【第30節 home モンテディオ山形戦】 ずぅ~っと転換期を迎えてるレノファについて思う事。

ありがたいことに前回の記事にコメントをいただきまして。

 

過去「相互リンクしませんか?」というコメントをいただいたりはありましたが、記事への感想コメントをいただいたのは初でして、大変驚きました。

 

わざわざ貴重な時間を割いてコメントを残してくださるわけで嬉しい限りです。

 

何分記事へのコメントをいただくのは初なもんで、返信の仕方が分からない・・・。

ってことでコメント欄での返信は次回以降への課題として、今回は記事内で返信させていただこうと思います。

 

 

まず

 

>>ああ さん

 

タイトル変えたほうがいいですよ。 いやー、レノファのサッカーは見ないほうがいいですよ  にね。」

 

 

正直「せやなぁ・・・」と思いました。

流石に「見ない方がいい」とまでは思いませんが、今、私が「レノファ山口FC」というコンテンツを知人なりに薦めるかと言ったら圧倒的「NO」なんですよね。

結果も内容も芳しくなく、サッカーにあまり興味のないライトユーザーにも、サッカーに詳しく変態的な知識のあるヘビーユーザーにも、レノファに振り向いてもらえるようなプレゼンが出来る自信が無いんですよね。

山口県にお住いのレノファサポーターの方で「みらスタにレノファを応援しに行こう!」と家族なり知人を誘ったとして「なんで?」って聞かれた時になんと答えてらっしゃるんでしょうか。あるいは答える予定ですか?

非常に気なります。

 

話が逸れましたので戻します。

 

ちょっと前までは選手起用の拙さと、それに伴う未来への期待感の無さからレノファへの興味を失いかけてましたが、最近はまた考えが変わりまして。

その辺は本文で触れようと思いますので、よろしければ本文を最後まで見てってください。

この場で言えることとしては、「ブログタイトルに準じて、レノファに対してネガティブだらけの感想だけでなく、私がひねり出したポジティブな面も書き連ねてバランス取ります」です。

私自身出来た人間ではないのでまたネガティブの渦に飲み込まれてしまうかもしれません。

その時はぜひまたご指摘いただけたら幸いです。

 

 

 

 

>>ああ さん

 

「コーチである中山元気さんがS級ライセンス取得中なので来季以降のレノファ山口の監督候補の一人では?と、推測してます」

 

 

中山コーチってS級ライセンス取ろうとしてるんですねぇ。

それは知らなかったです。

貴重な情報を教えてくださりありがとうございます。

 

私の正直な感想を申し上げますとですね。

中山コーチは山口を知り、レノファを知り、塾長・渡邉監督・名塚監督時代を(裏方として)知り、レノファに所属してる選手たちを知っている、といった点でレノファにとって非常に貴重な人材だと思うんですよ。

ですがこの方、試合後のファン・サポーターへの挨拶の時に腰に手を置いて礼をしたりするんですよねぇ・・・。

この一例だけで判断するのはよろしくないですし、普段はそんなこと絶対しないのにたまたまの瞬間を私が目撃し続けちゃっただけなのかもしれませんが(ちょっと腰を痛めてた、とかの可能性もありますしね)、な~んか現場のトップにこういうタイプの人を置いて欲しくないなぁ、って思ってるんですよ。

選手たちは監督やコーチの振る舞いを見てるはずですし、影響も受けます。

人間として年齢的に幼い選手たちが不遜な態度を取ってしまうのは微笑ましいですが(しょうがない、そういう時期は大体の人が経験してます)、だからこそ、その上にいる立場の監督やコーチにはちゃんとした振る舞いをしてほしいんですよね。

中山コーチが自身の裏方としてのキャリアで「暴れん坊キャラでイく!」と決めてるんだったら話は変わりますがね(だとしたらもっとやれ、と思いますが・・・そんなコーチ需要あるんかいな?)。

 

まぁ、人って時間と共に考え方や言動が変わっていくもんですし、私としてはこの辺りは「今後に期待」って感じです。

 

仮に中山コーチがS級ライセンスを取得して来期以降監督が出来る資格を得たとしても、レノファで指揮を振るうのは次(名塚監督の後任)の次になるのではないでしょうか?

