おかげさまで先日我がブログの総PV数が「12345」を超えました。
その記念すべき「12345」の瞬間を目撃出来ましたし、スクリーンショットでスマホに収めることも出来まして感無量であります。
ネット海にレノファに関する感想をブリブリ垂れ流してるウンチングスタイルブログなもんで、この感動に対する感謝を一体誰に捧げればよいのやら分からんのですけど、過去偶然ここに辿り着いてしまった方や、日頃から記事を読んでくださっている方へ名塚式感謝表明を送らせていただきます。
-センキュー、センキュー(グータッチで)
想えば遠くに来たもんだ。
このブログを始めた時には一万回を超えるPV数を計測することになるなんて思いもしなかったんですが。
「なにげなくレノファ応援日記さん」や「小山社長」がこのブログを紹介してくださったり、「イタチ氏」「アサヒ氏」「クロスバー氏」といった(私にとっての)「御三家ポケモン」の皆さんからも言及をいただいたりがあってのこの数字なんやろなぁ、と、遠い目をしてたりします。
改めましてセンキュー、センキュー。
私はこのブログでなにかしら成し遂げたい!とか、成り上がりてぇ!といったパワフルメンタルを微塵も持っておらず、ただただ感想をネット海に垂れ流してるだけで、今後もそれは変わらないと思います。
100%の純情で自己満を満たすためだけに書いてるこのブログですが、それでもPV数が増えたりすると嬉しかったのも事実でありまして。
カントー地方でデュフデュフwしてるキモイポケモンな私ですが、今後もひっそりプリプリ活動していく予定ですので、お時間ありましたらお付き合いのほどよろしくです。
さぁて。
ここからは試合の感想でも書いてきましょうか。
前回の記事で、私はレノファが「残留」を意識してそれを確実なものにするなら、「捨て試合」を設定してもいいんじゃないか、といったことを書きました。
で、今節のaway町田戦は私の見立てでは「捨て試合」。
-でもそれが現地観戦を「しない」理由にはならんよなぁ(ニチャア)
ってことで行って参りました。
去年くらいから改装工事してましたがそれも終わってたようで。
なんかカッコイイスタンドが追加されてパワーアップした町田GIONスタジアムに我ら夫婦、参・戦!
町田って社長が変わってからだったか、スポンサーにABEMAが付いた辺りだったかその辺は定かでないんですが、ホント、雰囲気変わりましたねぇ。
以前までは別に可もなく不可もなくな感じだったんですが、去年くらいから劇的に色々良くなった印象なんですよ。
マジでスタッフさんたちがフレンドリーになられましたよねぇ。
めっちゃ声かけてくれるんですよ。
気持ちは嬉しいんですけど、青一色だらけの場所で元気いっぱいに声かけられるとチキンな私はビクつくので何とも言えん気持ちになるんですけどもね。
他にも今節だけのイベントだったのかは分からんのですけど、「天空の城」とかいう名の下にドラクエ風のRPG感を演出した催しやってましたしねぇ。
なんか露店の前に樽(型の机)があったり、剣や盾なんかが置かれてて、それを使って写真撮っていい場所があったり、入場の際Jリーグチケットを読み込んでもらったらドラクエの敵倒した後に流れる「リロ~ン♪(語彙力)」って音がしたり、とても面白かったです。
あれ?ABEMAってスクエニと仲良かったでしたっけ?
なんというか「スタジアムに一杯人を呼ぼう」「来てくれた人たちを楽しませよう」という町田の気概が見れて嬉しかったです(不思議な感情ですがね)。
が!それでも今節の入場者数2000人弱なんですよねぇ・・・。
難儀なもんです。
選手入場の際に、ジャニーズのコンサートとかでしか見ないような、あのぉ、ほら、火が出るやつ。(語彙力)
あれを選手紹介のコールとかに合わせてガンガンファイアーしたり、色んな所で工夫も努力も見えるのに2000人弱て・・・。
ホント、「スタジアムに人を呼ぶ」ってのは難しいもんですな。
やっぱ「イベントを打って人を呼ぶ」ってのには限界があると思うんですよね。
個人的にはやはり横浜DeNAベイスターズ式の「コア層(アクティブ層)に初見さんたちを連れて来てもらう」が強い気がしてきてます。
パッと思いついたのは「お友達と一緒に来たらチケット半額キャンペーン」なんですけど、これだと「今来てる人たち(コア層)同士」で消費されて新規開拓にならん気がするんで上手くいかんか・・・っていう。
いやー、どうやったらいいんでしょうねぇ~。
この辺は素人なりにダラダラ考えるのも面白いんでポケ~っと考えつつ、レノファのフロント陣の動きを見て答え合わせのようなことをやっていきたい案件です。
めっちゃ話それてるやん・・・。
話を戻して試合を振り返ってみたいと思います。
今節の試合は私の勝手な認識では「捨て」な試合であり、正直勝敗にはあまり興味は無く、新加入の成岡が凄かったんでワンチャン「”3+2”」のビルドアップを試合開始辺りから試しでもしてくれたら満足だなぁ、と思いながらの観戦でした。
とはいえ。
今シーズンも町田は我ら盟友のレノファを裏切り「プレーオフ争い」を演じている、と。
許せませんねぇ・・・。
町田とは「レノファがJ1に昇格するときは一緒に」の仲のはずであり、それすなわち「町田がJ1に昇格するときは一緒に」のズッ友同盟の契りを交わしてたよなぁ?
