【第41節 home最終戦 ヴァンフォーレ甲府戦】 残留確定

今節は3位様の甲府と対戦。

 

甲府としてはJ1昇格にまだ望みがあり今節含めて残り2試合何が何でも勝利したい状況なので殺る気マンマン、と。

 

レノファとしては残留に向けて勝ち点3を目指したいところですが、相手は殺意の波動に目覚めてる甲府

それでなくともなんかJ2降格圏チーム同士の対戦の結果や、果てはJ3上位チームの結果次第では最悪負けても残留が決まる、と。

 

なんか知らんけど他力でも残留が決まるかもしれない日でしたが、甲府とJ1昇格を争う京都には大きな借りがありますのでね。

 

バイスのゴールが幻となり勝ち点1をいただいた過去があるんで、ここは一つ甲府の足を引っ張り京都のJ1昇格のアシストをかましたいところ。

 

 

 

そんなこんな色んな思惑が絡んだ一戦は 0-1 で敗戦。

 

 

 

負けはしましたど先に試合してた相模原と松本が引き分けたのでレノファは残留決定。

今節の解説を担当してた中島氏がハーフタイムで盛大にネタバレしてましたね。

まぁ、いいんですけど。

 

勝利した甲府ですが、京都が千葉に引き分けたので京都が自力でJ1昇格を決めてしまいました。

 

さすが京都パイセンやでぇ。

おれらのサポート要らんかったか。

 

 

 

 

この試合を見た感想ですが、意外と3位様相手に打ち合えたな、と。

 

もっとボコボコにされると覚悟してたんですが、試合を通して見るとワンチャン勝ちもありえた試合だったな~、って感じです。

 

レノファとしては3位様相手に善戦出来たし、甲府としては昇格の夢を見れたし、結構いい日だったのかもしれませんね。

 

京都パイセンにはいつの日か借りをお返しせねばなりませんがね。

 

 

 

 

試合内容ですが、まぁ、特筆すべきものはなかったかな、と。

 

いつもより高井さんが降りて来る回数を減らして、その分裏に抜ける回数が増えてたかな~、くらいでしょうか。

 

8本シュートを打って無得点の高井さん、レノファのコーナー崩れから2回連続のミスで失点の原因になってしまった田中渉。

 

試合後高井さんは「負けたのは自分のせい」とコメントし、田中渉は泣いてたみたいですね。

 

まぁ、見てる側の無責任な一感想として「気にすんな」です。

 

チェルシーのヴェルナーなんて高井さん以上に外してますし、バルセロナのデパイだって決められない時はとことん外してます。

 

同じくチェルシージョルジーニョも決定的なミスから失点に絡むことだってありますし、これまた同じくバルセロナエリック・ガルシアも訳分からんパスミスして失点未遂をかますこともあるわけですから。

 

 

まぁ、いわゆる「サッカーあるある」ってやつでしょうか。

 

 

試合全体通して優位に運んでいても負ける時は負ける。

 

むしろスーパーなシュートぶち込んできた相手の中村を称えましょう。

 

ロングシュートを関相手に決めるとはたいしたもんです。

 

 

 

「劣勢でも1発で試合を決めてしまうところが上位と下位の差」とかそんな真剣に受け止めなくていいと思いますがね。

 

 

 

上位相手にあれだけ決定機作れたわけですから、今シーズンhome最終戦でこれまでの素晴らしい蓄積をサポーターにお披露目できたんで、チーム関係者一同胸を張ってほしいですね。

 

まぁ、願わくばもうちょっと戦力を合理的に使ってほしかったですけども。

 

 

個人的に意外だったんですが、名塚監督が試合後のコメントで

 

「ビルドアップのところもそうですが、レノファはしっかりと後ろからボールを繋いでゴールに運ぶということにトライしていますので」

 

ってあったんですけど、いや、それなら田中陸なんで干すのん、って話ですし、今節のベンチメンバー草野、梅木、岸田がいたんですけど、これ、なんなん?

