今日からいよいよJリーグが開幕しますねぇ。
とはいっても今日は 川崎 VS FC東京 の1カードのみなんですがね。
本格的な開幕は明日から、と。
我らがレノファの開幕は明後日なので、久しぶりのお休みである本日は、気が付いたらとんでもないところに着地してた山下の応援でもしてましょうかね。
いやー、山下。
君、今FC東京にいるんやね。
本州の端っこのド田舎クラブでキャリアをスタートさせた選手が今や大都会チームの選手ですわ。
感慨深いものがありますねぇ・・・。
私今日が開幕ということを忘れてて、昨日慌てて本屋で選手名鑑を買って来てザッと目を通して驚きましたよ。
出来る子は勝手に育つんやね。
選手名鑑では山下はスタメン予想されてませんでしたが、まぁ、出るには出るでしょ。
私は今シーズンのFC東京に興味は無いんですが、今日に限り東京の味方になります。
がんばえー。とうきょー。
今日が開幕ってことを忘れてたくらいには最近仕事が忙しかったんですが、隙あらばレノファの開幕フォーメーションやらスタメンを頭の中でグルグル考えてはいたんですよ。
いやー、これ、結構いいんですわぁ。
仕事で煮詰まった脳みそをリフレッシュさせるのに実にちょうどいい。
私の仕事にかすりもしないジャンルのことに頭を使うとなんか知らんけどいい感じでリセットしてくれたんですよねぇ。
「監督が名塚」ってことさえ思考に入れなければ結構有意義でした。
てことで選手名鑑のレノファの項にも一応目を通しましたし、そこに書いてあった予想布陣と私が煮詰めに煮詰めトロトロに仕込んでおいた予想布陣を足してみて、私の中で巻き起こっていた「新シーズンは3バックか4バックか論争」に決着をつけてみたいと思います。
結論から書きますと、「新シーズンは ”4-2-3-1” でいくんじゃね?」です。
もうちょっと書き足しますと「”4-2-3-1” でスタートして ”3-4-2-1” に落ち着くやろなぁ」です。
それじゃあ、なんでこの結論に到ったか解説していきますね。
元々今シーズンに向けてレノファが行った補強に関して、私はトータルで見てみると「生駒を右SBで計算するなら4バックが妥当」と言える選手構成に思えてました。
昨シーズン同様3バックのフォーメーションでいくならWBの選手が左右どちらも多すぎるんですよ。
右 → 高木、石川、高橋
左 → 橋本、桑原、兒玉
石川は左右どちらでも起用できることを考えると、流石に2つの枠にこんなに選手はいらんやろ、と。
あと、兒玉が加入したタイミングが気になってました。
兒玉は昨シーズン相模原で16試合に出場し、内13試合左WBで先発している選手です。
そんな選手が(山瀬と合わせて)レノファの補強の最後の選手でした。
ただでさえ枠が2つしかなく、そこに5人もの選手がいて、かつその内の1枠、左WBは橋本が余程のことがない限り埋めることが予想されるポジションに選手増やすかね?っていう。
お金の無いレノファからすれば兒玉は”補充”ではなく”補強”のはず。
なので「兒玉はサイドハーフかウイング起用じゃね?」って思うわけです。
で、ですよ。
サイドハーフかウイング起用想定の選手を加入させた、ってなると、これはもう3バックは無いわけで、4バックになるよね、っていう。
で、じゃあレノファの選手構成的に ”4-3-3” か ”4-2-3-1” のどちらかになると思うんですけど、消去法で ”4-2-3-1” かな、と。
レノファって昨シーズンほとんど ”3-4-2-1” のフォーメーションで過ごしたじゃないですかぁ。
多分ですけど、この経験を捨てるのはもったいない、ってことで攻撃時にはこの形に可変すると思うんですよ。
”4-3-3” と ”4-2-3-1” の内、レノファ的に ”4-2-3-1” の方が ”3-4-2-1”に可変しやすいかな、と。
「兒玉はサイドハーフかウイング起用想定」と仮定して4バック予想しましたが、そうすると右SBが石川、生駒、高橋の内の誰かになると思うんですよ。
で、仮に石川を右SBで先発させたら ”4-3-3” の場合、攻撃時に両SBを高い位置に上げて、アンカーの選手をディフェンスラインに落とすことになるでしょう。
