【第21節 home ファジアーノ岡山戦】 「グッドなチームだけどストロングではない」

レノファサポーターの皆さん、6月2日と10日に行われた日本代表の試合をご覧になられましたか?

 

私はね、この2試合を見て衝撃を受けましたよ。

 

 

まず2日に行われたブラジルとの親善試合。

 

もうね、レノファが目指す守備の形、ブラジルが見せてくれたじゃん、っていう。

 

ブラジルのフォーメーションって見る人によって捉え方が違ってくると思うんですが、私は「攻撃時”4-1-2-3”守備時”4-4-2”」として見てました。

基本的に守備時2トップのパケタとネイマールが日本のCB吉田と板倉を見つつアンカー遠藤へのパスコースを切る、いわば「二人で三人消すプレス」を敢行。

結果日本は後ろで余裕を持ってボールを保有出来ないので最終的には前線への蹴り込みに終始してました。

が、蹴り込んだところで、あるいは強引に縦にボールを入れたところでその先では全ての選手がブラジルの選手につかれてるので、日本としては全く攻撃の糸口を見つけられてなかったです。

 

で、攻撃時にはボランチ2枚の内、カゼミーロがアンカーへ、フレッジが高い位置に移動してインサイドハーフへ、そしてトップのネイマールが降りてインサイドハーフ化して”4-1-2-3”へ可変してました。

 

まぁ、攻撃に関してはブラジルの個の質がやべぇもんでしたから全く参考にならんのですけど、このブラジルが見せてくれた一連の攻撃・守備における布陣の変形に関してはとても参考になるんじゃないかな、と。

というかもういっそこれパクってほしい。

選手個々人の個の力にフォーカスするんじゃなくて布陣の変形のみ。

これ、めっちゃ合理的で、動き方自体はそんな難しくないですやん?

前線が守備時「二人で三人消す」っていう難しめのタスクを背負うことになりますけど、言ってしまえば何も最前線でボールを「奪う」必要はないんですよ。

あくまで「誘導」し続けてほしいんですよね。

相手の布陣によりますけど、前線の二人が頑張ってくれさえすれば、後ろは全選手にマーク出来てるんで、相手が苦し紛れにボールを前に蹴ったらブラジルよろしく回収出来ちゃうんですよね。

要は「相手を網に掛け続ける」守備が理想。

相手を相手陣地に押し込んで、高い位置で「網に掛け続ける」。

レノファって守備時やけに前プレスでボールを奪おうとする守備をしますけど、結局剥がされて相手陣地から自陣にボールを運ばれてしまうシーンが多いんですよ。

そうじゃなくて相手陣地でボールを奪えればいいんで、ボールホルダーからボールを刈り取る意識ではなくて、そのボールホルダーのパスコースを限定させて、パスを出させた上で、その先でガツンと奪いたいんですよね。

 

イッツ・ブラジル流。

 

まぁ、言うは易し行うは難し、なんでしょうけども。

そんな頭を90分使い続ける守備なんて選ばれし者たちの集団にしか出来んでしょう。

が。

せっかくレノファは”攻撃は後ろから、守備は前から”っていう意識高い系のチームコンセプトを掲げてるんですから目指してほしいなぁ、という気持ちがあります。

 

 

この話はここ最近ウイングに「外切り」でCBにプレスさせて失敗し続けてるレノファに「アプローチ変えてくれぇ」っていう願望が生まれてたんでこう思った、ってだけなんですけどね。

日本代表だと左ウイングで起用されるときの南野が”リバプール式”よろしく外切りプレスして剥がされまくってるのを見ても、そんなに間違ってないと確信してるんですけども。

ウイングが外切りでCBにプレスしてもボランチとか使われてフリーになるSBに渡されちゃうんですよね。

J2だとヴェルディが上手いやつ。

てなわけで、相手のSBにはウイングを、相手のサイドハーフにはSBを、っていう普通目の守備が結局は有効なんでない?っていう。

 

レノファは前節特に左サイドがめちゃくちゃな守備してたんで、訳の分からんマークの受け渡しが発生しないブラジル式守備は参考にしてほしいなぁ(取り入れてほしい)、って話でした。

 

 

余談なんですけど。

この試合、日本代表は守備時「ブロック」を選択してましたね。

いわゆる撤退守備。

ゴール前に人垣作るやつ。

前からのプレスはほどほどに、撤収撤収。

 