名塚監督の次は、おそらく「お友達内閣」路線のレノファとしては山本ヘッドが次期監督候補で、中山コーチはその時のヘッドコーチなんじゃないかな、と。

個人的には「霜田ファミリー」の一掃、そして渡邉監督を彼が望むスタッフ陣で笑顔で再度お出迎え(かつ「2年でJ1」縛り無し)、が理想ではありますが、現実的には名塚→山本→中山が既定路線だろうなぁ、と思ってます。

 

いずれにしろ、来期以降中山コーチがいきなり監督に任命されることは無いと思われ、少なくとも一回はヘッドコーチ職を挟むと私は睨んでます。

 

 

 

 

以上で返信を終わらせていただきます。

私、確かこのブログを始めた時にコメントを「承認制」にせず、書いたらすぐに記事に載るように設定してたはずなんですが・・・なぜか承認が必要になってました。

基本的に「相互リンクのお願い」的なコメント以外は全て承認させていただきます。

よっぽどコメント欄が荒れるようなことになれば方向性を考え直す必要もあるでしょうが、まぁ、そんなこと起きんやろ、って思ってます。

ですので「なんか一言モノ申してぇ」とか「これ、どう思うー?」とか、なんなら「最近おもろいことあった?」とかでも構いません(特に深い理由も無く最近官能小説を読み始めたんですが、これは非常に素晴らしいモノでした。その素晴らしさを布教したい気持ちがあったり・・・なかったり・・・ラジバンダrrr)。

私なんぞに気兼ねする必要は微塵もありません。

お気軽にコメントくだしゃい。

 

あ、そうだそうだ。

Twitterで私のブログに言及してくださった方々をお見掛けしまして。

ありがとうございます。

私が気が付けば、になってしまいますが、Twitterでのツイートでも拾わせていただけばと考えています。

「クソが!」「ボケが!」といった発信に関しては「すんませんすんません」としか書けませんが・・・。

 

このブログは普段レノファの試合を見ながら嫁に早口でブワ~っとまくし立ててることなんかを文字でまとめてる、そんな代物なんですが、なにがしら言及いただけるとやはり嬉しいものでして。

 

ブログ形式ですと私のレノファへの感想を一方的に垂れ流すだけになってしまって、他のレノファに興味のある方々がレノファのことをどう思っているのか分からないんですよねぇ。

知りてぇ・・・。

という気持ちがありますので、よろしければお時間のある時にでもコメント・なにがしかの言及をいただけたら嬉しいので、よろしくお願いしゃす。

 

 

 

 

さて、ここから本文、今節homeで行われた山形戦を振り返っていこうと思います。

 

 

・・・。

と言ってもなぁ・・・。

この試合の感想って「いやー、凡戦でしたねぇ」なんですよねぇ・・・。

 

 

レノファがこの試合でひどいのはここ6試合勝ち無しで結果が出ておらず、内容の方も課題を一向に解決しようという気配さえ見せないので予想がついてましたが、なんか山形もひどかったんですよね。

よそ様のクラブに対してこういうことを書くのは気が引けるんですが、ホント、あの渡邉氏がヘッドコーチやってんのに「なんでこんなことになってんの?」っていう。

 

というのも、山形、攻守に約束事が決まってないように見えたんですよ。

山形が前からプレスを行う際、一体どういう決まりになってたのか定かではないんですが、レノファ側から見てDFとMFの間のライン・エリアがスッカスカになってまして。

レノファが偶然にもこのラインに渉と謙介が立ってた時なんて山形のボランチが釣られまくるわプレスは緩いはで、大変ひどい、攻撃されたい放題になってました。

ビルドアップに関しても、後ろを3枚にしたいのか何なのかよく分からず、DFとMFのライン・エリアに何人立ってほしいのかもあいまいで、全員がフワフワしたポジショニングを取り始めていて攻守に「統制が全く取れていない」印象でした。

 

 

おかしい・・・。

なにかがおかしい・・・。

圧倒的違和感・・・。

 

 

渡邉くぅん、きみぃ、ひょっとして戦術のところでなんも口出してないやろ?

 

 

前回対戦時から違和感はありましたが、今回で確信しました。

渡邉ヘッドコーチ、ヘッドコーチとして山形をJ1に導く気無いですわ。

彼、絶対今年は「見」に回ってますでしょう。

山形を知り、モンテディオを知り、選手を知り、に徹してるやろ。

監督のモフモフさんはどう考えても続投の可能性ほぼ0でしょうし、来年以降山形の監督として羽ばたくために準備してるやろ?

そうなんやろ!

流石です!!!

