前回の続きをやっていきます。
残すは【FW・監督】。
じゃ、いくー。
< FW >
7、高木大輔
”帰ってきた大ちゃん”。
ガンバ研修を終え今シーズンレノファに復帰。
研修先で前めのポジションは一通り経験したみたいですが、レノファではサイド起用のみ。
最終的には研修前に慣れ親しんでた右WBに落ち着きました。
ちょっと流石に筋肉付けすぎでないかい?
名古屋の相馬よろしく来シーズンは体重落とした方がいいと思う。
9、岸田和人
”帰ってきたエース”
高木や島屋のように個人昇格先から帰ってきたわけじゃないんだけども、去年渡されたJ3への切符が片道切符でなくてよかった。
なんか知らんけど渡邉監督も名塚監督も岸田にポストプレーさせてたんですが、本来はそういう選手じゃないと思う。
前線で賢く激しく守備しながら相手CBと駆け引きしつつ相手ディフェンスラインを押し下げたり、味方へのスペース提供や逆に味方が空けたスペースに飛び込めるタイプの選手なんでないの?
岸田自身がそういうポストプレーとかやれるようになっときてぇ、って主張してるんだったらしょうがないけど。
岸田・梅木(小松)の2トップコンビで鬼プレスして、相手CBに絶望を与える試合がもっとあってもよかったんじゃないかなぁ・・・。
16、浮田健誠
広報に愛されてる男。
去年ルーキーながら7得点を記録した怪物が今シーズンWBやらされるとは誰も思わんかったよね。
まぁ、当時は左サイドからのクロスがしょうもねぇのしか上がらなかったんでキックの上手い浮田にやらせよか、っていうのも致し方なしだったのかな、と。
来シーズンは左WBにチートがいるんで、浮田のキック精度の高さをクロスではなくシュートに使えるようになります。
クロスに対して相手CBの死角から飛び込めるレノファでは珍しいタイプなので、来年は”怪物復活年”にしてほしいなぁ。
18、小松蓮
先日レンタル延長なし、松本復帰が発表されました。
小松はレノファで覚醒させたかった。
前線の選手でプレスのやり方が分らなかったら小松をマネとけばおk。
賢くて強度もあった。
が、呪われてるかのように得点できなかった。
松本の訳分からん強力FW陣もJ3降格で解体されるでしょうから榎本・小松コンビで前プレスが上手かったころの松本に戻せばいいよ。
霜田臭のする名波監督に前プレスが仕込めるのかは知らんけど。
24、梅木翼
成功例しかない”レノファが獲得した大卒”。
まぁ、間違いなく”ネクスト山下”。
今シーズンのプレーを見て、レノファにいたころの山下よりかはオフザボールの動き方は上手いと思いました。
当時の山下のような理不尽に決めてくる感はありませんが、ポストプレーに関しては梅木の方が上手いような気がします。
来年さくっとレギュラー獲って二桁得点して、千葉経由して鳥栖に行こう。
31、草野侑己
バケモノ。何この人。なんでレンタルに出されたの?
ボール握るチームよりカウンター主体、J1の下位チームとかに行ったら活躍しそう。
38、河野孝汰
”レノファの至宝”。
高校生なのにレノファに在籍してる誰よりも”相手CBとMFのライン間で仕事ができる”バケモノ。
「長州のレヴァントフスキ」の異名を持ってるみたいですが、多分似てるのは「ベンゼマ」なんじゃないかな、と。
レノファだとシャドーやってますが、おそらくワントップで自由に降りて来たりしながらボールに関わりつつ最後フィニッシュ、みたいなプレーが得意なんでない?