おそらくこの戦い方でワールドカップ本戦のドイツ、スペインを迎え撃つんじゃないでしょうか。

 

何十年かぶりにブラジルと親善試合出来て、かつ歴代最強ジャパン引っさげて撤退する戦い方の練習・実行するんかい、とは思いましたが、分からんでもないですよねぇ。

 

いくら歴代最強ジャパンとはいえ、失敗できない本戦でドイツ・スペイン相手に主導権取りに行く戦い方は怖くて出来んわい。

私は無責任な立場ですからそれでも「ドイツ・スペインに挑め」って思っちゃいますが、日本サッカー界を背負う監督の立場からしたらそりゃ難しい話。

 

ワールドカップ本戦の日本の理想は、ドイツ・スペインに引き分け、コスタリカニュージーランドに勝利、っていうストーリーになるんでしょうか。

 

ベスト16の壁破壊に向けて必須の”ターンオーバー”どこですんの?ってことが気になります。

森保監督含めスタッフ一同、そして何より選手たちの奮闘努力を堪能させてもらえるのは嬉しい限りです。

どうか誰もケガすることなく万全の体制で挑めること願いつつ楽しみさせていただきます。

 

 

 

 

で、お次、10日のガーナ戦。

 

この試合はシンプルに驚きました。

 

三苫やべぇ、とか各所に衝撃ポイントがありましたが、私は久保のパフォーマンスに一番驚きました。

 

 

久保くんさんってこんな凄かったんやな、って。

 

 

私正直久保のストロングポイントを知らなかったんですよ。

なんかサイドでドリブルしてたんでドリブラーなのかな、って思ってたんですけど、その割にはあんまり得点に絡まんなぁ、と。

久保が決定機作っても味方が決めんだけじゃ、なのかもしれませんが、にしてもあんまり効果的に・・・というか超決定機作らんなぁ、って。

 

すまんかった・・・。

久保くんドリブラーじゃないわ。

バイタルエリアの魔術師やん。

(ドリブルできるからバイタルで輝けるんである意味”ドリブラー”か)

 

相手のCBとボランチの間のエリア、いわゆる”一番堅いエリア”で”ボール失わない”選手だったんですね。

いやー、すげぇわ。

相手が奪おうとしたらファールもらってくれるし(絶対的なキッカー日本におらんけど)、最高ですやん。

 

おまけにガーナの”5-3”ブロックに対して泣き所の”3の脇”を崩しに行くしバケモノ。

 

いいなぁ。

レノファにも”バイタルでボール失わない”選手欲しいよぉ。

 

 

っていう、シンプルに羨ましくなった試合でした。

はい、それだけです。

 

 

 

 

さて、ここから今節岡山戦を振り返っていきたいと思いますが、その前に一つ気になるニュースを。

今回はいつも以上に余談・雑談多めになっております。

ご容赦を。

 

 

気になるニュースはこれ↓

 

 

レノファ幹部とサポーターが一堂に課題解決へ会議 小山社長「債務超過が解消」と発表 

https://yama.minato-yamaguchi.co.jp/e-yama/articles/44176

 

 

6月8日に行われた「レノファ会議」にて小山社長から参加者に対して「(レノファの)債務超過が解消した」と報告されたそうです。

 

え?一気に?

 

約2.09億円もの額を一気に解消したのん?!

マジか・・・。

私はてっきり数年単位でゆっくり目に解消していくもんだと思ってたんですが、まさか2年で膨らんだ債務超過を今年、しかも半年足らずで解消に持っていくのは予想外でした。

 

レノファの、ひいては山口県の底力を見た気がします。

 

 

小山社長が就任に際して記者会見にて「(債務超過を)早めに解消したい」とコメントされており、解消方法については「増資」、で増資については応じてもらえる企業をジャンボがピックアップしてくれていて、後は小山社長が内容確認後にGO、みたいな道筋が既にたてられてたみたいだったんで、債務超過に対してあんまり心配はしてなかったんですけど、まぁ、しかし、ここまでのスピード解決になるとは驚きです(ジャンボすげぇ)。

 

