【第15節 away ツエーゲン金沢戦】 悔しさは残るものの落ち込む必要のない敗戦。

いえ~い。

小山社長~。

見てるぅ~。

 

(※ニュース番組でスタジオからレポーターへカメラが切り替わった際に移り込もうとしてくる野次馬のテンションで)

 

 

 

 

GWも終わりヌルヌル仕事をし始めてはいるものの、まだ本格的に忙しくは無いのでその前に今節の感想でも書こうかなってブログを開いてみて驚きましたよ。

 

 

またPV数が跳ね上がってんすけど?

 

 

あ、これ以前経験したことあるやつや。

あの時は「なにげなくレノファ応援日記」さんというブロガーの方がこのブログを紹介してくださったから起きた現象で、今回もそんな感じでどなたか心優しい方がまた紹介でもしてくださったんかな?

 

って考えが頭をよぎりましたよ。ええ。

 

ただ最近の私は(GW前に仕事でやらかしてしまってて)良いことが起きても悪いことが起きても「やってしまったか?!」と自分に対して疑心暗鬼な周期なもんで。

 

PV数が跳ね上がった原因が私の何かしらのやらかし・・・え、え、え、炎上・・・?

ってビビり散らかしてましたよ。

GW前のやらかしさえなければ「どなたの御好意じゃろう?」ってニッコニコでその方を探してたんでしょうけど、今はそんな時期じゃないもんで「仕事だけじゃなくて趣味のブログでも怒られるとか勘弁してよぉ」と泣顔で原因究明に勤しみました。

 

 

で、判明しました。

 

 

先日・・・いや、昨日?ですかね?

レノファ山口FCの社長、小山氏がこのブログのことをTwitterでツイートしてくれたんですよ。

 

 

え?

ちょ、まじかよ・・・。

今回も炎上では全くなくてホッとしたんですけど違う意味でビビりますやん。

 

社長・・・。

このブログ見たことありますのん?

っていうかなんで知ってらっしゃるのん?

 

 

いやー、一回でも社長がこのブログを目にしてるんだったらもっとキレイな言葉を並べときゃ良かったぁ、とか、まぁ、色々思うところはあるんですけど、真面目な話、今回の一件で私は本当に救われました。

 

 

「最近更新が遅いんで、少し心配してます。お互い頑張りましょう!」

 

 

と、私のようなどこの馬の骨ともわからん若輩者にエールを送ってくださったんです。

小山氏の真意は分からないので推察するしかないのですが、私は言葉通り心配・激励と受け取らせていただきました。

 

「仕事で失った信頼は仕事でしか取り戻せない」って大ちゃんにプレーで教えてもらって前を向けたとはいえ、まぁ、それでもやっぱりGW明けの仕事は怖かったんですよね。

 

そんな時にこのツイートがビビり散らかしていた私の背中を優しくポンと押してくれたんですよ。

 

 

小山さんにこの場を借りてお礼申し上げたい。

意図したか否かは問題ではなく、とにかくあなたの言葉で私は救われました。

また頑張っていけると自分自身で確信出来ました。

本当にありがとうございました。

 

 

このブログが「レノファ山口FC」というコンテンツの盛り上がりのほんのわずかな一助にでもなれれば幸いです。

仕事ではなく趣味でやってるもんで保証は出来かねるんですが、まずはご指摘いただいた更新頻度を上げて行くところから始めていきたいな、なんて考えてます。

 

 

でも私「ながら」でブログ書けないんすよぉ・・・。

仕事と仕事の合間ぁ、とか。

しっかりブログ書く時間作って「いざ、参る!」ってやらないと書けないタイプなんですよねぇ。

ってことで更新頻度に関しては「善処します」っていう「行けたら行くわ」くらいの言葉の信用度だと思ってください。

よろしくお願いします。

 

 

あ、PV数の跳ね上がり方的に、おそらく社長のツイートから飛んで来られてこのブログを初めて見るよ~、という方が大勢いらっしゃるかと思うので、改めてこのタイミングで自己紹介させてください。

