてくださって心より感謝です。

 

ありがとうございます。

 

「よそ様のブログで紹介されたらウチで紹介し返すのが礼儀やで」って婆ちゃんが言ってたので「なにげなくレノファ応援日記」さんのブログを転載させていただきました。

 

 

root-for-renofa.hatenablog.com

 

 

なんか今は気持ちがポカポカしてるのでダメ押しにもう一回張らせていただきます。

 

 

このブログはレノファに対する私の感想や、的中率過去実績0%のレノファの今後予想などを書いてます。

まぁ、つまり私が「今後レノファはこうなる」と言えばそうはならないわけで。

「明日は晴れ」と言えば「傘持ってこ」みたいな使い方をしていただければ幸いです。

 

「レノファの試合の分析が読みてぇ」「レノファの話題で一緒に盛り上がりてぇ」という方々には、なにげなくレノファ応援日記さんのブログや、そのブログで紹介されてる他のブロガーの方々のブログを読んで楽しんでいただけたらと思います。

 

擦ったマッチの火を眺める、テーブルの木目を数える、溶けていく氷をボンヤリ見つめる、といったことくらいでしか暇を潰せない方々に、それよりは有意義な時間をご提供出来るクオリティーは自負しておりますので、暇つぶしに困ったらここにいらしてください。

 

お待ちしております。

 

 

一緒に塾長の嫌いな所10個ずつ言い合おうや。ぶひひひひ。(懲りてない)

 

 

 

 

 

ということでまずは「最近あった嬉しいこと」やそのお礼を冒頭で書かせてもらったので、ボチボチ試合の感想でも書いていこうと思います。

 

 

 

 

開幕戦で「あれ?思ったよりもええやん」と新たな門出に期待感を(私に)持たせることに成功したレノファ。

とはいえスコアは 1-1 の引き分け。

2戦連続homeで行われる今節は、塾長のせいで離散したサポーターの呼び戻しや新規お客様獲得のため、そして「ある程度行けんじゃね?」というチームの自信を確信に変えていくためにも、是が非でも勝利したい一戦となりました。

 

相手は秋田。

 

名塚監督が「俺もアレさせてぇ」と球際の強さにあこがれを抱く尊敬すべきチーム。

去年とあんまりメンバー変わってないっぽいですね。

てことは事故誘発サッカーに変更は無いでしょう。

正直、2トップが齋藤と中村じゃなくなってるな~、くらいの印象。

開幕戦では栃木のトカチが(いい意味で)暴れたせいで敗戦。

 

レノファは2試合続けてhome。

秋田は2試合続けてaway。

 

開幕戦での出来と日程的な都合でレノファの方がやや有利かな、と感じる試合。

 

 

 

 

結果は 2-0 で勝利。

 

 

 

 

いやー、色々ありましたね。

個人的に気なった部分を振り返っていきたいと思います。

 

 

まず、この試合のベンチメンバーよ。

前節はDF登録の選手が一人もいませんでしたが、今節ではヘナン、高橋が入りました。

が、逆に今節はCFタイプの選手がいませんでした。

やることが極端なのよ・・・。

後日梅木が全治4週間程度のケガで離脱したのが判明しましたが、岸田はどこいったん?

なんか練習試合で2得点決めてましたし、こういう時の為の岸田じゃないのん?

まぁ、前回も書きましたが、選手のコンディション的な問題は分りませんので現場の判断を尊重すべきなのは頭では理解できるんですけどねぇ。

最終的に高木、兒玉、吉岡の3トップになったわけですけど・・・、うーん、面白かったからいっか。

 

 

次に開幕戦では ”4-1-2-3” お披露目で混乱してたのもあって、レノファの「プレス」「ビルドアップ」をよく見れてなかったもんですから、第2節のこの試合ではしっかり見ようと思ってたんですよ。

 

正直秋田がボール保持に拘らないもんですから「プレス」に関してはいまいちよく分らんかったんですけど、「ビルドアップ」に関しては(個人的な解釈多めでかもですが)ある程度理解出来ました。

 

レノファは ”4-1-2-3”。

 

秋田は ”4-4-2”。

 

秋田はレノファに対して同ポジションの選手をマンマーク気味にチェックしてたように見えました。

てことで空いてくるのがアンカーの佐藤謙介

秋田はこのシステム上空いてしまう佐藤謙介に対して、2トップがCBにプレスする際佐藤謙介へのパスコースを塞ぎながら行うことでケアしていました。

佐藤謙介はCBからのパスコースを熱心に作り出すタイプの選手ではないので、消されたら基本消されっぱなし。

レノファは左SBの橋本をディフェンスラインにまで降ろしたり工夫をしてみるも、対面してる選手がそのままついていけばいいよね、ってことで有効な解決にはつながらず。

 

「おら、パスコース作れ、謙介」と祈るも届かず、謙介、沈黙。

 