 

いやー、ホントこの人やべぇわ。

私この人好きすぎるわぁ。

なんか行動に理知的なモノをビンビンに感じるんですよぉ。

 

仙台で成功して、山口で失敗した理由。

 

私はそれを「時間(期間)」だと思ってたんですよ。

ほら、渡邉氏がレノファに来た時って「霜田村」に単身で、だったじゃないですか。

関とか渡部とか教え子もセットで呼びはしましたが、顔見知りのスタッフは居なかったですし、塾長がチームを焼野原にして(渡邉監督が練習時に「こんなことまで教えなアカンのか・・・」って感じたというニュアンスのコメントをされてたと記憶してます)、かつその放火の残党メンバー(霜田ファミリー)が残ってて、新規選手以外は「成長 > 勝利」に染まってた選手たちが居て、っていうワケ分からん状態だったと思うんですよ。

この辺を加味して、渡邉氏としてもあれだけの辣腕をお持ちですから、新たな場所で監督として再び薔薇色のキャリアを歩みたかったと思いますが(歩めるだけの実力もありますし)、「まずはチームの雰囲気を冷静に見れて、どこが良くて、どこに問題があるのか」をジャッジできるヘッドコーチから始めたのには優秀すぎて肝が冷えます。

 

この試合、レノファは山形のめちゃくちゃの守備に対して相変わらず「”2(GK込みで3)+アンカー”」でわざわざ自分たちからハマりに行くし、山形としてはレノファがハマりに来てくれてるのに守備が緩すぎて前進されてるし、渡邉氏からしたら「なにやってんだ?こいつら」だったでしょう。

 

そういう「オレだったらもっと上手くやるのに!」を少なくとも1年は我慢しなきゃならないのは分ってたと思いますが、レノファでの失敗を踏まえて、将来大きく羽ばたくためにググっと堪える選択をしたのは凄まじいなと感じます。

 

意外ともう自身が監督をする時に備えて「こいつは軸やな、取り込んどこ(囲っとこ)」「コーチには○○呼んだらイケるなぁ、グヘヘ」とか皮算用してたら笑えますがね。

ストレス?いや、別にないッスよ、的な。

「ボクガ カンガエタ サイキョウノ ヤマガタ」作りに忙しいんで、みたいな。

 

 

山形フロント陣が「渡邉くん、君思ってたより大したことないねぇ。ポイだよ、ポイッ」って放出してくれたりしたら最高なんですがねぇ。

全力でうちの小山向かわせますんで、ちょっとアマプラかネトフリでも見てのんびりお待ちください案件ですがな(社長、すんません!鼻で嗤って許して!)。

まぁ、レノファのサポーター感情としても、シーズン途中退任で逃げたように見える(ジャンボ!石原GM!マジのガチで説明不足だったところ反省せぇよ!あれだけの逸材にもうレノファで指揮を執ってもらう可能性を潰したんやからな!もうジャンボおらんけども!)渡邉氏の監督再任を快く思わないでしょうし、名塚→山本→中山の既定路線を崩すことは無いでしょうから渡邉氏の去就は関係無いのかもしれませんけどね。

 

ただ、もちろん渡邉氏がレノファの監督として再任決定!を夢見てたりはしますが、もうね、どこでもいいんで渡邉氏が100%中の100%で腕を振るえる環境を作ってあげられるクラブよ、現れろ!と願ってるんですよ。

単純に見てみたい。渡邉監督の120%を。

絶対Jリーグに革命起きると確信してるんで、頼むよぉ・・・。

どうか私が生きている今の世界線が、渡邉氏に良き出会いが有り、Jリーグに革命が起きるものでありますように(合掌)。

 

 

すんまへん、私の渡邉氏へのキモい愛が留まることを知らないのでこの辺で一旦止めます。

あぁ・・・後ろ髪が痛てぇ・・・。

 

 

今節の試合の総括としては「凡戦。凡戦。どっちもとてもじゃないけど客に見せていいレベルのパフォーマンスではなかった試合。最後は選手が頑張って強引に決めた山形が1-0で勝った。それだけのこと」これで終わりです。

 

試合後解説の中島氏が「両チームとも恥ずべき試合はしてなかった」とコメントしてましたが正気を疑いましたね。

確かに両チーム選手に恥ずべきところはありませんが、名塚監督もクラモフスキー監督も大いに恥じて反省してほしいもんです。

あんな客に見せるのも、ましてや金を取ることも許されないような凡戦を演出したのはあなた方二人なんですから。

 

