今シーズン「 謙介>神垣 」だった理由を調べてみたら結構根深かった件。

シコ♡シコ♡

 

ピュッ♡ピュッ♡

 

賢者♡賢者♡

 

 

 

 

前回、今シーズンの名塚レノファを評価してみるために「そもそもレノファはどんなクラブなのか」「過去何を経験して、どうしようとしたのか」といったこれまでの「レノファの”因果”」を、関係者のインタビュー記事や映像を見返して掘り下げてみました。

 

 

その結果「レノファらしさ」とは

 

 

-攻守にアグレッシブな躍動感のあるサッカー

 

 

であると私は結論付けました。

 

 

いやー、レノファの過去の掘り下げ、楽しかったです。

今まで塾長に対する私の印象最悪・・・なんて言葉では収めらない程に悪かったんですが、そもそも「”クラブ”を強くする」ために奮闘しようとした人だったことが知れたりしたんで評価がガラッと変わりましたもん。

 

 

ほんで、ですね///

 

 

フとしたキッカケでシコシコレノファの歴史を調べ始めて、ピュッピュッとブログに書いて再び賢者タイムに突入してたんですが、この・・・なんて言うていうんでしょうねぇ・・・。

「調べてみたら印象変わった」というオカズが結構気持ち良くヌけることに気付いちまったんですわ。

 

 

-もう一回・・・これでヌきてぇなぁ・・・

 

 

って♡

 

下腹部が疼くんですわ。

 

調べれば調べる(シコればシコる)ほど、ションベンみてぇに射精(だ)せる。

 

 

エ~~ク~~ス~~タ~~死~~ (ドラ〇もんボイス)

 

 

 

 

本題入ります。(急に真顔)

 

 

私ね。

プロ野球も好きなんですよ。

でね。

そんな私が常々思ってることがあるんです。

 

 

-プロサッカーにおける「データ」の扱い雑じゃね?

 

 

と。

 

 

プロ野球には存在する「指標」に該当するものがサッカーには無くない?っていう。

これが無いから大体の人がサッカーを評価するときに「印象」で語ってしまってるんじゃないか、と。

 

 

「印象」だけでモノゴトを「評価」するのは危険です。

 

「根拠」が無いから。

 

「印象」で「根拠」無く「評価」するのは「正しくない」結果になりがちです。

 

「根拠」を補完するのが「数字」。

 

「数字」は噓をつきませんが、扱い次第では嘘になる。

 

「サッカー」は「データ」と関連性が薄い、なんてよく言われますが、ホンマか?と。

 

 

ずっとね。

こんなことを考えてたわけです。

 

 

まぁ、私は「サッカーの深淵を覗きたい」みたいなヘンタイ・・・じゃなくて求道者タイプの人間ではないので「サッカーの楽しみ方が”印象”しかないのもったいないなぁ」くらいに思ってるだけでして。

 

プロ野球における「指標」も、なにやらまだ未完成品らしいので「絶対的」と言える「評価」への「根拠」にはなり得ていないのかもですが、それでも「(コンテンツの)楽しみ方」の一つとしてこういうのあったら「面白い」ですやん?

 

サッカーを楽しむ一つの目安として、もう少しサッカー界も「データ」に切り込んで行ってみてほしいな、と。

 

 

 

 

そんなわけで。

今回、私、やってみます。

冒頭で述べたように、調べれば調べるほど(シコればシコる)、印象が変わること(ピュッピュッ出来て気持ちいい♡)がありますからね。

 

ただ。

 

保険掛けときたいんで一応のお断りなんですけど、今回ブログを書くに当たって色々「データ」を読み漁って来たんですけど、不慣れにつき「データ」を誤って取り扱ってるかもしれません。

取り上げる「数字」に誤りは無いはずですが、その「受け取り方」を誤ってしまってる可能性があります。

 

この辺は私も試行錯誤、ってことで許してソーリー。

 

現在このブログをなぜかお読みの皆様におかれましては、真剣に受け止めず、鼻クソでもおほじりになられながらヒマつぶし程度にテキトーに読み流していただければと思ってます。

 

 

ってことで、イクイク~。

 

 

 

 

私ね。

今シーズンずっと分からなかったことがあるんですよ。

 

 

-何故、神垣は謙介からスタメンを奪えなかったのか?