動かねぇ謙介としょーもねぇロスト繰り返す山瀬は後半頭に神垣と交代や。

そっから勝負やな。

あ、神垣って一人しかおらんやんけ。

どうすんねん。

 

と絶望の前半に対して後半どうするんだろうと心配してたんですが。

 

後半メンバー変えずにビルドアップに修正入れてきましたね。

相手の2トップがアンカーへのパスコースを消しながら2CBにプレス掛けて来るもんで逃げ場がねぇ問題に対して、「GK上げビルドアップ」で対抗しました。

これで後ろが3枚になり相手の2トップが困惑しましたね。

GKにまでプレスしちゃうとCBかアンカーが必ずフリーになってしまうし、行かないとレノファの降りて来るトップの選手かインサイドハーフにつけられちゃってアンカーにボールを落とされちゃう。

てなると謙介が張ってるウイングに「行ってこい」のロングフィード蹴ってくる、と。

 

秋田式前プレスここに破れたり!

 

秋田は最後までビルドアップに参加してくる関に対して明確な答えが出せなかったように見えました。

 

後ろで繋げるようになって明確に攻撃の形がハッキリした後半のレノファ。

先制点は私が「交代や!」とわめいてた対象の2人。

佐藤謙介と山瀬によって生み出されました。

 

いや、もう、ホント、ゴメンて。

 

追加点はなんか知らんけど日に日にセットプレーが上手くなっていくレノファが、コーナーキックから沼田がごっつぁん。

 

山瀬の価値ある先制点であり、自身の記録を更新する23年連続得点を達成したゴール。

沼田の追加点となるプロ初ゴール。

 

見に行けた人たち羨ましいなぁ~。

 

 

 

 

で、ですよ。

私ね、この試合見てて思ったんですよ。

まぁ、まだ2試合しか消化してないんで確信は無いんですがね。

 

「やってること ”霜田サッカー” じゃね?」

 

塾長の任期って2018~2020年までの3年で、私は2019年からレノファウォッチングを開始したので2018年にどんなサッカーをしてたのか分からないんですが、まぁ、塾長のことや、やってることは3年間で変えたりしてないやろ。

 

2018年も2019、2020年同様のサッカーを志してたであろうと仮定しての話になっていくんですが。

(仮定、って書きましたけど多分あってると思う。だって塾長だよ?)

 

この3年間でレノファがやろうとしてサッカーの特徴の一つが「ウイングは張る」だと思うんですよ。

 

で、この張ったウイングがスペースへのランニングで走り勝てたり、1対1の局面でシュート・クロスまで行く、そしてそのウイングの選手にボールを届けられるアンカー、そしてそのアンカーへボール落とせるCFの存在が肝だったのかな、と。

 

2018年は ”小野瀬、オナイウ、高木” + 三幸(佐藤健太郎)。

 

2019年は ”パウロ、山下、高井さん” + 三幸。

 

2020年は ”森、イウリ、高井さん” + いない。

 

 

まぁ、パッと見「そりゃ2018年強いわ」って思います。

肝となる選手が揃ってますもん。

 

2019年はポテンシャルはあったように思いますが、パウロも高井さんもレノファが願ったウイングではなかったですね。

パウロはやたら足元で欲しがって、張ったら張ったままでスペースへのランニングで強みが出ませんでしたし、高井さんは下手に何でも出来ちゃって、本人も色々やりたがって霜田サッカーが求めるウイングには収まらなかったですからねぇ。

 

2020年は崩壊してますね。

この時塾長がヘニキに三幸の役割をやらせようとしたのはもはや伝説です。

 

この年はアンカーに高を起用できたんですけど塾長はそれをやりませんでした。

高って相手のFWとMFの間のラインでひたすらにパスコースを作ったり、ビルドアップの潤滑油になれる選手ではありましたが、三幸のように左右や縦にロングフィードするタイプではありませんでした。

霜田サッカーにおけるアンカーは高タイプではなく、一発でチャンスを作りうる三幸タイプの方が合うんですよね。

 

ちなみに2021年の渡邉体制下では、逆に高のようなプレーができる田中陸や神垣がボランチで重宝されました。

霜田サッカーとは真逆の相手のFWとMFの間のラインを攻略することに重きを置いてましたからね。

 

が、その監督は「レノファらしくない」とかいう理由もありながら退任、後任の名塚監督はボランチ佐藤謙介・田中渉コンビという渡邉体制下とは真逆で、霜田サッカー復活を感じさせる起用をしていました。

 

この2018年からの一連の流れを見るに、ジャンボはレノファで過去一番成績の良かった2018年のサッカーを取り戻したかったのかなぁ、と感じるんですよね。

 

強力な3トップ、一発でチャンスを作れるアンカーの獲得に力を注ぐ方向性。

 

特に田中陸の放出辺りには「アンカーには三幸タイプを置くんや」という強い意志すら感じます。

 