多分「債務超過が解決した」っていうのは正確には「目途が立ちました」ってことなんだと思うんですよ。

これ、債務超過が解消してキレイな身体になるのは決算で確定するはずのことなんで、まだ「解消確定」ではないのかなぁ、なんて思ってます。

違ってたらすんまへん。

まぁ、でも実質解消されたようなもんなんでしょうから意味に違いはないのかもしれませんけどもね。

 

私が気になってるのは「夏の補強費」なんですよ。

 

債務超過が解消された」っていうのは「夏の補強費込み」なのかどうか。

夏に選手なりを補強する予算は組めた上での「解消」なのか。

 

これが分からない。

 

夏に補強して決算を迎えても大丈夫なのかどうかが気になる、って話です。

 

「増資」による「債務超過解消」と記事には書いてあったんで、例えば「夏に橋本売って、それで得たお金も債務超過解消分に含めてます」ってことでは無い、っていうようなことは分かるんですけどね。

 

ってことで、おそらく夏の移籍市場でのレノファの動きとして、出る方に関しては「J1(あるいは海外)からお声が掛かった」「規律違反(法律違反込み)を犯した」といったものが考えられ「財源確保」の為の売却は無いでしょう。

あったとしても「コストカット」的な放出が考えられますが、現時点で「債務超過解消」の目途が立ってるんで、それはあったとしてもシーズン後のことになるんじゃないでしょうか。

 

なので、あくまで仮にですが、レノファの現メンバーが夏に誰も移籍で居なくならないと仮定して、さらに2、3人は補強出来るとした上で、私個人的に補強してほしい選手を挙げてみたいと思います。

 

(今回の雑談ではこれが書きたかってん)

 

正直私Jリーグの選手に詳しいわけではないので「どこそこの誰誰」って書き方は出来ず「こんな感じの選手」って書き方になっちゃうんですけどすんまへん。

 

 

現時点でレノファに足りてないポジションの選手ってどこだと皆さんは考えておられます?

 

 

FWっすか?

ですよね。

負傷やらコロナ陽性判定やらで本来人数的には分厚かったポジションなのに今ではスカスカですもんねぇ。

 

しかしですよ。

このポジション、もう一回書きますが、本来は分厚いんですよ。

人数的には。

なのでこのポジションに補強を入れちゃうと”死に戦力”が生まれちゃうんですよね。

そりゃ、ピーター・ウタカクラスの選手が獲れまっせ、ってなったら後先考えずに獲るべきですが、そんなもん他のクラブが先にツバつけるでしょ。

 

なのでリーグ均衡覆すクラスのバケモンFWはレノファには獲れない、と仮定して、私が思うレノファが補強すべきポジションの選手は。

 

 

MFよ。

 

 

多分ですけど、レノファは今後名塚監督の長期政権が予想されます。

で、名塚監督は”4-1-2-3”は絶対変えないと思うんですよね。

てことでこの予想を前提に考えると、欲しい選手は・・・チョンソンリョンでしょ、山根でしょ、谷口でしょ、ジェジエウでしょ、橘田でしょ、家長とダミアンも・・・ってごめん、話が逸れた。

 

まぁ、”4-1-2-3”をやる以上全てのポジションにリーグ平均以上の、何ならずば抜けた個の力を持つ選手を揃えたいんですけども、そういう未来の理想は置いといて。

 

現状のレノファを見て特に思うのが「中盤の運動量足りねぇ」なんですよねぇ。

いや、前に出る池上だったり、田中渉、それに神垣だったりは頑張ってますし、充分すぎるほどやってくれてると思いますが、その控えが居ないんですよ。

 

私はレノファの現メンバーで組める理想の中盤は”神垣・池上・田中渉”だと思ってます。

 

ただ、この3人に90分フル出場、それをシーズンフルでっていうのは求められないじゃないですか。

っていうかそんな選手日本にも、世界にも居ませんて。

 

てなわけで夏の移籍市場ではこの3人の控えの獲得に動いて欲しいんですよね。

 

さらに理想を書いちゃうんですけど、自分が応援してるチームが中盤を3枚にしてる時、その3枚を誰にしたい?って聞かれたら「ミルナーミルナーミルナー」でしょ。

そんな感じで私もレノファの中盤を「ガッキー、ガッキー、ガッキー」に出来んかなぁ、ってずっと思ってるんですよね。

 