 

 

これよ。これぇ!↑↑↑

 

2022シーズン、レノファの全試合をウォッチした私の「印象」は「謙介に出来て神垣に出来ないこと(プレー)など無い!」「逆に神垣に出来て謙介に出来ないこと(プレー)いっぱいあるやろ!」だったんですよ。

 

主に強度とか強度とか強度とかやぁぁぁぁぁぁ!!!!!!って。

 

故に「今シーズンの中盤の軸は神垣!」と主張し続けてたわけですが。

 

 

実際そうはならなかった。

 

 

謙介、今シーズン元気に40試合(内、先発38)出場してまして、チーム2位の出場時間を記録(1位は関)と、まさに今シーズンの「チームの顔」だったんですよねぇ。

 

 

これ、なんでや?と。

 

 

四六時中サッカーのことが頭から離れないサッカー中毒に侵されてた名塚監督。

そんな人が「 謙介>神垣 」と評価してたのは一体何故なのか?

「 \ 名塚 無能 無能 / 」と断罪する前に、何故この評価になったのか、それを調べてみようじゃないか!

 

 

「印象」は「評価」の邪魔をする。

なら「データ」じゃ!

 

 

ってことで不慣れやけど「データ」読み漁って来ましたぞ。

 

 

 

 

結論としては

 

 

-謙介も神垣もそんな変わらん!

 

 

でした・・・。

 

 

 

 

いやね。

細かく言うと違うんですけど、これ、調べてみたらドチャクソ面白かったんで、その理由を今からピュッピュッと書いていきますんでお時間ありましたらどうかお付き合い願います。

 

 

 

 

-謙介も神垣もそんな変わらん!

 

 

って書きましたけど、これ、「謙介と神垣」を比較したわけじゃ無いんですよ。

レノファ史上最強のボランチ選手と比較した結果、こう思ったんです。

そのボランチ選手とは誰かーーー。

 

 

「2018年の三幸秀稔」だよ!

 

 

この年の三幸、バケモンです。

今年J2リーグを優勝したアルビレックス新潟

その新潟が最も使った布陣が「”4-2-3-1”」。

この布陣のダブルボランチとして多く試合で起用されたのが「高・島田」の両名。

「高・島田」が残したスタッツを遥かに凌ぐのが「2018年の三幸」です。

 

まぁ、時代も布陣も戦術も違うんでこの比較に意味は無いのかもですが、「高のボール奪取能力」「島田の攻撃・パス」をこの時の三幸は一人で上回ってるんですよねぇ。

 

イメージとして捉えてください。

この年の三幸は「攻守でバケモノ級のアンカーだった」と・・・。

 

 

そんな「2018年の三幸」と比較した時、謙介も神垣も遥かに及ばんのです。

 

 

というか、まだこれに関しては調べてないんですけど、この時の三幸を上回れる中盤の選手って近年(ひょっとしたら歴史上)いないんじゃね?ってのが正直な感想。

 

 

 

 

ここ数年サッカー以外のことで話題になってる三幸。

やや印象悪いかもですが、少なくとも2018年はバケモノだった、と。

 

 

 

 

で、ですね。

 

「謙介も神垣も”2018年の三幸”に比べたら両者大差無い」という私の結論。

何故「2018年の三幸」と「謙介・神垣」を比較するのか?って話じゃないですか?

 

 

-もう時代が違うし、この比較に意味は無い。

 

 

そう思うじゃないですか?