プンスカプン、ですね。

 

私が黒髪ロングの清楚系美少女じゃなくてすんまへん・・・。

 

 

 

 

最近の私であれば、ここから名塚監督含めた現場スタッフ陣への呪詛を書き込んでスッキリしてたもんですが、冒頭返信で書かせていただいたように、ちょっと考え方が変わってきまして。

 

その辺のことを最後に書いて今回は終わりたいと思います。

 

 

まず、私は「レノファ山口FC」を見る際

 

「フロント陣」

「現場スタッフ陣(監督やコーチ)」

「選手」

 

に分けて(失礼ながら)評価してるんですよ。

 

 

で、ですよ。

私は現時点で「フロント陣」「選手」に何の不満も無く、むしろ本当によくやってらっしゃる、私が予想して以上の行動・結果を弾き出してると感じてます。

 

 

まず「フロント陣」。

 

小山社長が来られて本当に変わりましたねぇ。このクラブ。

宣伝・広報の部分でとにかくよく動く。

今節では”とろサーモン””きただにひろし氏”を呼んで、残念ながら来場者数はまたしても5000人を切ってしまいましたが努力を見せてくれました。

確かにゲストを呼ぶこと自体はジャンボ時代にもありましたが、ジャンボから感じるのは単発感、小山氏から感じるのは連発感。

またサポーターの方々の意見を募りながら、スタジアムに足を運んでくれる人を増やすためになんかおもろいことするやろ、という期待が持てるんですよねぇ。

「まずはスタジアムに5000人呼ぶ。次は6000、次は7000、いつかは満員」に挑戦し続けてくれるだろうなぁ、と思えますし、そう思わせてくれるだけの行動力を既に見せてくれてますからね。

 

もっとぉ・・・。

もっとやぁ・・・。

小山はん・・・。

 

な欲しがりな私も居ますが、現時点ではもう充分ですよねぇ、と満足してる私も居るので満たされつつワクワク出来る不思議な感情を持ってます。

 

 

お次、宣伝・広報ではなく「強化(補強)」の部分。

 

まず、最近ユース出身でトップ昇格第一号の伊東がレンタル先を変えました。

 

 

www.renofa.com

 

 

これ、裏で大人たちがどういう事情で決断した案件なのかは分かりかねますが、私から見える範囲で感想を述べるとしたら「すげぇ」「優しいな」です。

 

この案件、去年浦和からレンタルで来たGK石井と似てるな、と。

 

貸出先のクラブとしては、対象の選手に「他クラブで練習して来てみてほしい」ではなく「試合に出場してほしい」なんだな、っていう。

伊東は確か来年で”大卒1年目選手”と同じ年であり、そういう扱いになる選手です。

まだちゃんと調べてないんで適当要素満載で書きますが、レノファの”大卒1年目選手”ってポジションにもよりますが、大体「年間10~20試合出場」くらいは達成します。

去年、今年と伊東はFC神楽しまねにレンタルされてますが、ほぼ出場機会が無いんですよねぇ。

レノファとしては、おそらく今年の伊東に来年以降レノファで「年間10~20試合出場」を達成出来るくらいに仕上がってほしいはずで、現状のままだとそれが難しいからレンタル先を変えました、今回の一件はこう見えました。

 

福井ユナイテッドFCは去年起がレンタルされてバチクソ出場機会を得たチーム。

もちろんチーム内競争は当然あるわけですからだからなんだ、ではありますが、クラブからここまで大切にされてる(仕上げてほしい、仕上がってほしい、を感じるレンタル先変更)伊東には、ぜひとも粋に感じてもらって頑張ってほしいですね。

期待させてもらってます。

 

 

お次、ビッグニュース。

 

 

www.renofa.com

 

 

いやー、ははは。

前が帰って来たよ。

マリノス、山雅研修を終えてキャプテン経験まで積んだ、今のレノファにピンズドな男がご帰還されたよい。

 

小山・石原体制では「元レノファ所属の帰還命令補強」が目立ちますが、その路線を踏襲しつつ考えうる中で最高・最強の補強を成し遂げましたね。

素晴らしいです。

 

今シーズンの名塚体制では絶対にお披露目は無いでしょうが「前・ガッキー」のダブルボランチが実現可能になったという事実に体の震えが止まりません。

もし実現したら私の身体の穴という穴から歓喜の汁がほとば汁でしょう。

 

 

 

 