その際のアンカーが務まる選手がレノファにはいないんですよね。
ディフェンスラインに降りてパス散らす、みたいなプレーが出来る選手はいると思いますが、いざというときカウンターを阻止できるほどの強度、センスを持ってる選手がいない。
攻撃してる時の後ろが ”渡部、佐藤謙介(田中渉、神垣、佐藤健太郎)、ヘナン(真鍋、菊地)” とか怖いって。
その際のボランチが(インサイドハーフの選手が降りて来るとして) ”池上、田中渉(山瀬、神垣)” っていうのも恐怖に拍車を掛けますやん、っていう。
守備能力に秀でた中盤がいないレノファとしては、せめて攻撃時に後ろ3枚はCBタイプの選手置きたいよね、ってことでアンカーをディフェンスラインに落とす形のビルドアップではなく、右SBの選手を後ろの組み立てに組み込む形が望ましいのかな、と。
で、その右SBとして最適なのは生駒でしょう。
まぁ、生駒って北九州で右SBやってる時高井さんにチンチンにされてたような気がしますけど、佐藤謙介(田中渉、佐藤健太郎)が残ってるよりかはマシでしょう。
ただそうすると ”3-4-2-1” に可変するための動き方がやや複雑になっちゃうんですよね。
右ウイングは張る、インサイドハーフのどっちかは降りる、左ウイングはそのスペースに入る、左SBは駆け上がる。
あのレノファの選手たちが急にスペース共有が上達するなんて考えられませんし、そういうのを仕込める実績のあるスタッフなんておらん。(ヘッドコーチの山本氏には期待してますが)
てことで今のレノファが ”4-3-3” をやるのはまだ早いでしょう、と。
なので消去法で ”4-2-3-1” なのかなと思いました。
これなら ”3-4-2-1” への可変も ”4-3-3” ほど難しくはないでしょう。
攻撃時には中盤に守備能力の高い選手がいない問題から同じ理由で右SB残しのビルドアップだとして、全体的に左肩上がりになるだけでいいんですよね。
右サイドハーフは張る、トップ下は右にズレる、左サイドハーフは右にズレる、左SBは駆け上がる。
縦移動が減って、横移動だけで大体済みます。
まぁ、理論上は、ってだけでそう簡単な話じゃないでしょうが、個々人の判断負担が減るのは間違いないかと。
レノファは ”前から行ってショートカウンター” っていう謎の宿命を帯びているので今シーズンもハイプレス・ハイラインが予想されるんですが、 ”4-2-3-1” なら、まぁ、ハメようと思えばハメられんこともないでしょう。
相手が後ろ3枚ならそのままトップとサイドの選手が行けばいいですし、2枚ならトップとトップ下がい行けばいいでしょう。
また今シーズンもボランチの負担がエゲツナイことになるんでしょうが、田中渉の成長と神垣のレギュラー奪取、池上の守備センス向上に期待しましょう。
そう、池上ねぇ・・・。
4バックのトップ下って今やめちゃめちゃ賢く振舞わないとチーム守備が崩壊するんですが、大丈夫ですかねぇ。
一応キャプテン外れて負担が減ってるのでサッカーに集中して取り組める環境にはなってるはずですが、これが上手いこと転んでくれたらなぁ、なんて思ってます。
以上が開幕フォーメーションの予想。
選手名鑑でも ”4-2-3-1” で予想されてたんですよね。
なんだかんだこのフォーメーションって色々出来るシステムを準備しやすいのでいいんじゃないかなと思ってます。
最悪右SB残しのビルドアップでなくボランチの片割れをディフェンスラインに降ろす形も、まぁ、なくなくなくなくはないかな、と。
で、選手名鑑では右SB予想が高木になってたり、なんかめちゃくちゃだったので、この私が予想し直して進ぜよう。
(”WB出来る選手はSB出来るやろ”の精神を感じました)
まず、GKは関。
これは動かん。
今年も失点数-20くらいを実現してくれるでしょ。
この人がいるだけで降格は無いやろな、って思えるし。
ピッコロがいなくなった栃木はいいとして、後は秋田にだけ気を付ければフル出場行けるやろ。
CBは渡部(生駒、上本)とヘナン(真鍋、菊地)。
いやー、ボールウォッチャーだらけやないかい。
生駒と上本は知らんけど。
上本は来年レンタルで修行に出されると思う。
