【第35節 away 京都サンガF.C.戦】 ヘニキ Jリーグ通算200試合出場 達成す

今節もヘニキが試合に出場したのでブログを書きます。

 

 

 

ヘニキを愛する同士諸君。

 

今節右CBで先発出場したことでヘニキがJリーグ通算200試合出場を達成したぞ。

 

実にめでたいな!

 

J2トップクラスのFWウタカとのマッチアップも見応えがあって、200試合出場達成記念試合に華を添えておったわ。

 

ウタカにヘニキのヘニキが潰されかけたときは見ているこちらも下腹部がヒヤリとしたもんです。

 

 

後半菊地が退場して1点ビハインドの状況。

 

内容的にもボコボコに殴られていて終戦ムードだったわけですが、トドメのシュート(決定機)をヘニキがブロックしたのには心が躍りましたわ。

 

ウタカのシュートを足で防いだんですが、私、ヘニキがブロックのために出したその足が見えなかったんですよね。

 

早えぇって。

 

スローのリプレイでようやく何が起きたのか理解できましたよ。

 

 

そんなこんなありながら結果は 1-1 で引き分け。

 

 

一人少ない中で京都相手によくこの結果をもぎ取りましたね。

 

例のプレーで失点を防いだヘニキのおかげでもあるし、ワンチャンスをものにした草野のおかげでもあるし、明らかにゴールラインを割ったバイスのシュートを見逃した線審のおかげでもあるし、まぁ、なんか色々ありましたね。

 

 

 

 

はい。

 

終わり。

 

解散。

 

またヘニキが試合に出たらここでまた会おーや。

 

ヘニキのカッコよさをデュフデュフ語り合おうぞ。

 

じゃーのー。

 

 

 

 

で終われちゃうんですよね・・・。

 

ホント、見応えというか、語るものが何にもないチームに戻っちゃいましたね。

 

なんかこう・・・。

 

格上京都相手に準備してきたものを感じないし、ピッチで起こり続けてる問題を放置しっぱなしだし。

 

なんでこう・・・霜田一派の連中って勝つための手段が「激しく行けるようになろうよ」みたいなクソアプローチしかないんでしょうかね。

 

クソとは感じてますが、それ自体別に悪いことではなく「対峙する相手にまず負けない」というのはサッカーの基本中の基本ではあると思うので構わないんですがね。

 

とはいえそれは「前提」でしょ、と。

 

勝つための手段ではないわけで。

 

「対峙する相手にまず負けない」選手をピッチに11人揃えるのは編成の仕事や。

 

もちろん選手を成長させてその状態に持っていくというのも金の無いレノファには必要な工程だけども。

 

じゃあ「対峙する相手にまず負けない」選手にレノファの選手たちが育つまで試合捨てていいのかって話で。

 

そんなわけないやろ、と。

 

リーグ全体で見たときレノファの選手達は能力的に他のクラブの選手たちより劣ってるわけで。

 

去年最下位だったでしょう。

 

”戦術”放棄して「選手が~選手が~」「成長~成長~」なんてコメントしてるようではまた最下位ですよ。

 

 

 

 

ホント、この監督、コーチやってる時に何を見て何を考えてたんやろ。

 

渡邉監督の采配を間近で見ておきながらこのありさま・・・。

 

まぁ、あまりにも突然の監督就任なんでやり方が慣れ親しんだ霜田味になるのもある程度しょうがないんでしょうけども。

 

同情の感情もありますが、去年最下位になったやり方を再びやり始めたあたりセンスの無さを感じます。

 

 

 

 

渡邉監督が退任されて、たった2試合くらいで渡邉味を消しましたからね。

 

この人。

 

渡邉監督が積み上げた9ヶ月間をぶっ壊したわけで、これ、組織としておかしいやろって話ですよ。

 

監督とコーチでここまでポリシーが違えばそりゃ成立せんやろ。

 

逃した魚が大きすぎて喪失感に苛まれます。

 

しかも残ったのが雑魚・・・。

 

 

我々は学ばなければならないのかもしれませんね。

 

いかに優秀な監督を招聘しても、コーチ(スタッフ陣)とそりが合わなければその素晴らしい力を発揮してもらえない、ということを。

 