多分ですけど、今年からレノファは新社長を迎えたとはいえ、新社長の小山氏が今年の選手構成に深く携わることは無かったと思うんですよ。

今年は経営に注力してもらって、編成に関してはジャンボが主導してたんじゃないかな~、と。

てことで今年の選手構成に関してはジャンボの集大成だと勝手に思ってるわけですが、集めた選手的にも、やってるサッカー的にも”リメンバー2018”だなぁ、と感じるんですよね。

 

今年は小野瀬、オナイウとかいう強力すぎる個は無いように思いますが、それでも明確に「ウイングに背後取らせる」意識や、それが出来うる選手、アンカーにCBからのパスコース作りに関心は薄いものの、トップやインサイドハーフが頑張って落として前を向いた状態でボールをもらえれば強力な謙介にーやん、トップでデカくて頑張れてポストが出来る梅木、大槻など霜田サッカーの肝となるポジションの選手は揃えられてます。

 

さらにここに、アンカーが封じられたら代わりに前線に蹴れるCBの渡部、生駒。

加えて日本サッカー界の宝・何でもできる橋本がいるわけで、レノファが「今年は粒揃い」と評されるだけのことはあります。

 

明るい材料はまだあって、塾長が監督やってる時より今の方が霜田サッカーを柔軟に使いこなせてるっぽいんですよね。

 

私はヘッドコーチのおかげと思ってるんですが、今節GKをビルドアップに組み込む形に後半修正したじゃないですか。

 

あれ。

 

塾長には出来ないと思うんですよね。

ていうか試合中になんらか修正入れてる見たことないもんで。

 

本人いない方が”霜田サッカー”完成させられそう、っていうのはどういうことやねんと思ったりしますが、まぁ、人生そういうこともあるよね。

 

 

結局霜田サッカーに戻るんかい、渡邉監督とはなんやったんや、と思わなくもないですが、真鍋やヘナンといった「対人に強いけどパス苦手」タイプのCB選手が、軒並みSBに魔改造されてる姿を見ると、無駄な時間ではなかったなぁ、としみじみ思います。

 

真鍋は開幕から右SBのスタメン、ヘナンは今節の後半終了間際に橋本に変わって左SBで出場したわけですが、この瞬間いつぞやのウイイレ最強フォーメーション「4CB」になりましたね。

 

めっちゃ笑いました。

 

とはいえこの両SBは”渡邉式3バック”の左右のCBの動き方とそんなに変わらない印象なので、有意義なコンバードだなぁ、と感じるんですよ。

 

ほら、相手の5バック崩しのためにサイド攻略を目的とした「ボランチ落とし、左右CB上げ」のアレです。

 

 

てことでトータルで見ると酸いも甘いも経験した結果の集大成というか、ジャンボってPDCAサイクル的なもんちゃんと、しっかり回してたんだなぁ、って感動しました。

 

あれ?

 

なんか上から目線的な表現になっちゃったかもですが、そんな意図はないので上手いこと処理していただけたらありがたいです。

 

良いことも悪いことも無かったことにしない姿勢は素晴らしいです。

 

正直相手のFWとMFの間のライン攻略を軽視するサッカーでどこまで行けるかには不安はありますが、そういうのは新社長の小山氏に引き継がれた課題・宿題になるのかなぁ、なんて思います。

 

ジャンボはやることはすべてやったと思います。

 

今年の結果を見て、今後仮に小山・ジャンボ(顧問)体制になるのか分かりませんが、やりたいと願ったこと、実際にやったことを鑑みるにレノファは今後に期待しても十分その期待に応えてくれるような気がします。

 

 

 

 

まぁ、まだ2試合しかやってないわけで、謙介にーやんが怪我したりなどボロが出始めたときの対応でまたガッカリさせられそうな気はしますが、とりあえず前を向いていきましょう。

 

次の対戦相手は新潟。

 

来たわね。

 

実は新潟の試合、開幕戦と2節の試合フルで見たんですが、フォーメーションが去年と違い ”4-1-2-3” と新しくなっており、こりゃあミラーゲームになるわね。

 

開幕戦ではアンカーに高、2節では島田が起用されてました。

ざっくりな印象ですが、高が田中陸タイプ、島田が三幸タイプな印象です。

正直高を起用される方がマーカーが付きにくいので嫌なんですが、どちらが起用されますかね。

 

新潟はアンカーに高がいればどうなるか分かりませんが、前からプレスをハメに行けば結構いい感じで勝負出来るんじゃないでしょうか。

 

前線は千葉とアンカーを頑張って消す。

後ろは本間と高木次男にボール入っちゃったら死ぬ気で止める。

 

よう分らんけどなかなか見応えのある試合になるか、虐殺されるかのどっちかでしょうかね。

 

2:8で虐殺な気がしますがチーム全員で頑張ってほしいですね。