 

 

待たれよ。

この比較、めっちゃ大事やねん。

私、前回「レノファの”因果”」を調べてみて思ったんですけど、やっぱね、モノゴトっていうのは急には変わらないんじゃないかな、って。

 

 

大根作ってる農家が、ある日急にPS6を作ったりはしないのです。

 

 

「”こうだったから””こうした”」の積み重ねが現在なのでは?と。

 

 

2017年があったから2018年に塾長がレノファを「定義して」ブランディングし始めましたし、その延長線上に「守備崩壊」が起こり、渡邉監督の「守備の原則を取り戻す」があり、結果「攻守にアグレッシブな躍動感のあるサッカー」が失われ、かつ「2年でJ1」も達成困難と見られ渡邉監督退任、その後「レノファらしさ」を取り戻すべく名塚監督の挑戦が始まった、と。

 

 

この流れに「急」は存在しないように思うんです。

 

 

「渡邉監督の退任」は「本人の申し出」とジャンボが言っていたので「急」なんでしょうが、緊急で指揮を執ってもらった名塚監督に対して「”レノファらしさ”が戻った」と評価したように、レノファはクラブのコンセプト・スタイルはずっとブレてない。

 

2018年から2020年の3年を掛けて塾長が作った「レノファのサッカー」。

 

この「レノファのサッカー」に対しジャンボは

 

 

「霜田監督には2018シーズンはこれまでの最高位である8位へと導いてくれただけでなく、育成、アカデミーまでが一貫したプレーモデルのもとでサッカーをしていく「レノファのサッカー」の基礎を築いてくれました。」

 

「私たち、レノファ山口は霜田監督とともにこれまで築いてきたものを壊すつもりはありません。」

 

「ここから先は私たちの手で積み重ね、レノファ山口の歩みを進めていかなくてはいけません。」

 

「レノファのサッカーで必ずJ1昇格を果たし、山口県の皆様の誇りとなるクラブを築いていきます。」

 

 

とコメントしてます。

 

 

そして渡邉監督(「渡邉サッカー」)に対しては

 

 

「守備の精度を上げ、昨季のリーグ最多失点74から51まで減らし、非常に感謝している。」

 

「一方で、得点は減り、見ている人はディフェンス重視と感じたと思うし、そこは私も覚悟していた。クラブが降格しないことが大前提だったので、納得している。」

 

 

とコメント。

 

 

後を継いだ名塚監督(「名塚サッカー」)には

 

 

「我々が目指すサッカーに戻り、残留を果たした。」

 

「レノファのサッカーは「攻撃的」と言われるが、見方によっては高い位置でボールを奪ってゴールに直結するカウンターのサッカー。」

 

「短期間だったが、レノファらしいチームに変えてくれた。」

 

「来シーズンはもっと精度を上げて、引いて守らずボールを奪いに行く、レノファのサッカーを表現してほしい。」

 

 

とコメントしました。

 

 

要は、2018年から始まった「霜田サッカー」こそがレノファの基礎であり「レノファのサッカー」なんや。ただバチクソ失点するから「残留」がキツイねん。せやから晋くん呼んで何とかしてもらおうと思ってたけど、なんか守備的でレノファっぽくないのよねぇ。緊急登板させた名塚くんはなんかレノファっぽいサッカーやってくれたから続投やね(ニッコリ)。来年も頑張りや!

 

 

と。

 

 

このような「”こうだったから”こうした”」の積み重ねの「因果」があっての2022年シーズンだったわけで。

 

ジャンボが

 

 

「私たち、レノファ山口は霜田監督とともにこれまで築いてきたものを壊すつもりはありません。」

 

 

とコメントした限り、「霜田サッカー」こそ「レノファのサッカー」の基礎なのですよ。

 

「渡邉サッカー」という横道に逸れかけたことがありましたが、最終的には「”レノファらしさ”が戻った」と評価された名塚監督が、ジャンボ以降の小山体制でも「契約更新」を勝ち取ったことからも、この「霜田サッカーの継続・発展」こそが「レノファ・J1昇格への道筋」やよ、ってことです。

 

なので「レノファ山口FC」にとって「J2・過去最高順位」を記録した「2018年」という年は特別な意味を持ってると思うんですよ。

 

ジャンボのこれまでのコメントや、「霜田サッカー」のルーツを知り、そのサッカーを発展し得る可能性を持つ名塚監督の「契約更新」という判断からも、「2018年の”霜田サッカー”を継承しつつ上を目指す」ことこそが「レノファ山口FCの大目標」である、と。

 

 

 

 

だから「2018年の三幸」と「謙介・神垣」を比較したのです。

 

 

 

 

ごめんね!

クソ長くなったよね!

