皆様、「第1回レノファ会議」をご存じですか?
「~レノファの未来を一緒に考えよう~」という副題の言葉の通り、レノファ山口FCの発展について、フロント陣とサポーターが建設的な議論をする場をクラブが設けてくれたみたいですよ。
やはりジャンボレノファに比べて小山レノファはオープンですね。
性質の違いなんでどちらが良い悪いという話ではないですが、私は今の方がより好みです。
この会議は6月8日に開催されるみたいで、参加方法は以下の通り。
2、 Twitterで「#レノファ会議参加希望」をつけてクラブの改善案をツイート
3、 当日会場まで行ける人(交通費は自腹やで)
この条件を満たしつつ5月20日までにツイートされたものをクラブが選定して、その中の選ばれし100名が会議に参加出来るみたいです。
過去Twitterで闇のツイートをした者達よ、震えるがよい・・・。
参加したければ常識のあるツイートをしてる方のアカウントで「#レノファ会議参加希望」をつけてツイートするんやで。
間違えたらアカンぞ?
私はTwitterは専ら見る専なもんでツイートはしませんし、当日会場に行けないんで参加資格は放棄してるんですが。
乗るしかない このビッグウェーブに
という気持ちもあります。
ということで、私はこの場を借りてクラブの改善案を提案してみたいと思います。
こっちの方がいっぱい文字書けるしね。
興味ない方は戻られるか下の方までガーッとスクロールしてください。
じゃ、いくー。
・・・。
まぁ、とは言ってもそもそもクラブへの改善案なんて無いんですよねぇ。
めっちゃ強いて言うなら「レノファのベースボールシャツもっと量産してくれぇ」くらい。
あれ、着たいねん。
かれこれ3年くらい狙ってるんですがじぇんじぇん手に入らん。
稀に「作った」情報が入って来るんですが「100枚ね♡」っていう。
少ないって!
その数だと山口県で消費されてこっちに届かんて!
まぁ、グッズとかって絶対在庫抱えたくないでしょうから数を絞って絞って生産してるんでしょうけども。
いやー。それにしても・・・、って感じです。
レノファってレノ丸とかユニフォームとかデザインセンスが抜群に優れてると思ってるんで、宣伝さえ間違えなければもっと売れるんじゃないかなぁ、なんて思うんですが。
例えば、小山社長がレノファの公式YouTubeで「共から創しよう」というチャンネルを開設されて久しいですが、社長・・・、まだ就任されて間もないので第一印象って大事だと思いますが、あれ、スーツで出演するんじゃなくてサポーターが着れるユニフォームとかグッズとか身に纏った方がいいですって。
「こういうグッズがありましてね」っていう紹介じゃなくて、あのチャンネルを見た人が自然と「社長の着てる(身に着けてる)グッズ欲しい」とか「マネしたい」と感じるような使い方はいかがでしょうかね。
「え、そんなんあったんだ!」みたいなグッズとか、ガンガンさりげなく、露骨にならない感じでカメラに映しちゃいましょう。
最悪対談相手(選手)とそのグッズ関連の会話にならなかったとしてもかまわないですよ。
最近はYouTubeとかやたら広告が流れて鬱陶しいご時世なんで、売る側が目をバキバキにして近寄って来るよりも、買う側が自発的に「欲しいなぁ」と思い立つ方が大事かな、と。
てことで小山社長には”レノファグッズのインフルエンサー”的な存在になってもろて、その流れでグッズの売り上げが伸びたらば、きっと私の手元にベースボールシャツが届く日が来るだろう、と、壮大な計画を頭の中で練って募る想いに馳せてます。
まぁ、「共から創しよう」に関しては社長の対談相手が主役、な面があると思いますんで、社長がガチャガチャうるさい格好ではなくスーツで、というのも分かるんですがね。
ってことで、このチャンネルに対しては「いつか(私が個人的に気になってる)土肥ちゃん出してね!」っていう願望だけ書き残させてもらっときます。
で、ですよ。
すんません。
私が書きたかった改善案はコレじゃないんですよ・・・。
「なんかあるっけ?」って考えて「あ、ベースボールシャツ!」と思い出して書き始めたら思いの外筆が乗っちゃって。
言うて3年くらい待ち焦がれてますからね。
文字が増えても許してつかーさい。
てことでここからが私が考えた改善案の本題。
いくよー。
先ほど書いたように「クラブへの」改善案は無いんですよ。
対象は「クラブ」ではなく「Jリーグ」。
この時点で「レノファ会議」から話が逸れてるやないかい、ではありますが、ちょ、もうちょっと話を聞いてくだしゃい。
皆様、「ハーフタイム中何してます?」。
私ね、2017年くらいからサッカーを現地で見たりしてるんですけど、去年くらいから思うところがあるんですよ。
サッカーのハーフタイム中ヒマじゃね?