 

急に霜田味出してくるやん。

 

せめてこの中から一人削って島屋入れとけよ、っていう。

 

森、パウロ、村田がベンチにいたときと一緒やないか。

 

ただでさえ交代が遅い監督なのに選手選考で自分で自分の首絞めとるやないかと。

 

一つしかないワントップの枠に3人も控えさせとくなよ・・・。

 

「5人交代制」のレギュレーションに順応してない監督やな。

 

いくら「練習でよかった選手を使う」方針でも限度ってもんがあるやろ。

 

 

 

 

と、まぁ、ホントに良くやってらっしゃるとは思いますし、残留確定という結果も出したんですけど、なんかこう・・・心残りがあるな~、って感じです。

 

贅沢言いすぎですかね。

 

残留確定という結果に満足すべきなんでしょうか。

 

 

 

 

最後に今節試合終了後に行われたセレモニーを見て思ったことを書いて終わります。

 

 

 

 

今節はhome最終戦でしたから、試合終了後にセレモニーと題してキャプテン・監督・代表取締役(今まで「社長」って呼んでた人)の挨拶が行われました。

 

キャプテンと監督の挨拶は飛ばして、代表の挨拶が実に興味深かったんでその感想をば。

 

 

気になったのが

 

「終盤に向けて ”前から行く” ”矢印を前に向けて” ”得点する” レノファらしさが戻ってきた」

 

「来年は0からのスタートになるかもしれませんが・・・」

 

の2点。

 

 

さすが我らが代表やでぇ。

 

渡邉監督の否定と名塚監督の続投無し(の可能性大)を一言二言でポロリするとは・・・。

 

歌舞きすぎやろ。

 

渡邉監督退任に際して表に出て来なかったのはやはり正解やったですね。

 

スポークスマン的な人をつけよ、な?

 

今はまだいいかもしれませんけど、その内やらかしてしまいそうよ。

 

せっかく手腕は素晴らしいんですから、変なところで躓かないように頼んますよ。

 

 

代表に対しての感想はこんな感じ。

 

次は発言に関して。

 

 

代表の発言から察する「レノファらしさ」は「”前から行く” ”矢印を前に向けて” ”得点する”」とのことらしいです。

 

「終盤に向けてレノファらしさが戻ってきた」発言から渡邉サッカーはお好みではなかったっぽいですね。

 

それすなわち「レノファのポジショナルプレーとの決別」ってことなのかな、と。

 

 

「”前から行く” ”矢印を前に向けて”」自体は霜田塾長の時から目指していて、塾長が3年かけて形にできなかった「前プレス」を半年で完成させた渡邉監督をあまり否定してほしくはないんですけどねぇ。

 

 

渡邉監督 → 名塚監督 になって明らかにアグレッシブさが増しましたから、おそらく代表が求めているレノファのベースはこういうものなんでしょう。

 

 

守備は「前からアグレッシブに」。

 

攻撃は塾長も名塚監督もコメントしてた「後ろからしっかり繋いで」。

 

 

これが代表の発言から私が推察した「レノファらしさ」。

 

 

「来年0からのスタートになるかも」発言からおそらく監督・コーチ陣を一新するんじゃないかと思います。

 

正直私が推察した「レノファらしさ」は攻守の形としては渡邉監督が作ってくれてるので全部をひっくり返す必要はないんじゃないかなと感じてるんですが・・・。

 

どうなるでしょうね。

 

 

基本レノファは ”4-4” ブロックだとスライド間に合わず守れない。

 

”5-4” ブロックにしたいけどそれだと後ろに重すぎる。

 

だから ”5-2-3(5-2-1-2)” で前から行きながらにした。

 

 

この歴史は大切にしてほしいんですがね。

 

 

渡邉監督が作ってくれたベースを守りつつアグレッシブさを足していけるような監督。

 

 

いやー、そんな人いますか?

 

 

北九州の小林監督を強奪したところですが、北九州が小林監督を手放すとは思えませんし、小林監督って基本「4バック」の人ですよね・・・。

 

「渡邉式プレス」から「小林式プレス」に大きく変わるんであまりうまくいかないと思うんですよねぇ。

 

ま、この辺りの人事も楽しみなんっすけどね。