レノファが今年も「残留争い」を演じてる中、町田は「プレーオフ争い」。
これは・・・引っ張らなきゃ!足を!(使命感)
レノファには昇格の可能性が0でありながら、町田に昇格の可能性を1%でも浮上させるのは言語道断。
町田が積み上げる予定の「勝ち点3」をレノファが奪うこと(分けてもらう、とも言う)で町田はプレーオフ進出が難しくなり、レノファは残留を確かなものにする。
これが win-winの関係 って言うんやね!
「一方的な押し付け」とかいう言葉が頭をよぎりますが、それは気にしないことにして、まぁ、「捨て」認識ではあったものの、ワンチャン「勝ち点1以上」を狙いたいよねぇ、とも思ってた一戦。
結果は 1-0 で勝利。
マ ↑ ジ ↓ かよ・・・。
勝っちゃったよ・・・。
この試合は現地観戦だったもんで正直細かい戦術のようなモノはサッパリ分からなかったんですよね。
家に帰ってその翌日にダゾーンでこの試合を見て町田が3バック使ってたことに気付いたくらいなんも分からんかったんですよ。
現地で見てた時はヴィニシウスくんが生駒を後ろから手を使って倒したのにノーファール、深津が梅木を後ろからひっつかんでホールドして何故か深津が倒れて梅木のファール判定、といった感じでまたしても主審のジャッジが気持ち良くなく・・・。
またか!と。
ごめん。
頭では分かってんのです。
でも感情が理性を吹っ飛ばすのです・・・。
ってことで「主審へのリスペクト?」「なにそれ?」「美味しいんか?それ?」ってなもんでドチャクソイライラした結果、「捨て試合」認識だったこの試合、前節に続き「喰え!喰え!」「レノファ!報われろ!」に気持ちが変わっちゃいました。
なんかJ2リーグってシーズン終盤になると露骨に上位チームへの贔屓ジャッジ増えなぁい?(ボソッ)
いや!いやいや!
すんまへん!
忘れてつかーさい!
なんでもないッス。
そんなこんな色々ありましたが「結局GK関のおかげで勝ち点取れたんじゃない?」な一戦の感想を書いていきます。
まず個人的に注目していたのが「レノファのビルドアップ」。
まぁ、正直現地で見てた時は何も分からんかったので、ダゾーンで見返した感想になるんですがね。
結論から書くと「成岡がやべぇ」でしょう。
前半は前節に続き謙介がディフェンスラインに降りたりを混ぜながら「”2+1”」と「”3+1”」でビルドアップを試みていた印象です。
いずれの形でも”1”を務める機会が多かった成岡。
形としては今シーズンずっと上手くいっていないビルドアップであり、相変わらず今節でもハメられてキツイ状態ではあったように見えましたが、もう「個の力」で剥がすは剥がす。
今まではケンティーか田中渉、あるいはウイングの沼田がなんとかするしかなかったんですが、ここに「DF・前」「成岡」が加わったことで、なんていうんでしょうか、「上手くいってないのに上手くいく」と感じる不思議なビルドアップが爆誕した印象です。
DFに前ちゃんを起用するのは何とももったいないと感じていたんですが、前ちゃん、プレス耐性が凄まじすぎるんですよね。
相手にハメられてるのに、もうそこまでプレスに来られているのに剥がしちゃったりボールを奪われなかったり、異次元すぎるよねぇ、っていう。
ここまで2試合くらいDF・前のプレーを見て思うのは「こりゃヘナンには出来んなぁ」です。
いや、ヘナンだから出来ない、ってわけではなく、普通は出来ないですよ。
前ちゃんのプレー。
まぁ、なんというか、ヘナンも眞鍋も頑張れ!