 

名塚監督就任直後は来年も続投する方向でしょう、なんて書きましたが、正直霜田味サッカーはもううんざりなのでJ2残留を達成してもらって遺恨が残らないような形で解任してほしいです。

 

その際「霜田一派を一掃」がセットです。

 

これやらないとレノファはいつまで経ってもJ1を目指せないチームになります。

 

いや、ほんとゴメン。

 

霜田一派をめちゃくちゃ悪者みたいに書いてますが、これ、「レノファには合わない」ってだけの話です。

 

特に戦術がなくても勝てるくらいの選手たちを抱えてるチームなら合うんじゃないんでしょうか。

 

霜田一派の良いところは「チームの雰囲気が良くなる」ですから。

 

レアルマドリードみたいなチームに合いますよ。

 

弱者としてまともにやり合ったら勝てないから戦術を用いて、というチームであるはずのレノファの指揮官ではないよね、ってだけです。

 

 

 

 

また見応えも、語るもの特になくなったレノファ。

 

相変わらず応援する気力は失せてます。

 

ほんと霜田一派のサッカー「変わらない」んだもの。

 

去年もシーズン途中でブログ止めましたが、あの時と状況は同じです。

 

「降格するかも」があるだけ観戦する動機にはなりますがね。

 

マジで「へにき しゅき」くらいしか書くことないんですよ。

 

 

てことで来年名塚監督、コーチ陣の一斉解任・退任を祈りつつ、このチームスタッフ陣の何が問題だったのかを忘れないようにメモのようなものを残しておきたいと思います。

 

ほぼ自分用です。

 

 

 

 

1、 「コンセプトは悪くない」

 

2、 「選手起用、配置がめちゃくちゃ」

 

3、 「”最強のグーを作りたい族”の時代遅れの人たち」

 

 

 

 

1、 「コンセプトは悪くない」

 

 

「前から前から」「ボールに人に攻撃」という根本的なところ。

 

これは支持できます。

 

私は以前より「金の無い地方クラブは ”ビルドアップを諦めない脳筋サッカー” を目指すべき」と主張してるので方向性は合ってるように感じています。

 

秋田や栃木のようにアフターでアタックしに行くのは一部のカルト的なサポーターにしか支持されないと思うので、そこまでのものは望んでません。

 

ただ、アフターアタックを除けばこの2チームのスピリットは見習うべきものだとも思ってます。

 

「クリーンな秋田・栃木」というベースを作れたらベストですかね。

 

 

かつこの2チームほど「ボールを握ることを拒否しない」感じが望ましいですね。

 

正直レノファが「ボールを握って相手を崩す」というサッカーが出来るようになるには相当の時間がかかると思ってます。

 

 

今節右ワイドのタッチラインギリギリの位置でボールを受けた高木。

 

すわ速攻じゃ、の場面。

 

隣のハーフレーンにいる池上が高木の外側を大回りし始めたのを見て「このチーム相手崩せないわ」と感じました。

 

そのまま真っすぐ走っていけばいいものをムダ走り。

 

レノファに5年在籍して現在キャプテンで攻撃的な選手がこれです。

 

ボールを握ってどうのこうのするノウハウを持ってないんですよ。

 

選手も、チームも。

 

 

とはいえこんな惨状であったとしても「ビルドアップ」は諦めるべきではないと思ってます。

 

ボールを握ることを「完全に」放棄してしまうのは悪手です。

 

長いシーズンでクソ暑い時期もある日本でそれは詰みでしょう。

 

みすみす試合コントロールの機会を手放すのは相手を助けてしまう行為ですし。

 

 

なので

 

・ボールを握っても崩せない

 

・でも完全に手放したら上位には行けない(体力的な意味で)

 

という条件ならば

 

・相手陣地に入ったら手数を掛けずに攻め落とす

 

を目指すべきかな、と。

 

 

相手陣地侵入まではゆっくりやればいいんですよ。

 

入ったらすぐにシュートまで持っていく形。

 

プレミアリーグブレントフォードが上手いんですよね。

 

