【2021】 レノファの移籍

2020シーズン終了から怒涛の契約更新、新加入選手の発表があったレノファ。

昨日1/8(金)に新シーズンの背番号発表があったので、おそらく打ち止め、ここいらで選手編成が終わったのかなと思いましたので、ここまでのレノファの移籍市場での動きをまとめようと思います。




【out】


「契約満了」


・DF サンドロ 32

・DF 武岡 優斗 34

・MF 吉濱 遼平 28

・MF 清永 丈瑠 26 (その後 ガイナーレ鳥取 と契約)


「完全移籍」


・MF 田中パウロ淳一 27 (松本山雅FC)


「レンタルバック」


・GK 林 瑞輝 24 (ガンバ大阪)

・DF 安在 和樹 26 (何もなければ サガン鳥栖)

・MF 高 宇洋 22 (その後 アルビレックス新潟 へ完全移籍)

・FW イウリ 25


「レンタル」


・DF 伊東 稜晟 19 (松江シティFC)

・DF 国本 玲央 19 (アルビレックス新潟シンガポール)




【in】


「ユース、高校、大学から」


・DF 高橋 秀典 22 (大阪体育大学)

・MF 新垣 陸 22 (桐蔭横浜大学)

・FW 梅木 翼 22 (福岡大学)


「完全移籍」


・GK 関 憲太郎 34 (ベガルタ仙台)

・DF 渡部 博文 33 (ヴィッセル神戸)

・MF 佐藤 謙介 31 (横浜FC)

・MF 澤井 直人 25 (東京ヴェルディ)

・MF 石川 啓人 22 (サガン鳥栖)

・MF 島屋 八徳 31 (徳島ヴォルティス)

・FW 神保 海鈴 18 (セレッソ大阪)

・FW 高木 大輔 25 (ガンバ大阪)


「レンタルから完全移籍」


・MF 川井 歩 21 (サンフレッチェ広島)

・MF 田中 陸 21 (柏レイソル)


「レンタルバック」


・FW 岸田 和人 30 (いわてグルージャ盛岡)


「レンタル延長」


・FW 小松 蓮 22 (松本山雅FC)


「レンタル」


・GK 寺門 陸 18 (横浜マリノス)

・GK 石井 僚 20 (浦和レッズ)

・FW 草野 侑己 24 (横浜FC)





契約を更新した選手を含めると、今現在トップチームには「34人」選手が在籍しており、特別指定選手の橋本を含めると「35人」です。

2021シーズンは、レンタルされた伊東、国本を除き、ちょこちょこ橋本が出場するとして「33人」で戦っていくことになりますかね。




いやしかし、今年のレノファはいい意味でらしくない立ち回りを見せてくれましたね。

主力の流出はパウロだけに留め、新加入選手の大半が完全移籍となっています。

今まではスタメンの大半がレンタル選手だったのに…。


レンタルといえば、岸田が帰ってきましたね。

レノファのレンタルはベテラン選手に片道キップを持たせて行かせるイメージだったんですが、払拭されました。

今年は若手(伊東、国本)にいわゆる武者修行的な、ちゃんと往復キップを持たせるレンタルを行いました。



・主力の流出を抑えた

・完全移籍で選手を獲得

・若手をレンタルさせる


この3点からレノファは新しいフェーズに入ったのかなと感じました。

J2に留まりつつ、組織を強化していくフェーズからJ1昇格を目指していくフェーズといいましょうか。

1/8の渡邉監督の記者会見でのコメントも「2年でJ1を目指す」というものでしたし「現場が本気を見せる」というのも、まずフロントが我々に本気を見せてくれたのかなと。


やや人員過多に感じる選手編成ではありますが、個人的にはこれでいいと思います。

今後はユースからトップ昇格してくる選手が増えてくると予想してます。

そのトップ昇格した選手を武者修行レンタルさせられるだけの余裕を持つことがトップチームには必要となります。


レノファのスタメンで活躍する

個人昇格する

空いた穴を武者修行レンタルを終えた選手が埋める

一番上に戻る


というサイクルが出来そうな予兆を感じます。

そのための人員過多編成なのかなと。



霜田監督後に勝負に出ると予想してたとはいえ、あと5年後くらいにJ1目指すフェーズに入ると思っていたので今年から勝負を始めることに驚いていますが、とても楽しみです。

「夏に誰も移籍しないでくれぇ」と願いながら今シーズン応援しようと思います。