だからこそ・・・ですよ。

これだけ「フロント陣」が”宣伝・広報”に”強化”に尽力してくれ、「選手」たちも理不尽な仕組みの中で田中渉を筆頭にビンビンに成長してくれたりとしっかり応えてくれているからこそ、後は「現場スタッフ陣」がその頑張りに追いつく番です。

 

いくら「フロント陣」や「選手」が頑張っても「現場スタッフ陣」が上手くその頑張りをコントロールしなければ全く意味がないどころか全てが無駄になります。

 

「フロント陣」が良い選手を連れて来ても、「現場スタッフ陣」がちゃんと起用せず、長所を潰すような場所で起用してしまえば”金の無駄”(山下、パウロ、ヘニキ・・・そういった選手たちへの仕打ち・・・絶対に忘れない)。

かつ、日々頑張る「選手」にその努力を報わせてあげる「現場スタッフ陣」の”采配”。

 

確かにスポーツは力・技術で圧倒的な差があれば勝利に近づきます。

ペップやクロップ、アンチェロッティが監督をしようとも、子供チームは大人チームに勝てません。

だからこそクラブや監督といった「選手」を”使う側”の人間が「選手」に”成長”を促し、相手を圧倒できる力・技術といった力量を身に着けさせようとする姿勢は否定できません。

 

ですが、だからといって「我々は相手を圧倒できる力を得ないうちは勝てません」という姿勢が許されるんでしょうか。

目の前の公式戦を”練習試合”のような扱いにまで落とし、その試合でお金を取ってお客さんを呼んで、果たしてそのお客さんは「また来たい」と思ってくれるんでしょうか。

 

クラブも「現場スタッフ陣」も、もっと欲張るべきです。

 

「勝ちながら 成長する」

 

これこそ理想で、追うべき理想なのではないでしょうか。

 

名塚レノファは

 

「成長したら 勝てる」

 

というつまらなさ過ぎる理想なんですよ。

夢も希望もねぇ。

 

 

レノファ山口FC」には「レノファの流儀」というよく言えば理念、悪く言えば縛りがあります。

 

その中で雑にまとめると、レノファは「攻撃は後ろから、守備は前から」を掲げてます。

掲げてる、というより、言い方を変えれば、こういう「縛り」をチーム内で設けてます、になるでしょうか。

 

 

その縛りの中で、名塚監督の今シーズンの試行錯誤を振り返るに、守備に関しては塾長時代を想えば本当によく動いてると感じます。

 

当初”4-1-2-3”で、3トップのウイングに”外切りのCB(へ)プレス”を敢行しボッボコに虐殺され、今度はインサイドハーフの片方を前線に押し上げて”4-4-2”を作る形をお披露目し、一定期間成果を上げましたが、最終的にこの形では前からのプレスがハマり切らないシーンが増えてきたころに(いっつもバイタルスッカスカよ)、ついにフォーメーションを”3-4-2-1”へ根本的に変え、去年同様のなんちゃって”渡邉式5-2-3”へと移行しました。

 

こういった動き、試行錯誤を攻撃、特に”ビルドアップ”でも行ってほしいんですよね。

 

渡邉監督時代を想えば全然、塾長時代を想えばちゃんと動けてる守備での試行錯誤を、”ビルドアップ”にも回してほしい、それだけのことです。

 

勘で、多分で書きますけど、渡邉監督ほど毎試合相手を見て攻守に準備するのが異端で、本来Jリーグの監督って「攻守に選択肢1個。それを磨き上げる!」みたいなスタンスがほとんどなのかな、と。

実際のところは分かりませんが、こう考えると名塚監督って実にJリーグのスタンダードに則った人なんだなぁ、と納得できる部分が多いです。

 

ですが、そうだと感じはしますが、名塚監督は守備おいては「前プレスがハマる形」を探し続けたじゃないですかぁ。

つまり「動けた」「動くつもりがある」ってことに他ならないわけで。

(「(チームに)選択肢を増やそう」というより「攻守に選択肢1個」に準じてやり方一つのままただ変えてる、に映るので切ないですが)

ならば、今節では頑なに「”2+アンカー”」のビルドアップに固執しましたが、前節ベガルタ戦の後半頭くらいは「”3+2”」のビルドアップを試して驚くほどの成果を上げた事実から、ワンチャン「攻撃は後ろから、守備は前から」に則って守備にしか工夫をしてませんでしたが、今後は攻撃(特にビルドアップ)にも工夫を入れられるようになる可能性は否定できないな、と、思うのですよ。