 

このブログではレノファ山口FCに対する私の感想や、予想的中率過去実績0%の予想なんかを書かせてもらってます。

つまり私が「今後レノファはこうなる」と予想したらそうはならないわけで、私が「明日は晴れだ」と書いたら翌日必ず傘を持ち歩くようにする、みたいな使い方をしてもらったら幸いです。

もうどうしようもないくらい暇で暇でしょうがない、そんな方に自分のケツのホクロを数える、自分の舌の位置の最適位置を見つけてみる、肘の皮には痛覚が無いことにニヤつき始める、のようなことさせるくらいなら、このブログを読む方がなんぼか有意義な時間を提供出来ると信じております。

打ち上げ花火のような派手な盛り上がりではなく、線香花火ような静かな盛り上がりでもよろしければご覧になってってください。

 

 

 

 

 

さて皆さん。

社長公認の(ゲス顔)我がブログ。

本題は~じま~るよ~。

 

 

 

 

 

早速試合を振り返っていきたいところなんですが、まずは気になるニュースから。

 

 

www.renofa.com

 

 

これ。

去年2人、今年1人。

そして誰もいなくなった。。。

 

我がレノファ山口から「テクニカルコーチ」の役職が消滅いたしました。

 

「テクニカルコーチ」っていわゆる「分析官」ですよね?

シーズン前は対戦相手の分析を山本ヘッド・三木コンビでやってるもんだと根拠なく思ってたんですが、今後対戦相手を分析するのは誰の仕事になるんでしょうか。

 

え?土肥ちゃん

土肥ちゃんがやんの?

土肥ちゃんGコーチぞ?

 

ていうか、前回「レノファはスタッフ含めて上手く回ってるんでしょうね」って書いちゃったじゃん。

舌の根も乾かん内からそのスタッフの一人が退任しちゃったよ、おいぃぃぃ。

 

まぁ、言うてシーズン中にコーチが退任するのは珍しいっちゃー珍しいことですが無くはないこと。

レノファに一つしかないポストの人間が退任されることに驚きはあるわけですが、別に騒ぐようなことではないのかな、と。

ただ、退任に際して本人のコメントが発表されなかったのは・・・色々邪推しちゃいますよねぇ。

 

ただ、こういう事こそ当事者たちにしか分からない事情があるもんでしょうから私からはなんも言えないです。

色々「それは的外れだよぉ」と反論したくなるような事を言われたり書かれたりする案件かなと思いますが、クラブと三木氏が決断した結果な訳ですから私はそこは尊重したいな、と。

短い期間とは言えクラブに貢献してくれた三木氏の今後のキャリアに幸多からんことを祈ってます。

 

 

 

 

では試合を振り返っていきたいと思ます。

 

今節はawayで対するは金沢。

 

今シーズン金沢はhome勝ち無し。

レノファはaway勝ち無し。

 

この試合は外弁慶が内弁慶をhomeに迎える試合っていうなかなか面白い構図だったんですよね。

 

まぁ・・・引き分けが妥当なんじゃない?

 

なんて思いながら観戦してました。

 

 

レノファはこの5連戦で「岸田を休ませたい時どうする?問題」というCFケガ人だらけで代わりがいないチーム事情に「CF・大ちゃん」という解決策を見出しました。

山瀬ワントップとか色々紆余曲折あったわけですけど、まぁ、なんとか解決に辿り着けたわけです。

ってことで5連戦の最終戦となる今節は、5連戦の内直近3試合でスタメンフルで出場してる大ちゃんと岸田でワントップを乗り切るもんだと思ってたんですよ。

 

ところが今節岸田お休み。

 

ベンチにGKと沼田を除いてMF登録選手だらけだったですね。

中盤の選手が佐藤健太郎、島屋、神垣、山瀬といまして、飽和気味。

おそらくゲームプランとして理想は大ちゃんが元気なうちに勝ち越して後半”3-4-2-1”で逃げ切り。

大ちゃんが萎んできた時にタイスコアならやり方変えずに山瀬ワントップという禁断の果実に再び手を伸ばすか、いつもの兒玉ワントップ。

っていう2パターンを想定してたんじゃないでしょうか。

 