右SBは生駒(石川、高橋)。
右SB残しのビルドアップをするなら生駒でしょ。
高橋はマンチェスターシティのウォーカーみたいな役割で。
将来伊東も生駒と同じ使われ方をするんじゃないかと予想。
ただ武岡がいても右SB残しのビルドアップを頑なにやらなかったチームであり、その当時のヘッドコーチが今や監督。
多分石川辺りを起用して突っ込ませるんじゃないかと思ってます。
左SBは橋本(桑原、石川)。
議論の余地なし。
開幕は多分この二人。
シーズン終わるころには神垣がレギュラー獲ってることを願ってます。
田中渉次第ですが、夏にレンタル辺りで高、田中陸みたいな選手獲れたらいいなぁ、って思えるくらいにはオフの補強で失敗したポジション。
みんな馬車馬のように走りつつもちゃんと頭を使わなきゃならないだけにプレーでミスが多発してもしょうがないかなぁ、って思ってます。
右サイドハーフは高木(兒玉)。
右SB残しのビルドアップをするならサイドハーフは張ってほしい。
てことでこの二人。
渡邉監督時代で右サイドハーフをやってた頃の大ちゃんは中に絞ってきてましたけど、それやない。逆。張るんや。
相模原では左で起用されていた兒玉。
よく分からんけど多分おそらくきっと右で張らせて大丈夫でしょ。
ドリブラーらしいし。
同じ張る役割でもキャラクターが違うでしょうから住み分けは出来てるんじゃなかろうか。
左サイドハーフは吉岡(島屋)。
ある人がTwitterで呟いてました。
「吉岡はシャドーが合うと思ってた」と。
ならサイドハーフから内に絞らせればいいじゃない。
ってことでこの位置で予想してみました。
右SB残しビルドアップをするなら右サイドハーフには張ってほしいので消去法で左サイドハーフ予想にしたんですけどね。
ダメそうなら右に回して石川辺りと上下で組ませればいいですし(カウンター喰らったら知らん)、吉岡ダメでも島屋が来るぞ、っつていうのは最高の保険。
トップ下は池上(沼田、河野)。
守備とボールを受けるポジショニングさえ上達すれば・・・な池上。
まぁ、今年はキャプテンではないですし、ダメなら代わりが出てきます。
シュートセンスが素晴らしいので頑張ってほしいな~、とは思ってます。
沼田が出る時は ”4-4-2” 気味になるんじゃないでしょうか。
足が速くて体力があって点決められる選手らしいです。
それなんて草野?
まぁ、レノファでキャリアを始める大卒です。
多分SSRです。この子。
河野はケガから復帰したらこのポジションでプレーすることになるでしょう。
相手のCBとMFの間で一番危険なプレーができる選手ですから期待してます。
トップは梅木(大槻、岸田)。
多分梅木が山下になります。
11得点くらい決めます。
名塚監督が狂わなければトップで起用し続けてくれると思うんでもっと決めて来るでしょう。
てことで予想スタメン終わり。
開幕は ”4-2-3-1” で
関
生駒、渡部、ヘナン、橋本
佐藤謙介、田中渉
高木、池上、吉岡
梅木
がスタメン。
ベンチは分らん。
監督が「練習でよかった選手連れていきてぇ」教の信者なんで予想がつかん。
FW4枚がベンチに座ってる可能性も捨てきれないのが今年のレノファや。
ホント、ヘッドコーチの山本氏には期待しております。
就任1年目で辣腕を振るう、みたいなのは難しいかもですが、なんとかレノファを「チーム」として「機能」させていってほしいものです。
もし山本ヘッドが優秀で前プレスをちゃんと仕込めるようなら4バックのまま、どうにもならんかったら3バックに戻すことになるでしょうね。
そんな気がしてる2022シーズンです。
あと、特定したる!という意図は無いんですが、先日レノファのトップチームの選手にコロナの陽性判定が出ちゃったらしいじゃないですか、しかも3人くらい。
この一件で練習できる選手とそうでない選手が出て来ちゃったので、この辺りもスタメンを予想するのが難しい要因の一つなんですよねぇ。
まぁ、正直このブログで予想が当たったためしがないですし、明後日には答え出ますし、なんか楽しみですね。
明後日元気よく開幕 ”4-3-3” だったら私は大爆笑してると思ってください。
それでは、また!