最初の頃は良かったんですよ。
ダゾーンで見てた選手たちが目の前で練習してるぅ、っていう感動があったりして全然飽きなかったんです。
ただね、流石にもう慣れたわい。
今となってはトイレ行くか、飲食物買いに行くか、スマホ見るか、だけの時間になっちゃってるんですよねぇ。
この時間もったいなくね?
エンタメってお客さんの感情の緩急が大事なんで、ハーフタイムは選手もお客も休む時間やで、っていうのも分かるんですが、それでリピーター増えますかね?
お客さんに「ああ、面白かった」と感じさせる機会を増やした方が「また来たい」と思ってもらえる確率高くならんでしょうか。
てことで、ハーフタイム中になんかイベントやろ?
現状私が見たことあるのは味の素スタジアムでの「チアダンス」のみ。
これはこれでJリーグの伝統芸みたいなもんだと思うので残してもらっといて、なんか新しいこと始めましょうや。
「チアダンス」って大雑把に分類すると「見て楽しむ」類でサッカー見てるのと感情が変わらないんですよ。
なので新たにブチ込みたいのは「参加型」のイベント。
レノファに絞って提案させていただくと「レノ丸とPK対決!」やりましょう。
ハーフタイム中に、お客さんが、ピッチに立つ。
っていう中々体験出来ない貴重なお時間をご提供しちゃいましょう。
(ハーフタイム中にレノファサポーター席側のゴールをお借りする)
レノファには「レノ丸」「吉永達哉」「兼頭のぞみ」「トクダトモヨ」というどのクラブにも存在しない唯一無二の人材がいます。
兼頭さんが対象のお客さんを引率、吉永さんが実況(盛り上げ・サポーターへ分かりやすく何がどうなってるのかを説明)、レノ丸は・・・分るな?お客さんが蹴った方と逆へ飛べ、真正面に来たらゴールネット方向へ弾け、で、決まったらゴール裏のサポーター席の前へ移動してトクダさんのヒーローインタビュー、その後応援団の方々の許可が下りればお客さん+3人+1体でヤマグチ一番踊る。
これら一連を大型スクリーンで追えば完璧です。
まぁ、私はFIFAやJリーグが定めてるハーフタイム中のレギュレーションなんて知らんですし、この時間に行われてた選手たちのアップどうすんねん、っていう問題があったりするんですけどね。
でもハーフタイム中にチアダンスが出来るなら、その時間にちょこっとペナルティエリア付近をお借りするくらい出来そうなもんですけどねぇ。
先ほど名前を上げさせていただいた、レノ丸を除いた3名とクラブの関係がどんなもんかも分からないんですが、契約とかその辺の事情さえ整えば、この3名は「レノファを盛り上げる」というイベントにかなり尽力してくださると思いますので、ぜひ「お客さん参加型の試合中のイベント」をやってみてほしいんですが。
多分クラブマスコットキャラとPK対決、って試合「前」なら色んなクラブがやってると思うんですよ。
そうじゃなくて試合「中」にやってほしいんですよね。
スタジアムにお客さんが入ってる中で選手目線でピッチに立てる、っていう体験を提供してみてほしいもんです。
レギュレーションの違いはありますが、プロ野球は既にやってるんですよね。
イニング間にお客さんをフィールド内に入れてイベントするの。
空気で膨らんだミットを構えたバカでかいキャッチャーの人形相手に、そのミット目掛けてボールを投げ込む遊び。
あんな感じのサッカーでも出来んかなぁ、って。
プロ野球に負けるな!です。
#レノファ会議参加希望
てことで改善案終わり。
最後の「#」は気にしないでください。
参加出来ないのは自覚してるんですけど、なんか付けたくなっちゃったんです。
しょうがないよね。
乗りたいんだもの ビッグウェーブに。
最悪ハーフタイム中にセンターサークルで「相手マスコットキャラ VS レノ丸」やってくれてもええねやで。