 

 

で、ですよ。

じゃあ「2018年・霜田サッカー」とはいったいどういうサッカーだったのか?なんですが。

 

この年のレノファが残したスタッツを見ると

 

 

・「ボール奪取率」が「リーグ1位」(?!)

 

・「クロス」「シュート数」が「リーグ1位」(「ゴール」が「リーグ3位」)

 

・「自陣」「敵陣」問わず「ポゼッション」が「50%以下」

 

 

っていう結構尖ったチームだったんですよね。

 

「攻撃」の大半が「ショートカウンター」であり、「攻撃サイド」が「中央」「右サイド」に偏ってます。

 

私、2018年のレノファの試合をほぼ見てないんですが(現地観戦で2試合ほどしか見てません)、スタッツだけで判断すると

 

 

「リーグ1位」の「ボール奪取率」でもってボールを奪い、小野瀬とかいうバケモノにさっさとボールを渡して、全員がボックス内に入っていき、小野瀬からの「クロス」待ち、からの「シュート」。

 

 

っていう、こんな感じのチームだったのかな、って思いました。

 

 

「2018年の三幸」同様「2018年の小野瀬」もバケモンなんですよね。

 

 

「ドリブルチャンス」「クロスチャンス」の項目が「20点満点中20点」のビンビンで、「25試合・25先発」で「10G3A」を記録しておる。

 

 

「2018年のオナイウ」もバケモノ臭いスタッツ残してますし、成績も「42試合・42先発」で「22G4A」という近年のレノファのCF事情を想えばちょっと意味が分からないものなんですが、彼が残したスタッツだけで判断すると「イウリ」「山下」も、「2018年のオナイウ」に近いスタッツを残してはいるんですよねぇ。

 

なので、「2018年のオナイウ」の凄みは「42試合・42先発」の部分かな、と。

 

ここまで負傷無く全試合に出場したことがやべぇんですよ。

 

 

今シーズン終了後に掲示板やTwitterなどで「ストライカーを獲得してほしい」という意見を目にしましたが、正直「2018年の霜田サッカー」に迫りたいなら、ほしいのは「ストライカー」ではなく「”2018年の小野瀬”が出来る人」が最優先補強項目で、その次に「ネクスト”2018年の三幸”」なんじゃないかな~、って思ってます。

 

確かに「42試合・42先発」が可能な「ストライカー」も重要だとは思いますが、本質はそこじゃないのかな、と。

 

 

すんまへん。

話がやや逸れました。

 

 

「2018年・霜田サッカー」の神髄は「ボール奪取率」の高さと、そこからの「ショートカウンター」の切れ味の凄まじさ、だと思うんですよね。

 

リーグ1位の「ボール奪取率」でボールを奪い、リーグ1位の「クロス」まで持って行き、リーグ1位の「シュート」をぶっ放してイクぅ。

 

「2022年・名塚サッカー」と「2018年・霜田サッカー」を比較すると、実は「ゴール成功率」と「チャンス構築率」に大差は無いんです。

ほぼ一緒です。

なので、ほしいのは「ストライカー」では無いんです(ボソッ)。

 

 

「2018年・霜田サッカー」に出来ていて「2022年・名塚サッカー」に出来なかったこと。

 

 

-それは「ボール奪取」や!

 

 

2018年に、躍進の要因の一つでもある「レノファの攻撃(回数。リーグ2位)」を支えたのは、リーグ1位の「ボール奪取率」で、そこからの「ショートカウンター」が猛威を振るったんです(「シュート1位」「ゴール3位」「成功率」は10位であり、今年と大差ありません)。

 

この「2018年・霜田サッカー」の大根本である、リーグで1位を記録した「ボール奪取率」が「2022年・名塚サッカー」では17位・・・。

「数字」としては比較で「10%」近く落ちてます。

 

この辺は「戦術」にも影響を受けてはいるでしょうけどね。

 

2018年は「霜田サッカー元年」であり、当時塾長は「極端」を意識したブランディング志向でチーム作りをしてまして、その際に「とにかく突っ込んでけプレス」を指示してました。

