栃木SC戦から地獄の5連戦が始まりますね。
現在勝ち点8で20位のレノファとしては、上位争いに食い込むためにも5連戦を5連勝で終えたいところ。
仮に5連勝して、他のチームが5連戦中全て引き分けになるとかいう奇跡が起きても1位にはなれないという悲劇(喜劇)的結果にはなるんですがね。
まー、現実的に考えれば5連勝とは言わずとも、結果としては3勝2敗くらいで勝ち越せれば御の字ですね。
個人的にはこの地獄の5連戦終えたところでまだ14節ですから。
まだシーズンの半分も経過しないんですよ。
そこを考えればまだ結果よりも内容を重視した試合の取り組みでもいいのかなと思ってます。
具体的に書くと
・「レノファ式5レーン」の熟成
・戦力の最大化、掘り起こし
・控え選手用の「レノファ式5レーン」の製作
この辺りの取り組みのために5連戦を使ってほしいなと。
甲府戦の前半メンバーがいればある程度やっていけることが分かりましたからね。
その選手たちの連携面をさらに熟成させてほしいですし、栃木戦からはイウリが帰ってきます。
オフザボールがぐちゃぐちゃしてる選手がインするわけです。
イウリは大抵、先発した試合の前半は割りと我慢して中央レーンにいてくれます。
ですが、「ボール来ねぇな」と気づく後半からボールに寄ってきてしまう。
結果中央レーンで相手ディフェンダーと駆け引きする選手がいなくなってしまうわけです。
そういった問題点がある選手ですが、イウリがいないわずかな期間に浮田が登場しました。
もう前線でイウリが孤立してしまうことはありません。
安在、浮田、イウリ、小松、川井
の5人で5レーンが取れますし、浮田、小松が前線で上手いことイウリをサポートできる環境が整いました。
(絶賛覚醒中の「真・吉濱」から良いボールがたくさん飛んで来るでしょうし)
以前とは違うこの環境下でイウリがどれだけやれるのかはものすごく気になりますし、期待出来ます。
この5人のコラボの結果次第になりますが、交代メンバー、あるいは、この5人の内の誰かがお休みの際どうするかといったところにも手をつけてほしいです。
橋本(起)、池上(田中陸、古賀)、高井、河野、川井(伊東)
の5人で5レーンは取れないですかね。
右サイドは森、パウロ、村田でも良さそうです。
そうなったら後ろは川井よりも武岡でしょう。
武岡ならビルドアップの際3バックに入るでしょうから、やり方が少し変わります。
そこにチーム全員が対応出来るか。
選手に新しい役割を与えて、チームの戦力を最大化したり、まだ出場していない選手を起用してみるなどの掘り起こしをこの5連戦で行う。
この5連戦のキーワードは
「熟成、最大化、掘り起こし」
と仮定して観戦していこうと思ってます。
と、まー、ここまではレノファの事情。
ここからは栃木SCを見てみます。
といっても今シーズン栃木SCはハイライトでしか見たこと無いんですよね。
「瀬川が移籍したところか~」
「ヘニキがいたところか~」
「昨年全敗したところか~」
くらいの印象しかないんですよね。
ちょっと調べましたが、瀬川、ここまで全9試合左サイドバックで先発出場してるんですね。
瀬川はクロスはグンバツに上手いですが、ディフェン対応は危なっかしい印象です。
起用するなら左ウイングバックが適切。
そう思ってたんですが、栃木はここまで6失点しか喫してないんですね。
わー、かたーい。
レノファは17失点で爆発しとるんやぞ。
あれ?
ってことは、
瀬川が柔らかかったんじゃなくて、そもそもレノファが柔らかかったのかな?
あ、いかん、
真理に辿り着いちゃった気がする。
脳が震えますが、昨年ペナルティエリア内で怒涛のスライディングによるPK献上(確か2回!)は忘れていない。
攻めるなら瀬川側。
攻められるのも瀬川側。
よく分かりませんが、栃木戦はこうなるんじゃないかなと予想しておきます。