「ああっと、ヴィヴィくん、レノ丸のマスク(頭)に手を掛けたぁぁぁ、これはいけなぁぁぁぁぁい!」
って実況してる吉永さんとか見てみたいし。
やだなぁ。
冗談ですよぉ。
レノファ公式が「第1回レノファ会議」の情報をリリースして私がその時思ったことは心残りなく書けました。
ここからは試合を振り返っていきたいと思ます。
今節はawayで甲府戦。
去年3位につけ、監督の個人昇格こそあったもののほぼその時の主力選手の慰留には成功したクラブ。
新監督が余程変なことをしなければ選手たちのモチベーションも高いでしょうし、今年も昇格候補の筆頭と言って差し支えないでしょう。
今年はなんか出だしで躓いたみたいですが、結局ここまでの試合でプレーオフ圏内に入ってきてるわけで、やっぱり今年も強い甲府。
荒木、山田、長谷川、浦上、いや、ズルいって。
荒木の調子が良くないみたいな話を甲府の掲示板で見ましたが、それでもJ1にいても何ら不思議の無い選手たちがゴロゴロおりやがりますわい。
レノファとしてはこの試合を含めた4戦が今シーズンの分水流になりえるだけに(シーズン上位で終われるか下位に沈むか)、なんとか甲府相手とは言え勝ち点1以上を狙いたい試合。
ヴェルディ戦みたく「虐殺は止めて」と願いながらの観戦となりました。
結果は 1-1 の引き分け。
試合開始2分で失点をかまして町田戦を思い出した方、手を挙げて。
ハ~イ(挙手)
あの時はhomeバフがあっての逆転劇だったのかなぁ、な一面もあったかと思うので、シチュエーション的にはリメンバー町田戦ですが、この試合は今シーズン未だ勝ち無しのaway戦やねん、ちょっとひっくり返すのはきついかなぁ、なんて思ってましたけど何とか追いつけましたね。
恐怖の4戦の初戦を、苦手なawayで先制されながらそれでも引き分けに持っていけたのは素晴らしかったですね。
home町田戦の成功体験も影響あったんでしょうか。
嬉しい結果でした。
この試合は早すぎる先制点で甲府の戦い方が引き気味になったり、甲府が”3-4-2-1”から”3-4-3(3-4-1-2気味)”へ、そして”3-5-2(中盤逆三角形)”へと守備陣形を変えていく中で、それでもレノファが攻め手を多彩に変えることで崩したりと、両チームの試合中のやり合いが見ていてとても楽しく見応えのある一戦でした。
あの甲府相手にあれだけバカスカ枠内にシュート打てたんですから大したもんです。
この試合は早すぎる失点を喰らっちゃいましたが、あのシーンは「ディフェンスラインを上げよっかぁ」と後ろ全体を前に押し上げようとした結果起きちゃった、ある意味事故的なやられ方だったのかな、なんて思うんで、どうか裏を取られた真鍋を必要以上に責めないであげてほしいです。
事故的なやられ方とは言え本人が一番悔いているでしょうから、周りがなんか指摘する必要はないかと。
多分ラインを上げるタイミングとかを渡部、ヘナンたちと共有し直すでしょうから大丈夫ですよ。
レノファの前プレスの際、珍しくウイングは自重して(相手のWB警戒だったですかね)、インサイドハーフの山瀬とアンカーの佐藤謙介が鬼のような運動量で前線を駆け回ってましたけど、ごめん、ちょっと笑っちゃった。
若手が自重してベテランが走り回る光景って面白すぎるやん。
自信を持って書きますけど、謙介にそれやらせたらアカンですって。
謙介はん試合開始20分くらいで「あれ、もう90分やり切った?」ってくらいヘロヘロになっちゃうタイプなのに守備に駆けずり回させたら持ちませんて。
まぁ、流石に「謙介さんもうちょい頑張って」という気持ちが無いわけではないですが、前半からアンカーを最前線に出していくやり方をチョイスしたなら神垣が先発でしょう。