ファイナルサードでのクオリティがどうなるか分からんのですけど、少なくともこうすれば守備とビルドアップで今後レノファが困ることは無くなるよね、とは確信してます。

 

なのでこの夏はまずはガッキーを2人、シーズンオフに池上は個人昇格するでしょうし、田中渉は仙台に帰るでしょうからさらにガッキーを3人獲得して、来年は本家ガッキー、夏に獲得したガッキー2人で先発、残りのガッキー3人を先発組ガッキーと入れ替えながらシーズン疲労をためないように、パフォーマンスが落ちないようにやりくりする、と。

 

私も書きながら「何書いてんだ?」と思いましたし、ガッキーのゲシュタルト崩壊を起こしましたが、皆さん大丈夫ですか?

 

まぁ、神垣のように走れて賢くて技術も(特に相手FWとMFの間のラインでのプレーは絶品)あるような選手でなくてもいいんで、とにかく運動量のある選手をください、っていうことです。

 

運動量有ってもワケ分からん追い方する選手が居るのも事実ですが、そういった選手を成長(魔改造)するのがレノファの矜持やでぇ。

 

プライドと意地を持って改造してくれたまえ。

 

 

大体こんな感じです。

レノファの中盤は上手いに越したことはないですが、そも運動量が無いと務まらない構造になってます。

運動量・技術・賢さ・強さといったすべての要素が揃った選手を一発で獲得するのは難しいと思います。

まじで神垣当てたのは奇跡かレノファのスカウトがマジモンだったかのどちらか(あるいは神垣自身の努力で勝手に成長したか、もしそうだったとしてもそういう選手を引き抜いたスカウトすげぇ、なんですが)で、基本的には運動量重視で残りの要素は現場で育てます、っていうのが普通の流れになるんじゃないかな、と。

ユースでも高卒でも大卒でも(この場合は夏に2種登録、特別指定)他クラブからのレンタルでも(これなら来年も居てくれる保証が欲しい)獲得でも何でもいいんで「中盤に走れる選手を」お頼み申す。

 

 

 

 

 

以上で雑談終わり。

さてぇ、ここから岡山戦を振り返りたいんですが、ごめん、疲れてきました。

色々思うところや気になるところがあったんですが、めちゃくちゃ省略して感想をまとめちゃいます。

 

 

結果は 0-1 で敗戦。

 

 

岡山が普段どんなサッカーやってるかはいつも通り知らんのですけど、徹底した”中央締め・撤退守備”だったなぁ、と。

攻撃時細かくビルドアップで繋いでくるというより前線への蹴り込み。

なんかたまにレノファを崩してたんですが前線に蹴り込んでたんで、まぁ、そういう戦い方をチョイスしたんだなぁ、と。

 

秋田やピッコr・・・じゃなくて田坂監督が率いてた頃の栃木味にあふれる印象でした。

 

対してレノファは守備時には”4-4-2”で戦ってましたね。

前節を思えばとても良かったと思います。

あの時は沼田や田中渉がよく分からんプレスしてましたけど、沼田を相手のSBになるべくマークさせ、何が何でもと相手CBへ無謀なプレスをさせませんでした。

大槻・山瀬の2トップで相手CBにプレスさせてましたが、どうしても空いてしまうCB柳の方へのプレスを沼田が我慢してたのはちょっと感動。

欲を言えば山瀬のところでもう少し運動量が欲しいんですが、今節でも山瀬は狙いを持ってよくやってくれていたように思います。

 

攻撃時には岡山が中央を閉めて撤退していくので、サイドがガラ空き。

ってことで主に左サイドが多かった気がしますが、左右のサイドからそれぞれ何度も決定機を作れてました。

インサイドハーフの山瀬が今節では池上のようにボールサイドに寄って来ることも無く、中央でボックス内に入ろうとしてたのも良い印象でした。

ここも欲を言えば、中央が堅い岡山に対してニアゾーンを崩す、あの島屋と池上のコンビが得意なやーつで攻めてほしかったですが、まぁ、概ね見てて満足だったです。

 

 

この試合では岡山が”中央締め・撤退守備”というゴール前でブロックを作るやり方をチョイスしてきたので、レノファの全ての関係者が「失点したら終わり」と思って挑んでいたと思ますが、結局先制点を奪われてしまった、と。

 

 