相手を自陣に喰いつかせて前線の枚数が相手DFと同数程度になれば一気に強力な2トップに放り込む。

 

守る側は後ろにスペースがあればあるだけ不利ですから、これめちゃめちゃ強力なんですよね。

 

まぁ、ピッチに立ってる選手のフィジカル強すぎやろとか、GK込みのボール回し上手すぎやろとか思うので単純な構造ではないと思いますが。

 

どうせ「スペースを作る・使う」なんて出来ないんですよ。

 

ヨーロッパの強豪ですら出来るチーム限られてるわけですから。

 

 

どんな形であれ時代の最先端のサッカーを目指すのではなく、自チーム戦力で可能な、勝つために効率的なシステムを攻守に落とし込めてるクラブ(チーム)になってほしいもんです。


「やりたいサッカー」ではなく「出来るサッカー」で戦わないと。

 

 

 

 

2、 「選手起用、配置がめちゃくちゃ」

 

 

まぁ、名塚さんはヘニキをアンカーで起用してゲームメイクさせようとしたり、森と川井を右サイドで被らせたりしたスタッフ陣の一人ですからしょうがないのかもしれませが。

 

とかく選手の「特徴」や「配置」に無頓着ですね。

 

「前から前から」という割にはダブルボランチ佐藤謙介・田中渉コンビ。

 

縦にスライドする強度があまりにも足りない2人を同時起用ですから。

 

どうしたいんだよ、っていうね。

 

しかも2人ともディフェンスラインに降りてボールを捌くタイプ。

 

もう攻守に機能してないんですよ。

 

 

今節菊地が退場して ”4-4-1” に変えましたけど、この際、田中渉が渡部のプレーエリアに入ってきて邪魔だったんですよ。

 

まぁ、佐藤謙介もひどいもんでしたけども。

 

渡邉監督のときも似たようなシチュエーションになったことありましたが、このときは田中陸が降りて田中渉がボランチのエリアにちゃんといたんですよ。

 

役割逆じゃね?とも思いますが、取り敢えずCBのプレーエリアを邪魔するようなポジショニングはしてなかったんですよ。田中コンビは。

 

てことは現監督はじめスタッフ陣から明確に指示を受けていないってことですよね。

 

「自分で考えなさい」ってことなんでしょうかね。

 

頭、森保かよ・・・。

 

 

てことで

 

・相手を見て試合前の準備をしない

 

・自身がやりたいサッカーに適切な人員を置けない

 

・ピッチに選手を立たせる基準が「練習で調子いいかどうか」

 

・試合中にろくな修正もしない

 

・1試合1試合に対する目的がないから収穫がない

 

という致命的な人材を監督に据え続けるメリットなんてどこにもないですよね。

 

まぁ、「内部崩壊しない」というメリットはありますけども。

 

 

あくまで「上を目指すなら」ですけど、今シーズン限りでスタッフ陣(監督・コーチ)は全員解任・退任で。

 

 

 

 

3、 「”最強のグーを作りたい族”の時代遅れの人たち」

 

 

これに関しては仕方ないかなと思ってはいるんですけどね。

 

渡邉監督は相手がパーならチョキを準備して、試合中にグーに変えられたらパーに変更することが出来た稀有な監督でした。

 

こういう人、Jリーグにほんと少ないですよね。

 

日本を代表してる監督ですらアレなわけですから。

 

 

”自分たちのサッカー”とかいうクソみたいなグーをひたすら固くして、相手がパーでも殴れるようなサッカーに固執しますよね。

 

「戦術の殴り合い」なんてものがJリーグで見れる日が来るんでしょうか。

 

まぁ、少なくとも前述した池上が前線でキャプテンやってるようではレノファでそれが見れるとは思えませんがね。

 

しばらくはレノファも「最強のグー」作りに勤しむことでしょう。

 

なんならグーも、チョキも、パーも出来てないし弱いしみたいな段階ですしね。

 

 

時代遅れの人たちをチームから一掃して、サポーターが許さんでしょうけど改めて渡邉監督を招聘して、今度こそ「チーム渡邉」でレノファがJリーグに革命を起こしてほしいな・・・。

 

無理か・・・。