とはいえ、この辺はチーム内のヒエラルキーやらパワーバランスやら普段の振る舞い方やら試合プランやら色んな事情があっての「それでも謙介先発」だったんでしょうから何とも言えんのですがね。
今シーズン前半でヘロヘロになった謙介が後半やらかす、っていうのを何度も見てきてるんでハラハラしました。
「チームがバスで移動してる中謙介さんだけ走って会場入りしてる説」を唱えたくなるくらいには謙介の体力少なさおかしくないか?って感じるんですが、逆に言うと体力あるうちはリーグでも屈指のパフォーマンスを見せてくれる選手だと思ってるので、どうかいい感じの起用法が見つかるといいんですが。
ま、この辺は今後のお楽しみということで。
甲府のプレスの形が変わろうと関、渡部、ヘナンが中心となってフリーのSBに渡し、そこから張ってるウイング、ハーフスペースで相手のWB、CBが困る位置にポジショニングを取るインサイドハーフのどちらかにボールを入れながら攻撃するレノファ。
この辺を掘り下げても面白そうなんですが、それはスッ飛ばして、個人的に見ていて感激したことを書いて終わりたいと思います。
まずは「島屋ウイング起用」。
これ。めっちゃ嬉しかった。
最近まで「神垣がアンカーやり始めた関係で、神垣の代わりが出来る選手が居なくなった」「だからこそ島屋をベンチに入れといて欲しい」と書いてましたが、意外と島屋インサイドハーフ起用がハマらなかったんですよね。
去年のシャドーをやってる感じだとインサイドハーフもこなせそうな印象だったんですけど、上手くいかず、なんなら島屋にやってほしかったプレーは山瀬がこなすようになって来てて、どうする島屋?!だったわけですが、ウイングとして帰ってきてくれました。
サイドは島屋の本職、ですよね?
この監督含めたスタッフ陣による保有戦力の最大化、平たく書くと「選手を見捨てない・切らない」姿勢が本当にうれしかった。
ただでさえ前線の選手がケガや、誰か分かりませんし特定する気なんてさらさら無いですがコロナ陽性判定出ちゃって人員不足気味だった、というような事情もあったとは思いますが、とにかくうれしかったです。
早速その島屋が同点弾を演出する崩しのパスを入れてましたし最高な気分です。
次に「渡部途中交代」。
今節キャプテン渡部が後半81分に交代しました。
私は2019年から毎試合レノファの試合をウォッチしてるんですが、これ、衝撃を受けました。
レノファってキャプテンを試合中に交代することってまずほとんどないチームなんですよ。
それでも交代するときは間違いなくケガによるもの。
ただ、この試合、見てるだけだとケガっぽくなかったんですよね。
レノファのキャプテンが試合中にケガで交代するときは、大体痛みで立ち上がることも出来ないようなとき。
渡部、歩いて外に出れてました。
現場の人間にしか分からないレベルのケガだった可能性もありますが、これが「パフォーマンスによる交代」だとしたら大したもんだなぁ、と。
今シーズンも元気にフル出場してる渡部ですが、この試合の後半半ば辺りからめちゃくちゃ攻守に精彩を欠き始めてた印象だったんですよね。
それこそ「前半の謙介・後半の謙介」レベルでパフォーマンスが落ちてました。
普通にケガか蓄積的な疲労の所為でしょ、と思ってたんですが、よく交代に踏み切りましたね。
それでも絶対にピッチに立たせ続けると思ってましたから本当に驚きました。
なんだかレノファが立ち回り上手くなってきた印象を受けました。
「戦力切り捨てない」
「キャプテンはスタメンフルという固定概念に縛られない」
サプライズの連続でしたよ。
チーム・組織がいい意味で生まれ変わってきてる、成長してきてるのを見れて驚きと嬉しさで困惑もしてるんですがね。
次はどんなサプライズがあるんでしょうか。
私は将来的にでもいいので「石川のインサイドハーフ(再?)コンバード」が見たいなぁ、って思ってます。
それでは!