アキレス腱の大怪我で全治6ヶ月。
多分復帰できるのは来年の夏ごろくらいになるんじゃないでしょうか。
再来年くらいにレギュラー獲ってオランダに行ってオリンピックでレギュラー、まで私には見てるよぉ。
43、大槻周平
渡邉監督に「ピンポイントで獲得した」と言わしめた決定力不足解消の秘密兵器。
夏に千葉からレンタルでやって来た救世主候補。
チーム事情があったとはいえ明らかに調整不足にもかかわらず、合流直後からレギュラー起用。
結局調子が上がってきたのは渡邉監督退任後、っていうね。
シーズン後のファン感謝祭で、チーム対抗のキャプテンに任命されてたんで多分レンタル延長か完全移籍で来年もレノファにいるんでしょう。
2022年のFW陣は2019年と似た構成になるんじゃないでしょうか。
山下 → 梅木
工藤 → 大槻
岸田 → 岸田
いや、知らんけど。
< 監督 >
・渡邉晋監督
一言でいうと「レノファには早すぎた人材」。
渡邉監督がレノファで9ヶ月間見せてくれたサッカーは、塾長のサッカーで荒廃した私の心に潤いを与えてくれました。
この試合ではこうなったから次の試合ではこう、っていう当たり前の積み重ねをレノファにもたらしてくれました。
前も書きましたが塾長が3年かけて作れなかった”前プレス”の形をたった半年足らずで作ってしまいました。
監督人事に失敗すると時間を大幅に無駄にするんやなって実感を伴って知ることが出来ました。
今後はぜひちゃんとしたまともなチームで指揮を執っていただきたい。
「J1に行く」と主張しそのために行動した結果フロント、コーチ、選手から反発が出るようなクソみたいなチームにこの人はもったいなさすぎる。
甲府なら別に監督が先頭に立って「本気でJ1」とか言わなくても選手がもう「J1行きてぇ」ってなってるでしょうし、フロントもコーチ陣もその為のサポートのノウハウも持ってるでしょう。
渡邉氏自身が甲府にルーツを持ってますし、山口と違って味方も多いはず。
田中陸も楠本も勝ち点6もあげます。もうほしいものであげられるものがあったら全部持ってっていいっす。
「ワタナーベ甲府」でJ1、ひいてはJリーグを席巻し、革命を起こしてください。
・名塚善寛監督
渡邉監督退任を受けシーズン途中に監督昇格。
なんか知らんけど名塚監督に代わってからセットプレーでの得点が爆増し無事残留を決める。
その後お役御免かと思いきや続投決定。
この人がやったことと言えば渡邉監督のサッカーの全否定とスクラップ&スクラップ。
そこが評価されての続投ですからある意味「レノファらしさ」の被害者であり共犯者。
「攻撃は後ろから、守備は前から」という「レノファの大本営の意向」を汲み取った思想の持主ながら「じゃあそれをどうやって形にするか」のノウハウは持ってないように見受けられます。
なんてったって霜田ファミリーの一人なんですもの。
「こうしてぇなぁ」のアイデアはあるものの「どう実現するか」にまで頭が回らないのは当たり前。
塾長本人よりも狂ってませんがウンコに”まともなウンコ”なんてものはないんですよ。
「あのウンコに比べればこのウンコの方がマシ」なんて言葉があると思いますか?
ウンコはウンコです。
ちょっと言いすぎました。
もっと言います。
来年も何らかの言葉で「J1目指す」ということを掲げると思うんですよ。
それは、まぁ、プロチームとして当たり前なんで別にいいとして。
実現可能な訳ないじゃないですか。
戦術がない監督据えてJ1目指せるほどバケモノ級の選手揃えられんの?って話ですから。
無理でしょ。
山口に徳川の埋蔵金埋まってましたっけ?
てなわけで来年順位には興味ないんですよね。
よくて10~15位前後ですよ。
ただ、順位には興味ないんですけど、どんな選手が出てくるのかには非常に興味があります。
戦術が無いってことは逆にバケモノ級の選手が出てきやすい環境である、とも言えるのかな、と。
戦術理解が足りなくても(いや、そもそも無いから足りる足りないの話じゃないんですが)練習頑張ったら試合に出れるわけですから、このチームは。
その出場チャンスさえ得られればバケモノ級の選手は結果出しますよ。
結果を出した選手は外さないのが霜田ファミリーです。
しばらくはレギュラーくれます。
そこで数字残して個人昇格するような選手の出現が楽しみな訳です。
ただ、結果残してレギュラーくれても”正しく使ってくれるか”は別問題。
山下はウイングやらされました。
移籍した千葉・鳥栖ではCF起用です。
要は”踏み台クラブ”としてちょうどいいんですよね。
レノファで数字残して選手としての成長はちゃんとしたクラブで、っていう。
”箔付けクラブ”でしょうかね。どっちかっていうと。
来年の終わりには橋本、楠本、梅木、浮田辺りが昇格するでしょ。
「今日本代表でレギュラーの○○。レノファ産なんだぜぇ」って言えるのが唯一の誇りになるんじゃない?
「○○はレノファが育てた」っていうより「見つけた」としか言えないのが切ないけどね。
後半話それすぎました。
私は修練が足りん塾生なんで霜田臭のすること書き始めるめちゃくちゃイライラしちゃってどうしようもなくなるんですよね。
たかだかサッカーなのになんでこんなイライラするんでしょうね。
コレガワカラナイ。
順位に興味がない、バケモノ級の選手の出現だけが楽しみ、なんてこじれすぎやろ、って自分のことながら思いますもん。
今シーズンの終盤、名塚監督の言うことが本当なら「スタッフで話し合って、責任は私が取る」体制だったわけじゃないですか。
で、試合中の交代がやたら遅かったり効果的でなかったり問題を放置しまくってたりしてたわけですが、このチームのスタッフ全員何してたん?
なんか「名塚氏監督繰り上げで空いたヘッドコーチのところに参謀を」っていう意見が板で出てたりしてましたが、「類は友を呼ぶ」っていう言葉があるじゃないですかぁ。
渡邉監督を支えも出来なかった人が戦術的アドバイスを聞き入れる度量があるようには思えないんですよ。
すげぇ人材が来ても追い出されるのが目に見えます。
なんか霜田臭のするS級ライセンス持ってる似たような精神論者が来るでしょう。
なんか、こう、私なりに頑張ってポジティブな面探してたんですけど、橋本をはじめ、選手の個人昇格を願う以外に出て来なかったんですよねぇ。
つれぇわ。