多分それがハマったんやろな、って。

この年には上手くハマってたんでしょうが、そもそも失点が多く、後の大崩壊に繋がっていくわけですが、このやり方にストップをかけたのが渡邉監督。

おかげで失点は減りましたが失われた「レノファらしさ」。

 

「2018年・霜田サッカー」の武器は「リーグ1位のボール奪取率」であり「ショートカウンター」ではあるものの、失点が多い。

 

その失点数を減らそうとすると武器の切れ味が落ちる。

 

 

どうすりゃええねんーーー。

 

 

その課題への取り組みが「2022年・名塚サッカー」だったのかな、と。

 

 

「2018年・霜田サッカー」に比べて「攻撃を受ける回数」「シュートを打たれる回数」「失点」は減少させることに成功してますが、「攻撃」の面で見ると「シュート成功率」以外軒並みグッポリ低下してます。

 

ちなみに「シュートを打たれる回数」は減りましたが、打たれればそのシュートは「2018年・霜田サッカー」ばりに決まってしまっています(当時リーグ20位。その数字と大差ないです)。

 

 

「2018年・霜田サッカー」がしたいなら「ボール奪取率」を上げるしかないわけですが、そうすると失点数が増えてしまう。

失点数の多いチームが「J1昇格」(今年の名塚監督の目標の一つ)を達成するのは現実的ではない。

 

 

理想は「2018年・霜田サッカー」の「ボール奪取率」を維持して「失点数」を減らしていくことですが「アッチが勃てばコッチが勃たず」なのが人生。

 

中々難しいもんです。

 

来年どうするんでしょうねぇ・・・。

 

 

 

 

さて。

それはさて置き。

今回の本題。

 

 

-何故、神垣は謙介からスタメンを奪えなかったのか?

 

 

です。

 

 

正直2022年が「2018年・霜田サッカー」の延長線上にあるのなら、答えは「どっちも変わらん」になるんですが、霜田→渡邉→名塚に至った経緯を考慮するなら、この年の名塚監督は「ボールを奪ってショートカウンターに行きたいけどバランスがムズイ問題」を抱えてたわけで。

 

「2018年・霜田サッカー」を越えるには(発展させるには)着手すべきは「守備面」しかなかったはずなんですよね。

(この年の「攻撃面」ほぼ「リーグトップ」やし)

 

が、そこに着手すると「攻撃面」の強みが薄れていく・・・。

 

そういった難問を抱えつつも、2022年シーズンは開幕から2018年と同じく「”4-1-2-3”」の布陣でスタート。

 

 

このことからも、やはり名塚監督はある程度「2018年・霜田サッカー」をなぞりたい意思があったと推察できます。

 

それすなわち「アンカーに”2018年の三幸”クラスの活躍を見込みたい」っていう願望はあったはずです。

 

が、そもそも「2018年の三幸」は「(まだ完全に調べられてないですが)歴史的に見ても空前絶後のスタッツを残した存在」。

 

その代わりになるような選手はそうそういません。

 

 

名塚監督が2022年にアンカーとしてチョイス出来たのは、選択肢として「謙介・神垣・健太郎」の3人しかいなかった。

 

健太郎は2018年に三幸ほどではないにしろ「ボール奪取率」でかなり奮闘してたんですが、2022年、すでにでぇベテランの域に差し掛かった健太郎稼働率から考えてもファーストチョイスには出来んよねぇ・・・ってことで選択肢は実質「謙介・神垣」の2択。

 

 

で、この「謙介・神垣」がこれまで残してきたスタッツを見るに、彼らが「2018年の三幸」になり得るかと言えば

 

 

謙介・・・「無理」

 

神垣・・・「なり得る”かもしれない”」

 

 

という判断になるんですよ。

 

 

佐藤謙介」という選手。

この選手、調べれば調べるほど実に面白い選手でして。

「大ベテランの域に差し掛かってるのにピークに近い」スタッツを残したんですよ。

今年。

 

 

「2018年の霜田サッカー」を意識するなら中盤の選手に求めたい能力は「ボール奪取能力」だとしての感想ですがね。

 

 

謙介の「奪取」のスタッツ、2016・17年をピークに年々下がり続けてたんですが、2022年、つまり今年、持ち直し始めるんスよ。

 

それでも2020年の高ほどのスタッツには遠く及びませんし、出場試合数と時間が違うので比較が難しいですが、それでも2021年の「渡邉レノファ」のダブルボランチの主軸だった田中陸・神垣よりも「奪取」「守備」のスタッツがいいんですよね。

 

 

-何故、神垣は謙介からスタメンを奪えなかったのか?

