代表辞めるってよ。

皆さんは背番号「7」を付けてる選手にどんなイメージを持ってますか?

 

私は ”サイドアタッカー” です。

 

まぁ、リバプールミルナーが「7」を付けてたりするんで一概には言えませんが、少なくともSBの選手が付ける背番号ではないよね、っていう。

 

今季レノファで背番号「7」を付けるのは石川なんで、やっぱ今年も ”3-4-2-1” 継続なのかなぁ、いや、むしろ石川は元々中盤の選手だったし、それこそ「山口のミルナー」として ”4-3-3” のインサイドハーフとかやるんかなぁ、とか。

 

「今季のレノファは ”3-4-2-1” か ”4-3-3” か論争」が私の中で決着がつかない毎日です。

 

 

 

 

日々ウッキウキしながら悶々とこの論争の自問自答してたら驚きのニュースが飛び込んできました。

 

 

株式会社レノファ山口代表取締役社長 交代について | レノファ山口FC

 

 

通称「ジャンボ」こと河村孝氏が代表を辞めるんですって。

 

で、その後顧問になるようですね。

 

レノファ山口の監督、GM、社長(代表)を経験した人がついに顧問ですか。

 

人生の大半を「レノファ山口FC」に捧げてますね。この人。尊敬します。

 

 

なんで代表の座を降りるん?って話ですが。

 

どうやら「財務がやべぇ」からっぽいですね。

 

ちょっと古い話になるかもですが、以前ブログにて「レノファ山口FC 短・中・長期経営計画(2013~2020)」を紹介させてもらいました。

 

それによると経営の3本柱に「財政」「強化」「育成」を据えてるんですよ。

 

で、この中でも「育成」を中心に力を注ぎます~、って書いてあったんですね。

 

が、レノファは現在債務超過連発で、下手したら2023年シーズン以降プロライセンスはく奪もあり得る状況になっちゃってる、と。

 

もう「育成」「強化」とか四の五の言ってる場合じゃないよね~、っていう。

 

金よ、金。マネーをください。

 

まぁ、理想は <「育成」して「強化」してその実った果実(選手)を売って「財政」を潤してまた「育成」> みたいなループだったと思うんですが。

 

現実という名の壁にぶち当たっちゃいましたね。

 

そも「金」が無ければ「育成」も「強化」も出来ん、っていう。

 

 

経営に際して「育成」を先頭に考えるか「金」を先頭に考えるか、「育成」を先頭に考えた結果(コロナの影響も多分あったともいますが)債務超過連発でライセンスはく奪危機。

 

じゃあ「金」を先頭に考えましょうよ、ってことで今回の交代劇なのかな~、なんて思ってます。

 

 

新任はガチの経営者らしい小山文彦氏。

 

 

プレーヤー経験は無いようですが、東京で15年経営者として揉まれた山口県出身のレノファファン。

 

畑違いの会社に社長(代表)としてやって来たわけですが、ジャンボこと河村氏がある程度の道筋を作ってくれてるみたいですし、自身が一番求められてる「赤字回避」達成に向けて頑張ってほしいですね。

 

2023年シーズン終了後くらいまでは「赤字回避」が最優先課題でしょう。

 

プロサッカークラブの経営なんて全く分らんのですけど、「赤字回避」の為に「降格やむなし」とするのか「降格は絶対許さん」とするのか気になります。

 

「J2に居続けるための人件費」っていかほどなんでしょうね~。

 

収入面で考えたらJ3よりJ2にいる方が良いんでしょうけど、居続ける経費とか考えたら分らんですね。

 

まぁ、一般的にはJ3に落ちたら数年は昇格出来ない覚悟を決めなければならないんものなんで、普通は「降格は許さん」になるとは思いますが。

 

「赤字回避」の為に「経費は落とし」つつ「収入は上げ」、「J3に降格しない程度の戦力は確保し続ける」っていう中々に難しいミッションを託された小山氏なわけですが、まぁ、その、倒れない程度に頑張ってください。

 

どんな手を使うんでしょうか。

 

ガチ経営者ならではの金の工面法のようなものを披露してくれるんですかね。

 

楽しみです。

 

 

 

 

グチャグチャ書いてきましたが、正直「クラブの財政事情なんて知らんがな」っていうのが本音です。

 

私が数個の油田でも持ってれば話は違うんですけど、一消費者でしかない私からすれば「エンタメ企業の財政気にしてもしょうがないよね」っていうスタンス。

 

その辺は経営のプロが何とかしてちょうだい。

 

「レノファに金使いてぇ」って客なりスポンサーなりに思わせる施策を作りゃいいんです。

 

客であり一消費者である我々はその施策を楽しめばええんです。

 

 

てことで「レノファの財政がやべぇらしい」というのは頭の片隅に追いやって「代表交代」というエンタメに対して、財政以外で新任の代表に期待したい事でも書いていきましょう。

 

 

そりゃもう「強化」ですよね。

 

前任のジャンボから「強化面もシクヨロ~」って言われてるみたいですし、これは期待せざるを得ないやん?

 

ジャンボ体制では現場への評価がズレてたり二人三脚感がなく、フロントの理想を押し付けてる印象がありました。

 

流石に新任の代表が「レノファの流儀?知らんわ、そんなもん」っていうスタンスは取れないと思いますんで、ある程度「レノファの流儀」に沿った強化をしていくとは思うんですよ。

 

てことでもう具体的に書くと「ボランチ何とかしてくれ」と言いたい。

 

抽象的に書くと「現場の声をもっと反映してちょうだい」ですかね。

 

「前からボールを奪いに行ってショートカウンターやれ」って言うのに今シーズンのボランチの強化が田中渉、山瀬獲得って狂ってるやろ。

 

こんなん現場が求めてるとは思えないんすよ。

 

あくまで主導権はフロントが握ればいいと思いますけど、「レノファの流儀」の解釈に関してもっと現場とすり合わせよ、ね?

 

 

まぁ、当面は「赤字回避」に専念するでしょうし慣れも必要ですから、大きく自身の色を出す、なんてことは出来ないと思います。

 

 

出せたとしても2023シーズン以降でしょう。

 

ここまでになんとか「赤字回避」「降格回避」を達成出来れば、いよいよ、って流れになるでしょうか。

 

 

高卒やユース卒に関しては答えが出てませんが、大卒に関してはレノファは非常に優秀なスカウトを有しています。

 

ジャンボが顧問として残りますし、ジャンボ体制の良いところは踏襲しつつ、良くなかったところを是正しつつ仲良く手を取り合って進んでほしいものです。

 

組織はでかくなると派閥が出来ます。

 

たまにJリーグのチームで訳分からん補強したりするところがありますが、あれ、派閥争いの所為ですやんかぁ。

 

幸い反面教師となるクラブに恵まれてるリーグなんで、どうかレノファは同じ道を辿らず余計な回り道無く歩んでほしい。

 

 

 

なんかシーズン後にジャンボの挨拶が聞けなくなるのは寂しいですねぇ。

 

どうしよ?

 

小山氏の弁舌が渡邉監督並みに軽やかやったら。

 

・・・。

 

いや、嬉しいわ。

 

秒でジャンボ忘れる自信ありますわ。

 

22日の新体制発表会見が楽しみですなぁ。