 

”CF(ケガ人だらけで)不足”というチームとして大きな問題を抱えつつ迎えた5連戦をここまで2勝2敗で終えていたレノファ。

チーム一丸で問題を乗り越えてきた5連戦の集大成を勝利で終え、5連戦勝ち越し、away初勝利を飾りたい一戦。

 

 

 

 

結果は 0-1 で敗戦。

 

 

 

 

レノファは試合を通して何度も決定機を迎えるも決められず、最後の最後で浴びたカウンターに沈んでしまいました。

 

 

この試合元レノファ戦士の小野原がボランチで先発してましたね。

池上に背後から襲われて蹴られたり、ヘナンにどさくさ紛れで蹴られたりしてましたが笑顔で好プレーを続けてました。

決定機も阻止されましたし、小野原が元気そうで何よりでした。

 

 

この試合大雑把にまとめてしまえば、大体の方が同じ印象だと思うんですが「複数回迎えた決定機の内一つでもゴールに入ってたらレノファが勝った」という感じだったのではないでしょうか。

信じられないことに今節のレノファの選手が打ったボールのほとんどが枠を捉えていただけに悔しかったですね。

試合内容としても、5連戦の最終戦ということで両チームの選手共に疲れが見えはしましたが、レノファに話を絞って書くととても素晴らしいものでしたしね。

 

ウイング起用時の大ちゃんのシュートはことごとく枠を外れていくのに、CF起用時の大ちゃんのシュートはほぼ全て枠を捉えるのは見ていて面白かったです。

 

 

大雑把な感想はここまで。

次は印象に残った細かい内容に触れていきたいと思ます。

 

 

まず、前半の金沢の守備なんですが、ボールの奪い所はどこだったでしょうか。

おそらく、きっと、多分自陣に近い位置だったんじゃないかな、というのが私の印象です。

金沢の前線の選手たちは、前からハメに来はするものの、それは”奪いに行く”というものではなく、後ろの選手たちのために”パスコースを限定させる”意識の方が強かったのではないでしょうか。

レノファのCB、渡部・ヘナンへのプレスの際に露骨に縦は捨てて横を切ってたので、前半は中盤の辺りでボールを刈ろうという狙いだったのかな、と。

この試合では珍しくアンカーの佐藤謙介選手へのプレスが緩やかだったので、レノファのCBからインサイドハーフへのパスを潰す気マンマンでゴザルに見えました。

 

 

金沢の守備がこんな感じだったもんで、前半のレノファは色々探りを入れてみつつ攻めに関して最適な崩し方を模索してたような印象でした。

インサイドハーフ佐藤謙介と同じ位置くらいにまで落としてダブルボランチにしてみたり、なんかが前半早い内に見られた工夫の一手でしたかね。

ただそれは金沢としては放置でいいみたいだったんであまり有効打にはならなかったですね。

 

その後はやたらボールが入っても呼吸が出来る時間が何故か与えられた佐藤謙介による前線裏へのフィード。

こちらもことごとく出し手と受け手の準備が嚙み合っておらず「謙介さん、ひょっとして勘で出してます?」疑惑が浮上するくらいには一回もタイミングが合いませんでしたね。

まぁ、これに関しては最近の試合で佐藤謙介がボールを持って前を向かせてもらえる試合の方が少なかったんで本人も周りも驚いちゃっただけかな、なんて思ってます。

シーズン序盤は謙介からウイングの裏へ、なんてありましたけど、最近は先述の通り中々高い位置で前向かせてもらえてなかったですからね。

久々にやることは上手くいかんよね、っていう。

 

 

CBからインサイドハーフがダメ、インサイドハーフボランチ(相手FWとMFの間のエリア)の位置に降ろしてもダメ、謙介の一発フィードもダメ、ってことでお次はCF・大ちゃん落とし。

 

 