 

 

この答えはシンプル。

 

 

-神垣が謙介を、ひいては「2018年の三幸」を越えると評価(判断)されなかったから

 

 

です。

 

 

ただ、根本的に今シーズンのレノファのアンカーの担い手で(「奪取能力」で評価するなら)「2018年の三幸」に迫れる選手はいなかった。

 

謙介の「奪取」のスタッツは2017年がキャリアハイなんですが、それでも2020年の高に遠く及びませんし、その高ですら「2018年の三幸」に遠く及ばない。

 

そんな謙介のスタッツ(「奪取」)を上回ることが出来なかった神垣の2年。

 

謙介がこれから自身のキャリアを大幅に上回る「奪取」のスタッツを残せるとは思えませんし、神垣にはまず「2022年の謙介」を越えてほしいところ。

 

その先に「レノファのサッカー」が目指す「2018年の霜田サッカー」の中軸を担った「2018年の三幸」があります。

 

この道はホント、茨です。

 

神垣のキャリアハイは「出場時間」から考えても去年でしょう。

幸い、神垣は「奪取」こそ「2018年の三幸」に遠く及びませんが「守備」に関してはこのバケモノに迫れてます。

 

 

神垣がアピールするとしたらこの「守備」からになるのではないでしょうか?

 

 

来年はケガ明けからのスタートになる神垣。

先輩の眞鍋が契約満了になったり、レノファにおける大卒選手はポジションを掴めなければ「25歳」がデッドラインになると考えられます。

来年その「25歳」を迎えるだけに、勝負の年です。

個人的に大好きな選手なだけに、奮闘に期待してますし、応援します。

がんばれ!

 

 

 

 

今回私が感じた謎を解明すべく「データ」を読み漁りましたが、ホントに扱い方が合ってるか、不安です。

 

取り扱いを間違えていたら・・・誰ぞ、物好きな方いらっしゃいましたらご指摘いただけると幸いです。

 

私としても「データ」には慣れていきたいので個人でブラッシュアップしていく所存ではあります。

 

 

合ってるかどうかは不明なままですが、一応今回「データ」や過去のジャンボのコメントを振り返ってみて思うのは、「今シーズンの補強ポイントは”小野瀬”(の代わりになりうる選手)」なんじゃないかな~、ってこと。

 

もちろん、2023年に名塚監督がこれまでの経験を加味してまんま「2018年の霜田サッカー」をなぞろうとするのか、にもよりますがね。

 

先日「レノファの9番」こと岸田の契約満了が発表されました。

 

戦術的なところもその理由になるんでしょうが、色々調べて思ったこととしては「稼働率」が大きな要因なんじゃないか、と。

 

 

来年、名塚監督が、そしてフロント陣(強化部)がこれまでの「レノファのサッカー」を評価して、どのように動くかには注目ですね。

 

 

「極端」でリーグ最高峰の「攻撃」を手に入れた「2018年・霜田サッカー」。

一度そこに戻すのか、それとも「バランスに苦しんだ2022年・名塚サッカー」の延長線上の新シーズンにするのか。

 

 

これはもう分かりまへん。

「積み上げ」って言ってる名塚監督のことですから、なんとなく後者を選択する気はしますが・・・。

 

 

今更ながら今年のストーブリーグが楽しみになって来ました。

 

 

 

 

今回参照させていただいたサイト様(と記事)↓

 

 

データによってサッカーはもっと輝く | Football LAB[フットボールラボ] (football-lab.jp)

 

 

山口・霜田監督が今季限りで退任…河村社長「レノファのサッカーの基礎を築いてくれた」 | ゲキサカ (gekisaka.jp)

 

 

レノファ、シーズンを終えて:朝日新聞デジタル (asahi.com)