そして「成岡」。
特に後半のプレーが印象に残ってるんですよ。
相変わらず「”2+1”」で相手に捕まっててキツイ状態のビルドアップが続いてたように見えたんですが、この”1”を担った時の成岡がすげぇぞ、と。
”GK+2(生駒・謙介)”でGK関がボールを持っている時、”2”は相手のCFとシャドーに捕まってて、”1”の成岡にも相手のシャドーがついてます。
この状態の時、成岡についてる相手は成岡を消しながらGKにプレスに行きたかったと思うんですよ。
が、成岡がGKにプレスに行こうとする相手の死角に入ってちょこちょこ動いたり、いざとなったら前線に駆け上がっていくので成岡のマーカーがGKにプレスしに行けなかったんですよね。
これ、マジで凄いな、と。
謙介が”1”を担っていた時にはこんなことは起きず、GKが無謀に前線に蹴るしか出来なかったんですが、成岡が入るとこんなにも変わるんかい、っていう。
しかも成岡の「いざとなったら前線に駆け上がる」って相当難易度高いプレーのはずなんですよね。
普通そのまま止まっちゃうか、細かくポジションを修正するか、くらいしか出来ないですから。
あえて前線に行く、って判断できるのはマジすげぇ。
かつ、後ろでボールを保有してもパスの出し所が無く膠着してしまっても、DFからパスを受けた成岡が強引に前進してくれるもんで、「ほっときゃ勝手にチャンス作るマン」化までしてたぞ、と。
バケモンやん・・・。
コバチッチが日本に居たぞぉ。
名塚監督は「トレーニングでやっていくしかない」と普段からコメントしてますが、結局ビルドアップに関しては「成長」でも「仕組みの変更」でも無い「補強」で課題を解決しちゃった、と。
このことについて思うところが無いわけではないですが、まぁ、「個の力重視」主義が極まるとこんな光景が見られるんだなぁ、って感想です。
一応今シーズンはずっとビルドアップで苦しんでて、その解決策として「(選手の)成長」を掲げていましたが、上手くいかず、最終的に名塚レノファのビルドアップの課題は「補強」で「解決」したわけですから。
「現場」と「フロント陣」が力を合わせた結果、とも言える功績な訳で、そのことに関しては素晴らしいと思います。
ただ、やはり「もったいない」とも感じるんですよねぇ・・・。
名塚レノファのビルドアップの課題を「解決」したと書きましたが、それは「最低限」の形で、であり、「もっと上手くやれるんじゃないのか」と思える余地がたくさん残ってると思うだけにもどかしい気持ちです。
「”2+1”」であれだけ相手にハメられててもボールを前進させられるのが今のレノファの選手たちです。
この選手たちに「仕組み的な解決」を与えてあげたらどこまでやってくれるんだろう、と。
名塚監督の「メンタルクリニック」はマジで一流だと思うんですよ。
まず間違いなく選手たちは試合でファイティングポーズを取ってくれます。
だからこそ、去年「戦術の渡邉・モチベーターの名塚」コンビが機能してたらなぁ・・・って思うんですよね。
残念ながらそのパラダイスみたいなドリームは実現しなかったわけで、いつか人は違えどそんなコンビがレノファの舵取りをしてくれることを願ってたりします。
以前名塚監督が「なんでそんな起用なの?と思うことがあるかもしれませんが、現場で見てベストな人選で挑んでます」みたいなことを試合後にコメントしてたんですよね。
もう全くその通りで、ホント、外から見てる側の人間には分からない苦悩が現場にはあると思うんですよ。
「”3+2”」のビルドアップに関して、「やりたくても出来ない」なのか「やる気はない」なのか、そういったことは全く分からんのです。
そう、思ってはいるんですが・・・。
分かっちゃいるのよ?