 

渡邉監督と比べて課題への着手が遅すぎるので(逆。渡邉監督が早すぎた、ですかね)見落としてましたが、ひじょ~~~~~にゆっくりと、段階を追いまくって変化を、工夫をしてみる「現場スタッフ陣」なのだな、と、認識を改めてます。

 

「動かない」「動くつもりが無い」ではなく「じっくりねっとり課題解決を試みてる」。

そんな組織なのかな、と。

 

課題が見つかる→10試合くらい放置→11試合目の後半で解決策を試す→それ以降5試合くらいこんな感じで試合をしてみる→6試合目くらいから後半やってたことを試合頭からやってみる

 

なんかこれぐらいのテンポでチームを回してる印象です。

渡邉監督のように毎試合準備をして挑むのは選手の負担になってたのかもしれませんしね。

レノファの選手たちには荷が重い・・・かな。

それこそ今年のベガルタの1軍選手たちになら、クラスの業務でしょうか。

それを思えばレノファの選手たちに合わせてゆっっっくりとチームを変化させてあげてる名塚監督は大したもんです、になるんですが。

 

 

素人が見て「”2+アンカー”」のビルドアップに苦しんで、関(寺門)、渡部、ヘナンが前線に蹴っ飛ばすしか結局できない現状で、たまに作れた「”3+2”」の状態でスイスイボールが前に進む現象を、プロのスタッフ陣が見逃してるはずないんですよ。

 

「(ビルドアップの形)変えるなら、今でしょ!」と感じ続けて半年以上経ちました。

転換期はとっくの昔に迎えていたのにもかかわらず「成長」の名のもとに放置されました。守備では動けたスタッフ陣ですから、ボチボチ攻撃の課題克服に着手することに期待しています。

期待はしていますが、それは「今シーズン中に選択肢増やせたらいいね」くらいのもんで、次節、その次の節で、みたいな早めの着手にはもう期待してません。

なんなら「今シーズンはついに動けなかったねぇ」まで覚悟してます。

 

「フロント陣」の中で、石原GMは分かりませんが、少なくとも小山社長は「”2+アンカー”」のビルドアップを現場に強要してるとは思えないんですよね。

 

ってことで、この通用してないビルドアップに拘ってんのは名塚監督(人狼)だけで、名塚監督がこの拘りを捨てられるかどうかを生暖かい目で見守ろうかな、と、そういう所存です。

 

 

 

 

いやー、渡邉監督のままでボランチに「前、神垣、田中陸、ヘニキ」を用意して、来年再来年でゆっくり前線で2桁得点期待出来る選手をプレゼント、っていう世界線で生きてみたかったなぁ。

名塚監督なら「右CB・前」とかやりかねないので、オラ、ビックビクすんぞ!

 

それにしても、前の獲得もそうですが、池上・吉岡・石川の負傷発覚がいつだったのかにもよりますが、「元レノファ所属の選手」路線で高井さんを獲得した「フロント陣」。

マジで凄いっすねぇ・・・。

 

「現場スタッフ陣」が「動いて」チームに「(攻守に)選択肢を増やすような」取り組みを始めらっれるっかな♪が今後の見所でしょうか。

ある意味私は名塚レノファに一回心を折られてるので気が楽です。

別に何も変わらなくても、変えられなくれも「でしょうね」と言えますから。

むしろ変わったら逆に驚きますね。

 

 

せっかくフロントが最高の補強をしてくれ始めてる現状「監督が名塚とかマジ勿体ねぇwww」とは思いますが、「Jリーグの監督は名塚監督のようなタイプがスタンダードで渡邉監督のようなタイプが異端」と頭に入れておけば、まぁ、しょうがないしょうがないと納得できます。

 

名塚監督は悪くない。

平均的なんだから。

強いて言うならレノファにひょっこり現れて異端の才能を見せて来やがった渡邉監督が悪い!

あやつめ・・・。

私の純情を散らしおって・・・。

平均的な監督では満足出来なくなってしまったではないか・・・。

ん許す!

許すから帰って来てぇぇぇ!

「前・ガッキー」のダブルボランチがコンビが見たんじゃぁぁぁ!

平均的な監督にはもったいない編成になって来てるんだよぉぉぉ!

 

 

 

 

 

しつこいですし、本音がダダ洩れて来たので終わります。

ではまた。