ゴール前でブロックを作るチーム相手にやってはいけないこと。

それは”たとえ事故であっても失点してはいけない”です。

まぁ、分かっちゃいるけどやっちまったもんはしょうがないですし、名塚はんも

 

「1点取られても、2点、3点と取れる攻撃ができれば問題ないと思います」

 

ってコメントしてるので、うん、まぁ、頑張ってくださいな。

 

 

先制点喰らった後はおしいシーンを何度も作りますが得点は奪えず、と。

 

これね、もうしょうがないですよ。

あのブラジルだって日本相手にゴール前でブロック作られたら(何度もポスト直撃のシュートがありましたが)ワケ分からんPKでしか得点出来なかったんですから。

 

ブラジルに出来んことがレノファに出来るわけないやろ、って感想です。

 

 

 

こんなところで試合の感想は終わり。

最後にこの試合で気になった細かい点を書いて終わろうと思います。

 

シーズン序盤から、そして今節後半の終盤にかけて顕著に現れた現象として、レノファって「”4-4-2”プレスに弱い」んですよね。

 

具体的に書くと、相手の2トップにレノファの2CBとアンカーを消されて、相手のサイドハーフにレノファのSBをマークされる状態に弱い、ですかね。

 

いやー、ハマっちゃうんですよねぇ、これが。

 

シーズン序盤は橋本がボランチのところに、最近では生駒がボランチの方(内側に入る)ことでCBからウイングへのパスコースを作ってましたが、なんかこれがチームの狙いになってないように見えるんですよね。

あくまで橋本や生駒のアドリブ臭がするんですよ。

なんかSBが低い位置で張ってて、相手のサイドハーフにつかれてるのにも関わらず強引にパス出して、受けたSBの個人技で相手のサイドハーフを剥がせぃ、が通常になってるように見受けられます。

(この無茶ぶりにそれなりに応えてる橋本、生駒、そして桑原が異常)

 

ここは一つ、工夫を入れませんかね?

 

普通にアンカーの謙介をディフェンスラインに落としゃいいんですよ。

で、この時に空いてしまう相手のFWとMFの間のラインに、一般的にはインサイドハーフ落として、ウイングに中入ってもろて、SB上げると思うんですけど、レノファは「ウイングが幅を取る」チーム。

そんなこと出来まへん。

ってことで、ブラジルの守備よろしく、ここも他のチームのやり方パクろうぜ

 

(今やってるか知らんけど)”マリノス式ビルドアップ”や!

 

アンカー落として空いちゃうラインにこちらのSB入れちゃえ。

いわゆる”偽SB”という名の”SBのボランチ化”よ。

ここに来るのが橋本と生駒になるんで、正直橋本はそこでいいのか?と思わなくもないですが、逆にレノファが取れるやり方としてこれしかなくね?と思うので橋本には我慢してもらう方向で。

きっと彼のキャリアの中でいつか必要になるでしょ。

多分。知らんけど。

 

これならレノファが苦手な「”4-4-2”プレス」剥がせると思うんですけど・・・どうでしょうねぇ。

 

なんか名塚はんってビルドアップに関して「GK、2CB、アンカーのダイヤモンドで相手剥がせ」みたいなコメント結構してるんでやらないような気しかしませんが。

 

「危なかったら蹴るというサッカーはしたくないです」

 

ってコメントしてますし、「個人技で剥がせるようになんなさい」というアプローチだけでなく、チームで解決していってほしい案件なんですが。

っていうかここ最近は相手にハメられきってる時、関を中心に前線に蹴っ飛ばして逃げてたように見えてたんですが・・・、まぁ、なんか上手いこと良い感じのところが見つかるといいですねぇ。

 

 

キャプテンの渡部が試合後に

 

「グッドなチームだけどストロングではないというか、勝ちきれない。そこが自分たちの課題だと思います。」

 

ってコメントしてましたね。

確かにねぇ・・・、ってコメントですな。

まぁ、レノファってやけに志高いことやってますし、その中で内容が良くなってってるんですけど、突き詰めてしまうと全然まだまだなんですよね。

偉そうにすんまへん。

コンセプト自体は応援したくなるものだけに、クラブ・チームに関わる皆さん、頑張ってください。

応援しか出来ませんが、精一杯応援させてもらいます。

 

 

って感じで!

ではまた!