個人的にはこれが一番効果的だったんじゃないかなぁ、という印象でした。

金沢のCBがつくべきか、それともボランチがつくべきか迷ってように見えましたし、おそらくレノファのインサイドハーフのところをボールの狩場に設定していたであろう金沢守備に混乱をもたらすことに成功してたんじゃないでしょうか。

 

うん。間違えてらゴメン。

私にはそう見えたって話。

 

ただあんまり何回もこの攻め方はやらなかったですね。

理由は分らんけども。

 

前半を見て思ったのは「レノファって前半だけでこんなに色々攻め手を変えられるようになったんだなぁ」ってこと。

正直これが良いのか悪いのかは分かりませんよ?

これだけ攻め手を変えて意思疎通できるのかな?とも思いますし。

が、見ててワクワクするのも事実な訳で。

こんな感じでジワジワジックリコトコト相手をうかがって「これだ!」って攻め手を決めてから確実に仕留められるようになったら絶頂モンですやん?

 

 

後半に向けて両チームどう修正してくるか正直検討つけ辛いなぁ、と思いながら後半開始。

 

 

如実に変えてきたのは金沢。

前半は前プレスに関して”パスコースの限定”を優先してた印象の金沢前線でしたが、後半は”奪いに行く”プレスに変化してきました。

 

 

以前のレノファはこのガッチリハメに来るこのやり方に完封されてましたけど、GK関を中心に今は意識を変えて来てまして。

昔はそれでも強引に後ろから回して自滅してましたが、今はある程度の割り切りと言いますか、CB・SB・アンカーを抑えられたら前線(インサイドハーフ・ウイング・CF)へのフィードで逃げるんですよね。

 

 

てことで金沢の変更に対しても割としっかり対応出来てたレノファですが、後半78分頃に中盤に神垣と山瀬を投入した辺りで攻め手を変えてきました。

 

 

前からガッチリ捕まえに来る金沢に対して、アンカーに神垣、インサイドハーフに山瀬を置き、山瀬がボールを後ろで保有した際にDFの脇の位置まで降りて来るようになりました。

 

これ、レノファだと神垣しか出来ないと思ってたんですが(島屋にも出来ると信じてます)、まさか山瀬がやるようになるとは思いもしませんでした。

正直有効だったかどうかは覚えてないんですが、衝撃は受けました。

吉岡が中に絞って真鍋が上がって、といい感じで三角形が出来てたんで見ていて嬉しくなりました。

 

 

その後色々ありましたがカウンターで敗戦。

レノファはこの5連戦でやるべきことは全てやり切った印象です。

「もうちょい沼田を早くピッチに入れてほしかった」というのが最終戦の心残りではありますが、まぁ、展開的に大ちゃんがお疲れとは言え何度も決定機を迎えていて変え辛く、大ちゃんの代わりにワントップに入れる兒玉を下げることは出来ない、っていう事情があったりしたんでそこまでチンプンカンプンな采配には思えません。

 

この試合の前半を見ても分かりますが、本当にこのチームは良くなってきてると感じます。

 

出来ること、やりたいことをピッチで完璧とは言えませんが表現できるようになってきました。

今節はある意味「勝てる試合を落とした」っていう相当心に来る敗戦だったかとは思いますが、どうかチーム一同落ち込まないでほしいです。

 

出来たこと、出来なかったことを冷静に受け止めて、必要以上に自身を追い込まないで評価してもらいたい。

 

 

 

 

次節からは甲府、長崎、山形、横浜との対戦となります。

なにこの罰ゲーム。

この4戦がシーズン前半戦の最大の山場でしょうね。

ここで結果出して上位に喰いつけるか、それとも力及ばずでズルズル順位を下げていくか。

 

 

5連戦が終わって、スタッフ陣がこの連戦をどう分析して次節以降の試合に反映させていくかにも注目しつつ応援していきたいと思います。

 

(多分今度こそ梅木が帰って来るでしょうし、その時に大ちゃんをどこで起用するのか、とか、大ちゃんがCFにハマったからこそ梅木復帰を急がせないかのか、とか)