台風5号襲来!!! 結果よりも試合を成立させたことに感動である。

夏の移籍市場で、我がレノファは、川崎フロンターレより19歳FWの宮代大聖(みやしろ たいせい)くんをレンタルで獲得しましたね。

ピッチピチの19歳ですよ。

彼は高校3年生の時にプロ契約を交わしているようで、これはフロンターレ史上初だそうですね。

主に国際大会(U-17、U-19など)で得点を奪っているなど、期待値は大きいのですが…、ほら、いかんせんフロンターレでしょ?

小林悠、知念慶、レアンドロ・ダミアン(元ブラジル代表ですよっ!)らがいますからね。
さらに、今はFWやってるかわからないんですが、ここに、阿部浩之もいますもんね。


試合に出れんわっ!!!


ってことで、ベンチには入ってたみたいですが、出場機会は無かったみたいですね。


うむ!
ぜひレノファで大いに経験積んで将来日本代表になってください。
そして、「レノファにレンタルされれば上手くなれる…」的な宣伝広告搭として君臨してください!


はい。


レノファにやって来て1週間。
早速2シャドーの一角で先発起用され、Jリーグデビューを果たした宮代くん。


第23節 VS アルビレックス新潟戦!


…。


まさかこんな雨になるとはねっ!



雨強っ!
風強っ!
バケツひっくり返したんかな?ってくらいの雨がずーっと降ってましたね!


おのれ台風…。


宮代くんにとってもある意味忘れられないデビューになったのではないでしょうか。


さて。

試合結果ですが、ホーム みらスタ (やはり魔境か…)で

2-2 のドローでした!

まー、よくこのピッチコンディションの中で計4点も動きましたね。


ボールが急に加速したり減速したり。
選手が滑ってコケたり。

ちょっと違う表現かもですが、いわゆる「泥んこサッカー」でした。

パスもドリブルも出来ない中でのプレーでしたので、見る分には新鮮でとても面白いゲームでしたよ。


こういった状態では、正直プレーの狙いやらがわかりづらいですね…。

ボランチに吉濱くん置いたり、ウイングバックを左・高木くん、右・川井くんにしたり、面白い試みは見られたりしたんですが、なにがどう機能してるのかよくわからん。


次は晴れの日で見たいもんです。


ただ、先週の栃木戦、今節の新潟戦と、3バックの横、ウイングバックの後ろを狙われているシーンが散見されました。

これは3バックの宿命ですかね。
弱点ですもんね。

ここ使われると、やはり失点に繋がります。

おそらく、霜田監督は「じゃーウイングバック下げる」という変更をしないと思います。

ウイングバックが高い位置を取るのはレノファのキモの部分ですから。
強みであり、弱味でもある。
ってやつですかね。

弱味を隠す、潰すために強みを削る。

こういうことを霜田監督はやらないのでは?と。

強みを生かし、生かしまくり、弱味が出ないようにする。

霜田監督がよく使う「ぼくたちのサッカー」という表現はこういうことでは?と思ってます。


なので、レノファの強みである、相手を相手陣内に押し込んでのサッカーをやれるうちはいいのですが、逆に押し込まれると弱点を突かれ続けるのでやられてしまう。


だからこそ、「奪ったボールは簡単に失わない」「攻撃で終われるようにする」ということが大切だと思います。


今回はやべー雨でしたから参考にしづらいのですが、「後ろで繋いでいくのか」「無理なら蹴っ飛ばすのか」を徹底してみてほしいです。


レノファは奪ったボールを簡単に失いがちなので

「後ろで繋ぐ」はチームとしてのチャレンジ

ですし

「無理なら蹴っ飛ばす」はチームとしての工夫で成立されることが可能だと思います。


いずれにせよ、解決策はあるように思いますから、今後もレノファの試行錯誤を楽しみたいです。




最後に。

こういう天気だからこそ、FW菊地!!!システムを見られました。
まー、それ以前にも確かやった気はしますが、FW菊地!!!システムが最も生きたゲームだったと思います。


今年から全試合を観戦し始めた私にとって、こういった、ハイライトではわからないプレー、チャレンジを見届けられるのはとても嬉しいです。


ありがとーダゾーン!