頭では。
ただちょっと書き残しておきたいことがありまして。
この試合、一点リードの局面で、最終的に渡部や山瀬を投入して”5-3-2”に布陣を変えたじゃないですかぁ。
これがね。
個人的に全然ピンと来なかったんですよ。
多分狙いは「中央締め」「沼田イってこい残し」だと思うんですよ。
普通”5-3-2”って”3”を担う選手たちに激烈な運動量を要求する布陣だと思うんですね。
しかし、この試合のレノファの”3”は「ヘロヘロの成岡」「レノファで初の中盤起用の渡部」「猛烈にスライドして守備することには期待出来ない山瀬」でした。
もう、中盤にスライドとか求めてないよね?っていう。
「中央を閉め」「跳ね返す」狙いでしょう、と。
ただ、名塚監督はあまり「100%の撤退」はしない印象で、引くときは必ずカウンター要員を前線に残す采配をする方です。
それが今回は「沼田イってこい残し」なのかな、と。
現場の本当の狙いは分からんのですけど、少なくとも私にはこのような狙いがあっての采配だったのかな、と思いました。
で、ですね。
これがことごとく裏目に出ちゃったように見えたんですよね。
まず、中盤が”3”になって、かつ、その”3”をスライドが素早い選手たちが担っていないことで、「サイドで数的不利」が生まれたんですよね。
町田からすれば一点ビハインドであり、SBは躊躇なく前線に上がって行きたい状態で、レノファは”サイドに人が少ない”。
噛み合っちゃったんですよ。
レノファとしては中央を閉めて跳ね返したかったはずなんですけど、町田としてはSBが特に何の工夫もせずただ前線に上がるだけで”数的優位”。
実際レノファはこの布陣への変更後、橋本が特にですけど、ほぼずっと「1対2」を強要されちゃってたんですよね。
で、アディショナルタイムでこのサイドから決定的なチャンスを作られて危うく失点しかけましたが、関が神になって防いでくれた、と。
あと、この試合の後半からテセが投入されて、途中から前ちゃんが狙われてましたけど、渡部を投入するなら真ん中のCBで、前ちゃんのところに生駒、ボランチに前ちゃんが普通に妥当だったんじゃないかなって感じるんですよね。
渡部がアンカーに入ってましたけど、なんか利点というか、「なるほど!」って見てて感じるというか、なにかしろ渡部がアンカーを担うメリットありました?
渡邉体制下におけるヘニキ的な起用かな、と感じましたが、町田のロングボールに関してはほとんど渡部を越えて前ちゃんで処理しなきゃならないシーンが多かったように見えたんですが・・・。
おそらくこの辺の、見てて「なんで?」が名塚監督の言う「現場で見てベストな人選」に該当するんでしょうけどもね。
個人的には”5-4”ブロック継続で、トップに沼田、サイドに岸田かな、と。
この二人がそれぞれの場所で機能するかは分かりませんが、少なくともレノファはサイドからサイドへというクロスに対しての守備が上手くは無いので、押し込まれてる展開でサイドで数的不利は作りたくなかったのでは?と思うので。
(ベンチに神垣居ない今、島屋がベンチに居てくれると取れる戦術の幅が広がるはずなんですが、まだ仕上がらない感じでしょうか。島屋って名塚体制下ではあまり評価されてない感じですので・・・厳しいですかね)
ビルドアップに関しても、今節の勝利に関しても、「仕組み」で選手たちを助けてくれてるようには見えず、「選手の頑張り」でだけで掴んだ様に映るんですよねぇ。
素晴らしい勝利の後味を濁したい、とかいう意図はないですし、ただただ名塚監督を含めた現場スタッフ陣に文句を言いたい、ってわけでもないんですが。
「結果」も「内容」も堪能できる、なんて望まない方が良いのか・・・。
ちょっとだけ真剣に悩んでたりします。
ホント、何とも言えんのですよ。
現地で見てる限り、この試合めちゃくちゃ楽しかったんです。
声出しエリアで応援されてる方々は素晴らしい声援を、かなり善きタイミングで送られてましたし、あの「最後の6分間」は何物にも代えがたいハラハラで極上でしたし。
なにより私たち夫婦、2019年以降away現地観戦で「勝利」を見たことなかったんですよねぇ。
その辺の想いもあってくっそおもろかったんですよ。
最後にレノファの勝利を現地で見れたのって2017年とかにまで遡るんじゃなかろうか?
レノファのサッカーを観戦する上で「感情」と「論理」を自分の中で上手く分けられたらな、と思ってます。
あ、そうそう。
この試合終わった後に小山社長に会えましたぞ!
ニッコニコでaway席の後ろ側に立っておられましたわ。
以前ヴェルディ戦で初めて生社長を目撃して以降、私の現地観戦の目標に「社長に”お疲れ様です”とか何でもいいから話しかける」ってのがありまして。
これ、達成しました。
やったりましたわい。
私試合後トイレ行きましてね。
あ、小さい方なんですけどね?
で、そのトイレにアルコール消毒があったんで何となく手にビシャがけして、手をコスコスしてたら社長発見、と。
グータッチで挨拶出来ましたわい。
「ありがとうございました」「お疲れ様です」が言えました。
もう思い残すことはありまへん。
強いて言えば次は「これからも頑張ってください」チャレンジしようかな。
そんな感じで!
ではでは。